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今日の本「国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション」(田中猪夫/:2024年) [本]

今日の本「国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション」(田中猪夫/:2024年)

ある新刊の紹介で気になっていた
「国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション」を
図書館で手にしました。
田中猪夫氏の著作を手にするのは初めて。

著者は田中猪夫氏。他にも著作があります。
糸川英夫博士の主催する「組織工学研究会」に
参加されていたとのこと。

本書、4部10章から構成。
タイトルにあるように、糸川博士のイノベーションに
焦点をあて、糸川博士の生涯を俯瞰して語る内容。
著者は、糸川博士のイノベーションの型を
以下の3つの法則にまとめています。
・手のひらの法則
・反逆の法則
・物語共有の法則
糸川博士といえば、小型のロケット開発のことしか
知らなかったのですが、ロケットだけでなく、
戦闘機からバイオリンまで、
かなり異質とも思えるジャンルの物の開発を
されています。
さらに晩年には、「組織工学研究会」などの
研究会でも活躍されていたとのこと。
糸川氏自身の著作も多いようなので
読んでみたくなりました。
ただ新刊で手に入れるのは現在では困難。
図書館、古本で探すしかないようです。
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今日の本「ゴリラーマン40 4」(ハロルド作石/講談社:24年) [本]

今日の本「ゴリラーマン40 4」(ハロルド作石/講談社:24年)

復活した「ゴリラーマン」。
3巻でいったん終了し、
スピンオフとしてファミリー編が始まるとの告知が
あったものの、ヤンマガでは1話の掲載の後、沈黙...
しばし間が空きましたが、連載が再開され、
ようやく新刊がリリースされました。
オビには「一族の無敵なる日々!」とあります。

ファミリー編では、ゴリラーマンの一族が登場。
身体能力が半端ない一族。
本巻の後半では、ゴリラーマン一族が野球に参戦。
最初の試合では活躍できなかったゴリラーマンですが
次の試合では活躍できるのか?
ファミリー編の今後の展開が楽しみです。
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今日の本「工場」(小山田浩子/新潮文庫:2018年) [本]

今日の本「工場」(小山田浩子/新潮文庫:2018年)

どこかの書評で気になっていた「工場」を手にしました。
小山田浩子さんの著作を手にするのは初めて。

著者は小山田浩子さん。他にも多くの著作があります。
「工場」で織田作之助賞受賞、新潮新人賞受賞とのこと。
また、「穴」で芥川賞を受賞されています。

本書は、2013年にリリースされた単行本が文庫化されたもので、
「工場」、「ディスカス忌」、「いこぼれのむし」の3作を収録。
何とも奇妙で巨大な工場で働く従業員3人が
それぞれが過ごす工場の日々を語るというストーリー。
表題作だけでなく、他の2作も
ありそうで、なさそうな不可思議な日々の隙間を
さらりと救い上げる感触であり
著者独特の世界が垣間見えた感じで、
とても惹きつけられました。
他の作品、芥川賞受賞の「穴」なども
引き続き読んでみたいです。
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今日の本「カモのネギには毒がある 7」(甲斐谷忍/ヤングジャンプコミックス:2024年) [本]

今日の本「カモのネギには毒がある 7」(甲斐谷忍/ヤングジャンプコミックス:2024年)

「新・信長公記」で興味を持った甲斐谷忍さんの新作。
早いもので、もう第7巻がリリースされています。
早速手にしました。

著者は甲斐谷忍さん。原案は夏原武さん。
本作には「加茂教授の人間経済学講義」とのサブタイトルが
ついています。
そしてオビには「狙われる地方の創生事業の数々!
低迷する日本経済を救う解法がここに!」とあります。
本作では、7つの講義を収録。
本作の主人公は、「カモリズム経済理論」を提唱する、
天才経済学者の加茂洋平教授で
加茂教授が自身の経済理論をフィールドワークで実践し、
カモっている奴らを撃退するという内容。
巻末には原案の夏原武さんによるコラムも載っています。
本巻では、前巻に引き続き、
加茂教授が、加茂教授の後輩であり、
地方創生に携わる丹藤氏をバックアップ。
ラストの2講義は、体育系大学がテーマ。
ただし、大学におけるカモリズムの展開は次巻。
今後の展開が気になりますね。
次巻のリリースは7月の予定です。
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今日の本「陰陽師たちの日本史」(斎藤英喜/角川新書:2023年) [本]

今日の本「陰陽師たちの日本史」(斎藤英喜/角川新書:2023年)

オビには「安倍晴明「以後」の権力の中枢にいた!?」とあります。
斎藤英喜さんの著作を手にするのは初めて。

著者は斎藤英喜氏。佛教大学歴史学部教授とのこと。
他にも多くの著作があります。

本書、7章から構成。
本書は、2014年にリリースされた選書を加筆修正し、
新書化したものです。
タイトルにもあるように、陰陽師についての
歴史を俯瞰する内容。
終章では、2000年代初頭あたりの「陰陽師ブーム」についても
語られています。
陰陽師といえば、平安時代というイメージでしたが、
その後も現在までつながる陰陽師が行ってきたことの概要を
本書により理解することができました。
来月には、映画「陰陽師0」が公開されます。
気になるところです。
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今日の本「キャプテン2 11」(コージィ城倉/ジャンプコミックス:24年) [本]

今日の本「キャプテン2 11」(コージィ城倉/ジャンプコミックス:24年)

連載が「グランドジャンプ増刊むちゃ」から「グランドジャンプ」に
移行し、単行本化が加速している「キャプテン2」。
この3月にリリースされた第11巻を早速手にしました。

11巻のタイトルは「お花茶屋のスコアの巻」。
またオビには「その場所はすぐそこ」とあります。
本館に持ち越した、もう一方の準決勝。
決勝の墨高の相手は、進学校のお花茶屋に決定。
そして、決勝戦がスタート。
控え投手が先発し、先制できない墨高。
終盤まで0が続き、
膠着した試合展開に...
気になる結果は、次巻に持ち越しです。
次の展開が楽しみですね。
次巻は7月発売予定とのことです。
墨高は勝利して甲子園に行けるのか?
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今日の本 「70歳までに脳とからだを健康にする科学」(石浦章一/ちくま新書:2024年) [本]

今日の本 「70歳までに脳とからだを健康にする科学」(石浦章一/ちくま新書:2024年)

オビには「科学でナットク!の新常識」とあります。
石浦さんの著作を手にするのは初めて。

著者は石浦章一氏。東京大学大学院総合文化研究科教授等を経て、
東京大学名誉教授とのこと。他にも著作があります。

本書、6章から構成。
章毎にで、1つのテーマについて解説。
6つのテーマは、
・長寿とタンパク質、・肥満とダイエット
・筋肉と体力、   ・脳を物質で探る
・バイオマーカー  ・難病を治す
となっています。
気になるテーマばかりでしたが、
最も気になったのは、「筋肉と体力」。
高齢になると、筋肉の量が減るとのこと。
その対策としては、やはり運動です。
1日あたり、男性は9200歩が目標のようです。
結構、多いのですね。
平日であれば、これに近い歩数をかせげるのですが
休日は、家にいると、ここまでは歩かないです。
筋肉の量は、年を取っても維持したいですね。
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今日の本 「人間はどこまで家畜か」(熊代亨/ハヤカワ新書:2024年) [本]

今日の本 「人間はどこまで家畜か」(熊代亨/ハヤカワ新書:2024年)

サブタイトルには「現代人の精神構造」とも。
また、オビには「家畜になれば生きやすい。」とあります。
昨年刊行が始まったハヤカワ新書を、久しぶりに手にしました。
熊代さんの著作を手にするのは初めて。

著者は熊代亨氏。精神科医で、
他にも著作があります。

本書、5章から構成。
人間の家畜化が加速している現代社会について
精神科医である著者が言及した内容。
本書でも指摘されているように、
社会において、どんどん隙間がなくなってきている
と感じます。
そして、均一化していくことが、
社会から求めれれているようにも感じます。
今後、さらにこういった圧が増すと、
新しいものを生み出す力が減退し、
なんとも味気ない世界に収束していくような
怖さがありますね。
どうしたものか?
一人の力ではどうしようもない気もしますが...
さて、面白そうな著作が次々リリースされているハヤカワ新書。
引き続き読んでみたいと思います。
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今日の本「あっぱれ!日本の新発明」(ブルーバックス探検隊/ブルーバックス:24年) [本]

今日の本「あっぱれ!日本の新発明」(ブルーバックス探検隊/ブルーバックス:24年)

「世界を変えるイノベーション」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「日本では、まだまだこんなに面白い研究が生まれている!」
とあります。
先日読んだ「古代日本の超技術」にて、古代の技術の素晴らしさを
知りましたので、次は最新の発明について解説した本書を手にしました。

著者は、4名の執筆者からなるブルーバックス探検隊です。

本書、10章から構成され、
各章にて、ひとつの発明が紹介されています。
それぞれは、「産総研マガジン」に掲載された記事から
ピックアップされたもので、加筆修正し、収録とのこと。
産総研は、日本の最大級の研究機関で、フルの名称は、
産業技術総合研究所です。
どれも興味深い発明ばかり。
特に気になったのは、第8章で
「クルマが「感情」を読む!「自動運転」の驚くべき未来図」。
自動運転では、人の運転感覚など関係ないものと理解していましたが
そうではないのです。人の感情、感覚を読み取り、
自動運転を、運転しない運転者の好みに反映した走りに
カスタマイズする研究が進められているのです。
これには驚きましたね。
そんな研究までされているとは...
まだまだ様々な研究があるのですね。
このような本があれば、また手にしたいです。
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今日の本「ギャラリーフェイク 38」(細野不二彦/ビッグコミックス:24年) [本]

今日の本「ギャラリーフェイク 38」(細野不二彦/ビッグコミックス:24年)

1年ぶりにリリースされた「ギャラリーフェイク」の新刊です。
早速手にしました。
今年は「バブル・ザムライ 1」と同日のリリースでした。
オビには「アートコミックの金字塔 待望の最新刊!!」とも。

本作「ギャラリーフェイク」は、2005年に連載が終了。
11年ぶりのコミックが2016年にリリースされ、
その後も「ビッグコミック増刊号」で掲載が継続されてます。
今回は約1年ぶりのリリースとなります。
本作のタイトルとなっている「妖への道」など
5話を収録しています。
全て「ビッグコミック増刊号」に掲載された新作であり、
全て初めて読みました。
相変わらず、アートが絡んだストーリーに加えて、
認知症など、近年の状況も織り込んだ展開が
楽しめました。
おそらく1年後ではないかと思われますが、
次のリリースも楽しみです。
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今日の本「バブル・ザムライ 1」(細野不二彦/ビッグコミックス:24年) [本]

今日の本「バブル・ザムライ 1」(細野不二彦/ビッグコミックス:24年)

「恋とゲバルト」が5巻で「第一部完」のまま
ストップしていますが、ビッグコミックスから
ビッグコミックで連載中の新作がリリースされました。
オビには「最強大学生がバブル日本を斬る!!」とも。

「恋とゲバルト」の舞台は昭和43年の日本の大学でしたが、
本作はオビにもあるように、バブル期、80年代半ばの日本。
主人公は、まだ過去が今一つ不明の大学生。
用心棒などのバイトをしつつ大学に通う日々。
なぜ、ここまで強いのか?
今後明らかになるのでしょうか。
ストーリーが気になると共に、
80年代の日本という時代背景が
なんともユニークです。
6月にリリースが予定されている
2巻が楽しみですね。
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今日の本「古代世界の超技術」(志村史夫/ブルーバックス:23年) [本]

今日の本「古代世界の超技術」(志村史夫/ブルーバックス:23年)

「あっと驚く「巨石文明」の智慧」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「ストーンヘンジ、ピラミッド、マチュ・ピチュ...
現代科学で読み解く好評の技術史ミステリー「海外」編!」
とあります。
「古代日本の超技術」に引き続き、「古代世界の超技術」を手にしました。

著者は志村史夫先生。ノースカロライナ州立大学終身教授であり、
多くの著作があります。

改訂新版である本書、5章から構成され、
前書から加筆修正されています。
本書は、オビにもあるように、
世界各地にある、古代世界の超技術を紹介する内容。
本書でも各所に、著者の専門である半導体技術と比較されているところが
本書の特徴でもあります。
私として気になったのは、超技術とは直接関係ないのですが
昔の学生の頃に習った「世界四大文明」という文明史観は、
なんと日本の「世界史」独特のものとのこと。
これ、初めて知りました。
また、最近の「改訂版詳説世界史研究」から
「世界四大文明」の記述がなくなっているのだとか。
教科書も変わっていくものなのですね
さて、志村氏による著作、かなり多く、
興味深い著作ばかりの印象。さらに読んでみたいです。
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今日の本「パリのパサージュ 過ぎ去った夢の痕跡」(鹿島茂/中公文庫:21年) [本]

今日の本「パリのパサージュ」(鹿島茂/中公文庫:21年)

「デパートの誕生」を読んで興味を持った鹿島さんの著作を
もう1冊手にしました。
サブタイトルは「過ぎ去った夢の痕跡」、そしてオビには
「一歩入れば、19世紀のパリ」とあります。

著者は鹿島茂氏。明治大学名誉教授で、19世紀フランスの社会・小説が
専門とのこと。多くの著作があります。

本書は、2章から構成され、
2008年にリリースされた単行本を文庫化したもので、
構成が少々変更され、写真が減っているとのこと。
「パサージュ」を、ガラス天井の通り抜けと定義し、
パリのパサージュを、今ではないものも含めて多角的に紹介する内容。
フランス革命直後から生まれたパサージュ。
歴史はかなり古いです。
ずいぶん前にパリに行ったことはあるのですが、
「パサージュ」は見ていないです。
パリ旅行は先のリリースの単行本がリリースされる前でしたし、
パサージュの知識が全くなかった頃のことです。
見ておきたかったですね。
今後、行く機会があるか微妙ですが、
パリに行くことがあれば、パサージュ、見ておきたいです。
さて、鹿島茂氏の著作、興味深いタイトルが多いので、
引き続き、他の著作も読んでみたいですね。
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今日の本 「古本大全」(岡崎武志/ちくま文庫:24年) [本]

今日の本 「古本大全」(岡崎武志/ちくま文庫:24年)

オビには「単行本未収録エッセイや書き下ろしも収録した
ベスト・オブ・古本エッセイ」とあります。
編者としての「野呂邦暢古本屋写真集」は手にしましたが、
岡崎氏自身の著作を手にするのは初めて。

著者は岡崎武志氏。高校の国語講師、出版社勤務を経て、
フリーライターとのこと。多くの著作があります。

本書、5章から構成。
オビにあるように「単行本未収録エッセイや書き下ろし」も
収録されていますが、7割くらいが、品切れとなっている
4冊のちくま文庫から再編集した内容。
その4冊はいずれも未読で、以下となります。
・古本でお散歩 2001年
・古本極楽ガイド 2003年
・古本生活読本 2005年
・古本病のかかり方 2007年
2年ごとにリリースされていたのですね。
ラスト近くには、最近のエッセイを収録。
古本屋巡り、古本愛に満ちた内容に圧倒されました。
古本屋もいつのまにかチェーン店化しており、
著者が足を運んでいるような店舗は減ってきています。
個人経営の店に行く機会はあまりないのですが
これを機会に行ってみようかと思っています。
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今日の本「税金で買った本10」(系山冏/ヤンマガKC:24年) [本]

今日の本「税金で買った本10」(系山冏/ヤンマガKC:24年)

Webからヤンマガ本誌に移行してきた作品。
引き続き、本誌移行後の作品が収録された10巻も手にしました。
オビには「図書館お仕事漫画! 累計100万部突破!!!」とあり、
金色のオビになっていました。
かなり売れてますね。

原作はずいの氏、漫画は系山冏氏。
原作者は図書館勤務の経験があるとのこと。
本書の舞台は図書館。
図書館でバイトすることになった高校生の石平くんを中心に、
図書館で働くユニークな方々との日々を描いた作品。
単行本には、本誌には載っていない、ずいのさんによる
「図書館だより」があり、巻末には描き下ろしも収録。
今回の描き下ろしのタイトルは
「松浦さんと朝野さん」です。
以前は「中学校の図書室と石平くん」でしたが、
その後、本編の内容をちょっと補足するような
ショートストーリーになっています。
本巻では、図書館勤務のお二人の会話が描かれていました。
本巻の「74~76冊目」を除籍を補足する内容ですね。
「図書館だより」ではその除籍や裏サービスのことなどを解説。
裏サービス、知らなかったです。
さて、引き続き連載継続中の「税金で買った本」。
単行本が出たら、また買わねば。
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今日の本「望郷太郎 10」 (山田芳裕/講談社:24年) [本]

今日の本「望郷太郎 10」 (山田芳裕/講談社:24年)

「へうげもの」の終了後にスタートした「望郷太郎」。
早いものでもう10巻になります。
日本への旅はかなり長くなりそうですので、
「へうげもの」を超えるかも?
1月のリリースの最新刊、早速手にしました。
オビには、「生命の簒奪」とあります。

マリョウの選挙に出る太郎、パル、ハッタの3人。
ガソリンの精製に成功した太郎は、バイクに乗り、
「馬車争」を戦うパルにチェーンソーを渡すことに成功。
巨大なパンダの襲撃に耐え、パルは「馬車争」で何とか優勝。
しかし、裏では選挙において不正が計画され...
相変わらず予測不能な展開にわくわくしますね。
選挙の結果はいかに?
さて、次のリリースは2024年6月とのこと。予告には
「選挙戦 完全決着!!!」とあります。
少し先ですが、今後の展開がさらに楽しみです。
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今日の本「古代日本の超技術」(志村史夫/ブルーバックス:23年) [本]

今日の本「古代日本の超技術」(志村史夫/ブルーバックス:23年)

「あっと驚く「古の匠」の智慧」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「古の技術者たちの「驚きの技」を現代科学で読み解く
技術史ミステリー最新刊!」とあります。
古代の超技術に興味を持って、本書を手にしました。

著者は志村史夫先生。ノースカロライナ州立大学終身教授であり、
多くの著作があります。

新装改訂版である本書、7章から構成され、
前書から加筆修正されています。
本書は、オビにもあるように、
様々な古の技術者たちによる驚きの技術を紹介する内容。
各所に、著者の専門である半導体技術と比較されているところが
本書の特徴でもあります。
私として、最も興味深かったのは、5章の古代瓦。
 古代の瓦は自ら、「呼吸」をし、屋内の湿度調節をすることによって、
 高温多湿の日本の気候から古代木造建築物を内から守っていた
というのです。
一方、生産効率、経済性の観点から製作されている現代の瓦には
その機能が失われているとのこと。
技術が後退しているのです。
なんとも残念なことですね。
さて、志村氏による「古代世界の超技術」も本書と同時に
再リリースされています。
こちらも読まねば。
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今日の本「少年ミステリー倶楽部」(ミステリー文学資料館/編:18年) [本]

今日の本「少年ミステリー倶楽部」(ミステリー文学資料館/編:18年)

ミステリー文学資料館編のリリースであり、
傑作推理小説集の中の一冊。
映画「火だるま槐多よ」を観たので、
村山槐多さんが少し関わる著作を図書館で手にしました。
2018年リリースですが、もう買えないのです。

本書は、「少年」が重要な役割を果たす短編をまとめた内容。
本書の冒頭には、村山槐多の絵画「二少年図」があり、
その直後に江戸川乱歩による「槐多「二少年図」」を
収めています。
これは、江戸川乱歩が槐多について綴ったもので、
江戸川乱歩と槐多の関係性を知ることができました。
知らなかったですね。
次は、槐多自身の著作を読まねばと思います。
「槐多「二少年図」」によると、
 「槐多の歌える」「槐多の歌える其後」の二書は、
 いつも私の座右にある。
とのことです。
槐多自身の著作、気になります。
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今日の本「デパートの誕生」(鹿島茂/講談社学術文庫:23年) [本]

今日の本「デパートの誕生」(鹿島茂/講談社学術文庫:23年)

オビには「豪華絢爛。お客は恍惚。巨大な欲望の館、現る!」
とあります。タイトルに惹かれて手にしました。

著者は鹿島茂氏。明治大学名誉教授で、19世紀フランスの社会・小説が
専門とのこと。多くの著作があります。

本書は、5章から構成され、
1991年にリリースされた新書を改題し、
「パリのデパート小事典」を加筆したものです。
元のタイトルは「デパートを発明した夫婦」。
デパートはいつから始まったのか?
これまで気にしたことがなかったのですが、
本書により、どのようにしてデパートが始まり、
発展していったのか、理解できました。
始めたのは、フランスのブシコー夫妻。
様々な商品を販売する、百貨店という形式だけでなく、
ブシコー夫妻は、バーゲンセール、通信販売、
無料ビュッフェ、などを始めるとともに、
社員の福利厚生を充実化させたとのこと。
つまりは、サラリーマンという形態も
スタートさせているのです。
いやいや、驚きました。
このような現代に通じる様々なシステムを
「夫婦」にて始めたわけですから。
鹿島茂氏の著作、興味深いタイトルが多いので、
他の著作も読んでみたいですね。
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今日の本「The JOJOLands 2」(荒木飛呂彦/ジャンプコミックス:23年) [本]

今日の本「The JOJOLands 2」(荒木飛呂彦/ジャンプコミックス:23年)

ウルトラジャンプ連載中の「The JOJOLands」です。
ジョジョの第9部として、昨年の2月に連載が始まりました。
昨年8月に第1巻がリリース。そして12月に新刊がリリースされたので、
早速手にしました。
オビには「そのダイヤは盗めない。」とあります。

第9部は、オアフ島に暮らす少年ジョディオ・ジョースターが主人公。
「大富豪になる」という野望を抱くジョディオの物語(のようです)。
前作の「ジョジョリオン」は。ストーリーがなかなか進まない、
すっきりしない展開でしたが、
この第9部は、素早い展開でわくわくしますね。
本巻の前半では、1巻に引き続き、岸辺露伴が登場しています。
しかし、岸辺露伴の登場はここまでのようで残念。
再登場をほのめかす言葉もありますが、
どうなるのか?
そして「溶岩」の秘密が気になります。
ジョジョの公式サイトは↓
https://jojo-portal.com/
次のリリースは春頃のようです。
さらなる展開が楽しみです。
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