今日の本「ストーンサークルの殺人」(M・W・クレイヴン/ハヤカワ文庫:2020年) [本]
今日の本「ストーンサークルの殺人」(M・W・クレイヴン/ハヤカワ文庫:2020年)
少し前にリリースされた作品なのですが
あるところで紹介され、気になったので手にしました。
訳者あとがきには、イギリス版ハリー・ボッシュ とも。
著者はM・W・クレイヴン。
多くの作品をリリースされています。
訳は、東野さやかさん。
本作は、ワシントン・ポー シリーズの第1弾。
そして、英国推理作家協会賞最優秀長篇賞
ゴールド・ダガー受賞作とのこと。
ストーンサークルで次々と発見される焼死体の犯人を
処分を解かれた警官である、ワシントン・ポーが
捜査するというストーリー。
共に捜査する、ブラッドショーが
まさにポーの相棒として活躍する展開に惹き込まれ、
かなりのページ数ですが、
一気に読んでしまいました。
このシリーズ、本作以降も邦訳されていますので
次の作品も、手にしようと思います。
少し前にリリースされた作品なのですが
あるところで紹介され、気になったので手にしました。
訳者あとがきには、イギリス版ハリー・ボッシュ とも。
著者はM・W・クレイヴン。
多くの作品をリリースされています。
訳は、東野さやかさん。
本作は、ワシントン・ポー シリーズの第1弾。
そして、英国推理作家協会賞最優秀長篇賞
ゴールド・ダガー受賞作とのこと。
ストーンサークルで次々と発見される焼死体の犯人を
処分を解かれた警官である、ワシントン・ポーが
捜査するというストーリー。
共に捜査する、ブラッドショーが
まさにポーの相棒として活躍する展開に惹き込まれ、
かなりのページ数ですが、
一気に読んでしまいました。
このシリーズ、本作以降も邦訳されていますので
次の作品も、手にしようと思います。
今日の本「WEリーグ オフィシャルガイドブック 2024-25」 [本]
今日の本「WEリーグ オフィシャルガイドブック 2024-25」
先日の試合観戦の際に、
「WEリーグ オフィシャルガイドブック 2024-25」を購入しました。
セレッソの選手はわかっても、
他のチームの選手は知らない選手が多いので
観戦ガイドとして手にしました。
各チームの選手紹介に加えて、
表紙に掲載された選手のインタビュー、
そして表彰選手なども掲載されています。
しばらく試合はないのですが、
来年は、この本を持参して観戦したいです。
さて、セレッソの順位は現在7位。
5位以内にもう少しですね。
先日の試合観戦の際に、
「WEリーグ オフィシャルガイドブック 2024-25」を購入しました。
セレッソの選手はわかっても、
他のチームの選手は知らない選手が多いので
観戦ガイドとして手にしました。
各チームの選手紹介に加えて、
表紙に掲載された選手のインタビュー、
そして表彰選手なども掲載されています。
しばらく試合はないのですが、
来年は、この本を持参して観戦したいです。
さて、セレッソの順位は現在7位。
5位以内にもう少しですね。
今日の本「カモのネギには毒がある 9」(甲斐谷忍/ヤングジャンプコミックス:2024年) [本]
今日の本「カモのネギには毒がある 9」(甲斐谷忍/ヤングジャンプコミックス:2024年)
「新・信長公記」で興味を持った甲斐谷忍さんの新作。
早いもので、11月にはもう第9巻がリリースされました。
オビには、「学びの真価を測る「大学」編、佳境!!」
とあります。
著者は甲斐谷忍さん。原案は夏原武さん。
本作には「加茂教授の人間経済学講義」とのサブタイトルが
ついています。
本巻では、7つの講義を収録。
本作の主人公は、「カモリズム経済理論」を提唱する、
天才経済学者の加茂洋平教授で
加茂教授が自身の経済理論をフィールドワークで実践し、
カモっている奴らを撃退するという内容。
巻末には原案の夏原武さんによるコラムも載っています。
本巻では、前巻に引き続き、
体育系大学の罰金制度からスタート。
その後は、体育系大学の不正について
フィールドワークを実践するという展開。
ただし、体育系大学の不正の決着は次巻に持ち越しです。
今後の展開が気になりますね。
次のリリースは来年の3月の予定です。
予告によると、新章開幕とのこと。
「新・信長公記」で興味を持った甲斐谷忍さんの新作。
早いもので、11月にはもう第9巻がリリースされました。
オビには、「学びの真価を測る「大学」編、佳境!!」
とあります。
著者は甲斐谷忍さん。原案は夏原武さん。
本作には「加茂教授の人間経済学講義」とのサブタイトルが
ついています。
本巻では、7つの講義を収録。
本作の主人公は、「カモリズム経済理論」を提唱する、
天才経済学者の加茂洋平教授で
加茂教授が自身の経済理論をフィールドワークで実践し、
カモっている奴らを撃退するという内容。
巻末には原案の夏原武さんによるコラムも載っています。
本巻では、前巻に引き続き、
体育系大学の罰金制度からスタート。
その後は、体育系大学の不正について
フィールドワークを実践するという展開。
ただし、体育系大学の不正の決着は次巻に持ち越しです。
今後の展開が気になりますね。
次のリリースは来年の3月の予定です。
予告によると、新章開幕とのこと。
今日の本「人薬」(山本昌知・想田和弘/藤原書店:22年) [本]
今日の本「人薬」(山本昌知・想田和弘/藤原書店:22年)
「精神科医と映画監督の対話」とのサブタイトルがついた一冊。
先日、「五香宮の猫」を観て興味を持った想田監督と
精神科医であった山本昌知さんとの対談本を
図書館で手にしました。
山本昌知さんは、元精神科医、想田和弘さんは、映画監督。
想田監督は、山本さんに関わる映画「精神」、「精神0」を
撮っています。
本書、5章から構成された対話と、
想田さんによるプロローグ、山本さんによるエピローグから構成。
ほとんど馴染みのなかった精神病院の世界、
そして、山本さんによる新たな取組の数々を
本書により知ることができました。
また、山本さんの患者に対する接し方に
患者だけでなく、他人と自分との関係について
多くの気づきがありました。
ラストに記載された、山本さんによる短歌に
山本さんの考えが集約されているような印象。
「統合失調症などと云わずにつきあいたまえ
A君はA君 BさんはBさん」
山本さん、想田さんの他の著作も読んでみたいですね。
そして、映画「精神」、「精神0」、観たいですね。
「精神科医と映画監督の対話」とのサブタイトルがついた一冊。
先日、「五香宮の猫」を観て興味を持った想田監督と
精神科医であった山本昌知さんとの対談本を
図書館で手にしました。
山本昌知さんは、元精神科医、想田和弘さんは、映画監督。
想田監督は、山本さんに関わる映画「精神」、「精神0」を
撮っています。
本書、5章から構成された対話と、
想田さんによるプロローグ、山本さんによるエピローグから構成。
ほとんど馴染みのなかった精神病院の世界、
そして、山本さんによる新たな取組の数々を
本書により知ることができました。
また、山本さんの患者に対する接し方に
患者だけでなく、他人と自分との関係について
多くの気づきがありました。
ラストに記載された、山本さんによる短歌に
山本さんの考えが集約されているような印象。
「統合失調症などと云わずにつきあいたまえ
A君はA君 BさんはBさん」
山本さん、想田さんの他の著作も読んでみたいですね。
そして、映画「精神」、「精神0」、観たいですね。
今日の本「税金で買った本13」(系山冏/ヤンマガKC:24年) [本]
今日の本「税金で買った本13」(系山冏/ヤンマガKC:24年)
Webからヤンマガ本誌に移行してきた作品。
引き続き、最新刊の13巻を手にしました。
オビには、VTuber 白上フブキさんのコメントが載っています。
原作はずいの氏、漫画は系山冏氏。
原作者は図書館勤務の経験があるとのこと。
本書の舞台は図書館。
図書館でバイトすることになった高校生の石平くんを中心に、
図書館で働くユニークな方々との日々を描いた作品。
単行本には、本誌には載っていない、ずいのさんによる
「図書館だより」があり、巻末には描き下ろしも収録。
今回の描き下ろしのタイトルは
「高校の図書室と柴さん」です。
以前は「中学校の図書室と石平くん」でしたが、
その後、本編の内容をちょっと補足するような
ショートストーリーになっています。
本巻では、ビブリオバトルに登場する柴さんの
ビブリオバトルにはまるきっかけが描かれていました。
「図書館だより」では相互貸借ことなどを解説。
このあたりのこと、知らなかったです。
さて、引き続き連載継続中の「税金で買った本」。
石平くんは大学生になっていますね。
単行本が出たら、また買わねば。
Webからヤンマガ本誌に移行してきた作品。
引き続き、最新刊の13巻を手にしました。
オビには、VTuber 白上フブキさんのコメントが載っています。
原作はずいの氏、漫画は系山冏氏。
原作者は図書館勤務の経験があるとのこと。
本書の舞台は図書館。
図書館でバイトすることになった高校生の石平くんを中心に、
図書館で働くユニークな方々との日々を描いた作品。
単行本には、本誌には載っていない、ずいのさんによる
「図書館だより」があり、巻末には描き下ろしも収録。
今回の描き下ろしのタイトルは
「高校の図書室と柴さん」です。
以前は「中学校の図書室と石平くん」でしたが、
その後、本編の内容をちょっと補足するような
ショートストーリーになっています。
本巻では、ビブリオバトルに登場する柴さんの
ビブリオバトルにはまるきっかけが描かれていました。
「図書館だより」では相互貸借ことなどを解説。
このあたりのこと、知らなかったです。
さて、引き続き連載継続中の「税金で買った本」。
石平くんは大学生になっていますね。
単行本が出たら、また買わねば。
今日の本「成熟の喪失」(佐々木敦/朝日新書:24年) [本]
今日の本「成熟の喪失」(佐々木敦/朝日新書:24年)
「庵野秀明と“父”の崩壊」とのサブタイトルがついた一冊。
カバーには「「大人」になれない男たちを「成熟」の呪縛から
解き放つ!」とも。
庵野氏の作品は「シン・仮面ライダー」しか観ていないのですが、
興味を持ち、手にしました。
著者は佐々木敦氏。思考家、批評家、文筆家であり、
音楽レーベルHEADZ主宰とのこと。
多くの著作がありますが、
私が佐々木敦さんの著作を手にするのは初めて。
本書、序論と6章から構成。
本作は、季刊の「小説トリッパー」の連載を
加筆修正してまとめたもの。
タイトルにある「成熟の喪失」について、
庵野秀明氏の作品を軸に、江藤淳氏の「成熟と喪失」を絡めて
言及するという内容。
「成熟と喪失」も未読なのですが、
わかりやすく、とても興味深い内容でした。
庵野監督の他の作品も気になるところです。
さて、「シン・仮面ライダー」の続編の企画があると
庵野監督は舞台挨拶で語っていたとのこと。
具体的にいつということなはく、
最近「ヤマト」を監督するという記事を目にしたので
撮るとしても、かなり先になりそうですね。
「シン・仮面ライダー」の続編、観たいですね。
「庵野秀明と“父”の崩壊」とのサブタイトルがついた一冊。
カバーには「「大人」になれない男たちを「成熟」の呪縛から
解き放つ!」とも。
庵野氏の作品は「シン・仮面ライダー」しか観ていないのですが、
興味を持ち、手にしました。
著者は佐々木敦氏。思考家、批評家、文筆家であり、
音楽レーベルHEADZ主宰とのこと。
多くの著作がありますが、
私が佐々木敦さんの著作を手にするのは初めて。
本書、序論と6章から構成。
本作は、季刊の「小説トリッパー」の連載を
加筆修正してまとめたもの。
タイトルにある「成熟の喪失」について、
庵野秀明氏の作品を軸に、江藤淳氏の「成熟と喪失」を絡めて
言及するという内容。
「成熟と喪失」も未読なのですが、
わかりやすく、とても興味深い内容でした。
庵野監督の他の作品も気になるところです。
さて、「シン・仮面ライダー」の続編の企画があると
庵野監督は舞台挨拶で語っていたとのこと。
具体的にいつということなはく、
最近「ヤマト」を監督するという記事を目にしたので
撮るとしても、かなり先になりそうですね。
「シン・仮面ライダー」の続編、観たいですね。
今日の本「バブルと資本主義が日本をつぶす」(大西広/朝日新書:24年) [本]
今日の本「バブルと資本主義が日本をつぶす」(大西広/朝日新書:24年)
「人口減と貧困の資本論」とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「衰退ループにはまった日本に処方箋はあるか」とも。
タイトルに興味を持ち、手にしました。
著者は大西広氏。経済学博士であり、
慶應義塾大学・京都大学名誉教授とのこと。
多くの著作がありますが、
私が大西広さんの著作を手にするのは初めて。
本書、3部10章から構成。
近年の日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで
読み解く内容。
少し前に読んだ「資本主義の宿命」とも
重複する印象を感じた本書なのですが、
資本主義はもう末期的な状況とのこと。
人口減少を何とかしなければ、
この国に未来はないというのは、
かなり真実味があります。
本書に指摘されているように、
間違った少子化対策は修正していただきたいところです。
現行の対策は、中間層への効果が小さく、
高所得者への効果が大きいのです。
本書では、このことを
「自民党による高所得者へのバラツキ」
としています。
高所得者への優遇はやめてほしいですね。
著者の他の作品も、手にしたいところです。
「人口減と貧困の資本論」とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「衰退ループにはまった日本に処方箋はあるか」とも。
タイトルに興味を持ち、手にしました。
著者は大西広氏。経済学博士であり、
慶應義塾大学・京都大学名誉教授とのこと。
多くの著作がありますが、
私が大西広さんの著作を手にするのは初めて。
本書、3部10章から構成。
近年の日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで
読み解く内容。
少し前に読んだ「資本主義の宿命」とも
重複する印象を感じた本書なのですが、
資本主義はもう末期的な状況とのこと。
人口減少を何とかしなければ、
この国に未来はないというのは、
かなり真実味があります。
本書に指摘されているように、
間違った少子化対策は修正していただきたいところです。
現行の対策は、中間層への効果が小さく、
高所得者への効果が大きいのです。
本書では、このことを
「自民党による高所得者へのバラツキ」
としています。
高所得者への優遇はやめてほしいですね。
著者の他の作品も、手にしたいところです。
今日の本「バブル・ザムライ 3」(細野不二彦/ビッグコミックス:24年) [本]
今日の本「バブル・ザムライ 3」(細野不二彦/ビッグコミックス:24年)
「恋とゲバルト」が5巻で「第一部完」のまま
ストップしていますが、ビッグコミックスから
ビッグコミックで連載中の新作の第3巻がリリースされました。
オビには「最強のライバル現る!!」とも。
「恋とゲバルト」の舞台は昭和43年の日本の大学でしたが、
本作はオビに「バブル日本」とあるように、
バブル期、80年代半ばの日本が舞台となっています。
主人公は、まだ過去が今一つ不明な大学生、吉良。
用心棒など、探偵の助手のバイトをしつつ大学に通う日々。
この3巻でも、様々な難題を半端ない強さを発揮して解決
なぜ、ここまで強いのか?
幼少期のエピソードの一部が挿入されているものの
まだ過去の全貌は不明なままです。
80年代の日本という時代背景が
なんともユニークな「バブル・ザムライ」。
来年2月にリリースが予定されている
次巻が楽しみですね。
「恋とゲバルト」が5巻で「第一部完」のまま
ストップしていますが、ビッグコミックスから
ビッグコミックで連載中の新作の第3巻がリリースされました。
オビには「最強のライバル現る!!」とも。
「恋とゲバルト」の舞台は昭和43年の日本の大学でしたが、
本作はオビに「バブル日本」とあるように、
バブル期、80年代半ばの日本が舞台となっています。
主人公は、まだ過去が今一つ不明な大学生、吉良。
用心棒など、探偵の助手のバイトをしつつ大学に通う日々。
この3巻でも、様々な難題を半端ない強さを発揮して解決
なぜ、ここまで強いのか?
幼少期のエピソードの一部が挿入されているものの
まだ過去の全貌は不明なままです。
80年代の日本という時代背景が
なんともユニークな「バブル・ザムライ」。
来年2月にリリースが予定されている
次巻が楽しみですね。
今日の本「キャプテン2 13」(コージィ城倉/ジャンプコミックス:24年) [本]
今日の本「キャプテン2 13」(コージィ城倉/ジャンプコミックス:24年)
連載が「グランドジャンプ増刊むちゃ」から「グランドジャンプ」に
移行し、単行本化が加速している「キャプテン2」。
この10月にリリースされた第13巻を早速手にしました。
13巻のタイトルは「第4試合の恐怖の巻」。
またオビには「祝 SHUKU!」とあります。
(このオビの文言で、墨高の勝利がわかったような...)
本巻は、墨高と、進学校のお花茶屋との決勝戦が
続きからスタート。
延長となったお花茶屋の最後の攻撃。
見事に近藤が締め、墨高の勝利でした。
墨高がついに甲子園に!
本巻は、甲子園の試合前で終了。
第一試合の対戦は、同じ宿の高校に決定。
どんな試合となるのか?
次巻は来年2月発売予定とのことです。
連載が「グランドジャンプ増刊むちゃ」から「グランドジャンプ」に
移行し、単行本化が加速している「キャプテン2」。
この10月にリリースされた第13巻を早速手にしました。
13巻のタイトルは「第4試合の恐怖の巻」。
またオビには「祝 SHUKU!」とあります。
(このオビの文言で、墨高の勝利がわかったような...)
本巻は、墨高と、進学校のお花茶屋との決勝戦が
続きからスタート。
延長となったお花茶屋の最後の攻撃。
見事に近藤が締め、墨高の勝利でした。
墨高がついに甲子園に!
本巻は、甲子園の試合前で終了。
第一試合の対戦は、同じ宿の高校に決定。
どんな試合となるのか?
次巻は来年2月発売予定とのことです。
今日の本「ロシアから見える世界」(駒木明義/朝日新書:24年) [本]
今日の本「ロシアから見える世界」(駒木明義/朝日新書:24年)
「なぜプーチンを止められないのか」とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「ソ連時代から見続ける朝日新聞論説委員が迫る」とも。
タイトルに興味を持ち、手にしました。
著者は駒木明義氏。ロシア、国際関係の朝日新聞論説委員とのこと。
著者はモスクワ支局長として、ロシアでの勤務経験があります。
他にもロシアに関わる著作があります。
本書、5章から構成。
プーチン大統領の世界観を読み解く内容。
他国からすると、とても正常とは思えないのですが、
プーチン~ロシアとしては、違和感がなかったりするわけで、
誰にもどうすることもできない状況なようです。
日本との関係についての記載もあり、
安倍政権のときに2島返還が進められていましたが、
本書によると、2島返還は進展することはなく、
「プーチン氏の手玉に取られたと言わざるをえない」
とのことです。
返還はもうあり得ないのかも...
そして本書を読むと、とても終結が見えない印象なのですが、
一刻も早く、終戦を迎えてほしいと思っています。
「なぜプーチンを止められないのか」とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「ソ連時代から見続ける朝日新聞論説委員が迫る」とも。
タイトルに興味を持ち、手にしました。
著者は駒木明義氏。ロシア、国際関係の朝日新聞論説委員とのこと。
著者はモスクワ支局長として、ロシアでの勤務経験があります。
他にもロシアに関わる著作があります。
本書、5章から構成。
プーチン大統領の世界観を読み解く内容。
他国からすると、とても正常とは思えないのですが、
プーチン~ロシアとしては、違和感がなかったりするわけで、
誰にもどうすることもできない状況なようです。
日本との関係についての記載もあり、
安倍政権のときに2島返還が進められていましたが、
本書によると、2島返還は進展することはなく、
「プーチン氏の手玉に取られたと言わざるをえない」
とのことです。
返還はもうあり得ないのかも...
そして本書を読むと、とても終結が見えない印象なのですが、
一刻も早く、終戦を迎えてほしいと思っています。
今日の本「2024-2025 EUROPE SOCCER TODAY」(日本スポーツ企画出版社:2024年) [本]
今日の本「2024-2025 EUROPE SOCCER TODAY」(日本スポーツ企画出版社:2024年)
「2024-2025 EUROPE SOCCER TODAY」のシーズン開幕号を
手にしました。
毎年購入しているものの、
見る頻度は年々減っている感じです。
そもそも、WOWOWで放映していた「ラ・リーガ」に
興味を持っての購入でした。
WOWOWで「ラ・リーガ」の放送が終わってから
欧州サッカーの興味が減ってしまいました...
今年はレアルがエムバペ選手を獲得し、
連覇するのか、気になってはいます。
UEFAチャンピオンズリーグはWOWOWで見れるので、
そちらで「ラ・リーガ」の上位チームを
チェックしようと思っています。
「2024-2025 EUROPE SOCCER TODAY」のシーズン開幕号を
手にしました。
毎年購入しているものの、
見る頻度は年々減っている感じです。
そもそも、WOWOWで放映していた「ラ・リーガ」に
興味を持っての購入でした。
WOWOWで「ラ・リーガ」の放送が終わってから
欧州サッカーの興味が減ってしまいました...
今年はレアルがエムバペ選手を獲得し、
連覇するのか、気になってはいます。
UEFAチャンピオンズリーグはWOWOWで見れるので、
そちらで「ラ・リーガ」の上位チームを
チェックしようと思っています。
今日の本「復活の歩み」(マイクル・コナリー/講談社文庫:2024年) [本]
今日の本「復活の歩み」(マイクル・コナリー/講談社文庫:2024年)
昨年にリリースされたマイクル・コナリーの作品は
ボッシュシリーズでしたが、今年の新作は「リンカーン弁護士」。
先月リリースされたので、早速手にしました。
著者はマイクル・コナリー。とても多くの作品、
シリーズものをリリースされています。
本作は、リンカーン弁護士シリーズの第7弾。
とはいうものの、ボッシュも登場し、
バラードも少しだけ冒頭に登場していました。
ボッシュは未解決事件班を離れ、
ハラーの調査員として働く日々。
冤罪を訴える手紙をボッシュが選別し、
本書では、ルシンダ・サンズの無罪を証明するという内容。
緊迫感のある法廷の展開に圧倒されましたね。
さて、既読のどの作品でもボッシュが
ジャズを聴くシーンが出てきます。
本作でもジャズを聴くシーンあり、
ウェイン・ショーター、マイルス・デイヴィスなど。
昨年他界されたウェイン・ショーターを
タイムリーに登場させている印象を受けました。
解説によると、次作は「バラード刑事」とのこと。
次作も気になります。
昨年にリリースされたマイクル・コナリーの作品は
ボッシュシリーズでしたが、今年の新作は「リンカーン弁護士」。
先月リリースされたので、早速手にしました。
著者はマイクル・コナリー。とても多くの作品、
シリーズものをリリースされています。
本作は、リンカーン弁護士シリーズの第7弾。
とはいうものの、ボッシュも登場し、
バラードも少しだけ冒頭に登場していました。
ボッシュは未解決事件班を離れ、
ハラーの調査員として働く日々。
冤罪を訴える手紙をボッシュが選別し、
本書では、ルシンダ・サンズの無罪を証明するという内容。
緊迫感のある法廷の展開に圧倒されましたね。
さて、既読のどの作品でもボッシュが
ジャズを聴くシーンが出てきます。
本作でもジャズを聴くシーンあり、
ウェイン・ショーター、マイルス・デイヴィスなど。
昨年他界されたウェイン・ショーターを
タイムリーに登場させている印象を受けました。
解説によると、次作は「バラード刑事」とのこと。
次作も気になります。
今日の本「箱男 改版」(安部公房/新潮文庫:2005年) [本]
今日の本「箱男 改版」(安部公房/新潮文庫:2005年)
先日映画を観た、「箱男」の原作を手にしました。
映画化されたので、通常の文庫カバーに加え、
さらに映画を告知するカバーが付されていました。
カバーには「それは、人間が望む最終形態」とも。
著者は安部公房氏。多くの著作がありますが、
はるか昔に「人間そっくり」を読んだ記憶がありますが、
「箱男」を読むのは初めてであり、他の著作も未読です。
本書は、昭和48年にリリースされ、その後文庫化。
文庫化の際に、解説が加えられています。
本作ですが、映画を観てから読んだため、
わりとスムーズにストーリーが理解できたものの
いきなり本書を手にしていたら、
展開を追うのに苦労した気がします。
展開が様々な方向に拡散し、また収束。
映画にはない、原作のみのサイドストーリー的に挿入された
話もありました。
本書を読み、さらに安部氏の作品が読みたくなりました。
近年、リニューアルした文庫がいろいろリリースされています。
さらに手にしたいですね。
先日映画を観た、「箱男」の原作を手にしました。
映画化されたので、通常の文庫カバーに加え、
さらに映画を告知するカバーが付されていました。
カバーには「それは、人間が望む最終形態」とも。
著者は安部公房氏。多くの著作がありますが、
はるか昔に「人間そっくり」を読んだ記憶がありますが、
「箱男」を読むのは初めてであり、他の著作も未読です。
本書は、昭和48年にリリースされ、その後文庫化。
文庫化の際に、解説が加えられています。
本作ですが、映画を観てから読んだため、
わりとスムーズにストーリーが理解できたものの
いきなり本書を手にしていたら、
展開を追うのに苦労した気がします。
展開が様々な方向に拡散し、また収束。
映画にはない、原作のみのサイドストーリー的に挿入された
話もありました。
本書を読み、さらに安部氏の作品が読みたくなりました。
近年、リニューアルした文庫がいろいろリリースされています。
さらに手にしたいですね。
今日の本「日本製鉄の転生」(上阪欣史/日経BP:24年) [本]
今日の本「日本製鉄の転生」(上阪欣史/日経BP:24年)
「巨艦はいかに甦ったか」とのサブタイトルがついた一冊。
日本製鉄の変革に興味を持ち、図書館にて手にしました。
著者は上阪欣史氏。日経ビジネス副編集長とのこと。
ネットには「上阪欣史のものづくり再発見」があります。
本書、9章から構成。
過去最大の最終赤字から復活した日本製鉄の
数々の構造改革についての取材をまとめた内容。
高炉を止めるなど、かなりの反発が社内外から
あったのではないかと思われますが、
見事に改革を成し遂げた日本製鉄。
巨大な組織であるだけに、
簡単ではなかったのでは...と思います。
そしてこのさき、USスチールの買収がどうなるのか
気になるところです。
そして、本書で初めて知った「油井菅」。
こちらの製造技術も気になるところですね。
「巨艦はいかに甦ったか」とのサブタイトルがついた一冊。
日本製鉄の変革に興味を持ち、図書館にて手にしました。
著者は上阪欣史氏。日経ビジネス副編集長とのこと。
ネットには「上阪欣史のものづくり再発見」があります。
本書、9章から構成。
過去最大の最終赤字から復活した日本製鉄の
数々の構造改革についての取材をまとめた内容。
高炉を止めるなど、かなりの反発が社内外から
あったのではないかと思われますが、
見事に改革を成し遂げた日本製鉄。
巨大な組織であるだけに、
簡単ではなかったのでは...と思います。
そしてこのさき、USスチールの買収がどうなるのか
気になるところです。
そして、本書で初めて知った「油井菅」。
こちらの製造技術も気になるところですね。
今日の本「首都高SPL 12」(楠みちはる/ヤンマガKC:24年) [本]
今日の本「首都高SPL 12」(楠みちはる/ヤンマガKC:24年)
今月リリースされた「首都高SPL(スペシャル)」第12巻。
早速手にしました。
オビには「車は自分を映す鏡。」とあります。
作者は楠みちはる氏。
本作は小学館で連載された前作「銀灰のスピードスター」の続編。
月刊ヤンマガでの連載なので、
単行本化のペースが遅いです。
本巻では、中盤から、94年を振り返るエピソードが展開され、
そこで登場したまりなが、今のストーリーに顔を出すことに。
複雑に絡む人間関係が、予測不能な展開になっています。
さて、映画の製作は終了し、いよいよ公開。
映画はなんと2バージョン。
続きが楽しみです。
さて、本巻で気になった言葉は、
「否定のいちばん遠くは受容」
「悪い大人は何が悪いか教えてくれる。悪い大人とは線を引く」
あたりでしょうか。
次のリリースは来年?
今月リリースされた「首都高SPL(スペシャル)」第12巻。
早速手にしました。
オビには「車は自分を映す鏡。」とあります。
作者は楠みちはる氏。
本作は小学館で連載された前作「銀灰のスピードスター」の続編。
月刊ヤンマガでの連載なので、
単行本化のペースが遅いです。
本巻では、中盤から、94年を振り返るエピソードが展開され、
そこで登場したまりなが、今のストーリーに顔を出すことに。
複雑に絡む人間関係が、予測不能な展開になっています。
さて、映画の製作は終了し、いよいよ公開。
映画はなんと2バージョン。
続きが楽しみです。
さて、本巻で気になった言葉は、
「否定のいちばん遠くは受容」
「悪い大人は何が悪いか教えてくれる。悪い大人とは線を引く」
あたりでしょうか。
次のリリースは来年?
今日の本「仕事」(今村仁司/講談社学術文庫:24年) [本]
今日の本「仕事」(今村仁司/講談社学術文庫:24年)
オビには「働いたら負け。
・・・でも働かないと生きていけない!」とあります。
オビの文言が気になり、手にしました。
著者は今村仁司氏。元東京経済大学教授で、
専門は社会思想史、社会哲学とのこと。
多くの著作、翻訳がありますが、私としては今村仁司氏の著作を
手にするのは初めて。
本書は、5章から構成。
1988年にリリースされた単行本を文庫化したもので、
文庫化にあたり、鷲田清一氏のあとがきが追加されています。
本書は、タイトルは仕事となっていますが、
未開社会から現代までの人類の労働観の変遷を
振り返り、解説する内容。
これまでほぼ意識したことのなかった労働観について
本書により学ぶことができました。
また、本書によると、「共産主義」は昔も今もひとつのユートピア
でしかないが、このユートピアに至る「過渡期」が
社会主義である とのこと。
このあたり、理解していなかったです。
著者の他の書作も手にしたいところです。
オビには「働いたら負け。
・・・でも働かないと生きていけない!」とあります。
オビの文言が気になり、手にしました。
著者は今村仁司氏。元東京経済大学教授で、
専門は社会思想史、社会哲学とのこと。
多くの著作、翻訳がありますが、私としては今村仁司氏の著作を
手にするのは初めて。
本書は、5章から構成。
1988年にリリースされた単行本を文庫化したもので、
文庫化にあたり、鷲田清一氏のあとがきが追加されています。
本書は、タイトルは仕事となっていますが、
未開社会から現代までの人類の労働観の変遷を
振り返り、解説する内容。
これまでほぼ意識したことのなかった労働観について
本書により学ぶことができました。
また、本書によると、「共産主義」は昔も今もひとつのユートピア
でしかないが、このユートピアに至る「過渡期」が
社会主義である とのこと。
このあたり、理解していなかったです。
著者の他の書作も手にしたいところです。
今日の本「転換期の科学」(佐藤文隆/青土社:22年) [本]
今日の本「転換期の科学」(佐藤文隆/青土社:22年)
サブタイトルには「「パッケージ」から「バラ売り」へ」とあります。
「物理学の世紀」に引き続き、佐藤氏の著作を
今度は図書館にて手にしました。
著者は佐藤文隆氏。京都大学名誉教授とのこと。
多くの著作があります。
本書は、4部13章から構成。
『現代思想』に2021年1月から翌年の4月まで連載された文章を
修正、補筆して書籍化したもの。
これまでの歴史を含めて、
様々な視点から「科学」について考察する内容。
サイエンス、サイエンティストといった用語の成り立ちや、
戦前・戦後の日本における科学の発展など、
「科学」を軸に、多岐にわたる考察が収録されています。
私の知らないことが多く、興味深かったです。
特に気になったのは、戦後ほとんど語られない人物として
記載された、橋田邦彦さん、
そして、12章「武田三男とロマン・ローラン」に登場する
武田三男さんです。
関連する書籍があれば、読んでみたいです
そしてさらに、著者の他の書作も手にしたいところです。
サブタイトルには「「パッケージ」から「バラ売り」へ」とあります。
「物理学の世紀」に引き続き、佐藤氏の著作を
今度は図書館にて手にしました。
著者は佐藤文隆氏。京都大学名誉教授とのこと。
多くの著作があります。
本書は、4部13章から構成。
『現代思想』に2021年1月から翌年の4月まで連載された文章を
修正、補筆して書籍化したもの。
これまでの歴史を含めて、
様々な視点から「科学」について考察する内容。
サイエンス、サイエンティストといった用語の成り立ちや、
戦前・戦後の日本における科学の発展など、
「科学」を軸に、多岐にわたる考察が収録されています。
私の知らないことが多く、興味深かったです。
特に気になったのは、戦後ほとんど語られない人物として
記載された、橋田邦彦さん、
そして、12章「武田三男とロマン・ローラン」に登場する
武田三男さんです。
関連する書籍があれば、読んでみたいです
そしてさらに、著者の他の書作も手にしたいところです。
今日の本「それってパクリじゃないですか?」(臼井ともみ/マーガレットコミックス:2023年) [本]
今日の本「それってパクリじゃないですか?」(臼井ともみ/マーガレットコミックス:2023年)
「新米知的財産部員のお仕事」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには、本作のドラマの告知があり、
本作はドラマ放送中のリリースでした。
小説のほうは4巻まで読みましたので、
未読であった、コミックスも引き続き手にしました。
漫画は臼井ともみさん、原作は奥乃桜子さん。
配信で連載された内容が書籍化されたもので、
巻末には、書下ろしの番外編を収録。
番外編は小説です。
コミックスの内容は、小説の第1巻の内容。
小説では想像するしかない、
主人公のイラストなんかも登場しますので
いろいろ楽しめました。
観ていないドラマのほうは、
どのような内容だったのでしょうか?
さて、本作よりも前に、本作ともちょっと関わる
「上毛化学工業メロン課」がリリースされていますので、
そちらも読もうと思います。
「新米知的財産部員のお仕事」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには、本作のドラマの告知があり、
本作はドラマ放送中のリリースでした。
小説のほうは4巻まで読みましたので、
未読であった、コミックスも引き続き手にしました。
漫画は臼井ともみさん、原作は奥乃桜子さん。
配信で連載された内容が書籍化されたもので、
巻末には、書下ろしの番外編を収録。
番外編は小説です。
コミックスの内容は、小説の第1巻の内容。
小説では想像するしかない、
主人公のイラストなんかも登場しますので
いろいろ楽しめました。
観ていないドラマのほうは、
どのような内容だったのでしょうか?
さて、本作よりも前に、本作ともちょっと関わる
「上毛化学工業メロン課」がリリースされていますので、
そちらも読もうと思います。
今日の本「人生上等!未来なら変えられる」(北尾トロ/集英社インターナショナル:23年) [本]
今日の本「人生上等!未来なら変えられる」(北尾トロ/集英社インターナショナル:23年)
7月に記事にした、北尾トロさんの著作がこちら。
なのですが、
今週末の9月7日(土)、23:00のNHK Eテレ『ETV特集』で、
本書で取材した廣瀬伸恵さんが特集されるとのこと。
タイトルは「罪と赦し~出所者たちの記録~」。
予告は↓
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/DM2V1PK7WZ/
興味を持たれた方はぜひ。
本書のその後を取材して、
続編としてリリーしていただきたいところです。
7月に記事にした、北尾トロさんの著作がこちら。
なのですが、
今週末の9月7日(土)、23:00のNHK Eテレ『ETV特集』で、
本書で取材した廣瀬伸恵さんが特集されるとのこと。
タイトルは「罪と赦し~出所者たちの記録~」。
予告は↓
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/DM2V1PK7WZ/
興味を持たれた方はぜひ。
本書のその後を取材して、
続編としてリリーしていただきたいところです。
今日の本「脳は眠りで大進化する」(上田泰己/文春新書:24年) [本]
今日の本「脳は眠りで大進化する」(上田泰己/文春新書:24年)
オビには「ヒトは睡眠で、日々「新しい自分」に
生まれ変わっている!」とあります。
どこかの書評で気になり、手にしました。
著者は上田泰己氏。現在は、理化学研究所・生命機能科学研究センターの
チームリーダーであり、東京大学大学院情報理工学研究科・
システム情報学専攻教授とのこと。
単独の著作は本書が初めて。
本書は、8章から構成。
脳と睡眠に関わる、上田先生のこれまでの研究内容を
俯瞰して解説した内容。
私として、最も興味深かったのは第6章で
「試験管の中に見えた睡眠中の「脳の大進化」」。
近年の研究は、半導体チップと細胞培養皿の組み合わせ、
そして、シミュレーションでも行われているとのことです。
このように机上で完結する研究もあるのですね。
驚きました。
研究により、脳の神経細胞は「眠って覚え、起きて探す」、
「シナプスはノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルで
進化しうる」ということが、わかってきたとのことです。
様々なことが解明されつつある、脳と睡眠。
今後の開示されていく、
新たな成果に注目していきたいところです。
オビには「ヒトは睡眠で、日々「新しい自分」に
生まれ変わっている!」とあります。
どこかの書評で気になり、手にしました。
著者は上田泰己氏。現在は、理化学研究所・生命機能科学研究センターの
チームリーダーであり、東京大学大学院情報理工学研究科・
システム情報学専攻教授とのこと。
単独の著作は本書が初めて。
本書は、8章から構成。
脳と睡眠に関わる、上田先生のこれまでの研究内容を
俯瞰して解説した内容。
私として、最も興味深かったのは第6章で
「試験管の中に見えた睡眠中の「脳の大進化」」。
近年の研究は、半導体チップと細胞培養皿の組み合わせ、
そして、シミュレーションでも行われているとのことです。
このように机上で完結する研究もあるのですね。
驚きました。
研究により、脳の神経細胞は「眠って覚え、起きて探す」、
「シナプスはノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルで
進化しうる」ということが、わかってきたとのことです。
様々なことが解明されつつある、脳と睡眠。
今後の開示されていく、
新たな成果に注目していきたいところです。