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今日の本「古代世界の超技術」(志村史夫/ブルーバックス:23年) [本]

今日の本「古代世界の超技術」(志村史夫/ブルーバックス:23年)

「あっと驚く「巨石文明」の智慧」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「ストーンヘンジ、ピラミッド、マチュ・ピチュ...
現代科学で読み解く好評の技術史ミステリー「海外」編!」
とあります。
「古代日本の超技術」に引き続き、「古代世界の超技術」を手にしました。

著者は志村史夫先生。ノースカロライナ州立大学終身教授であり、
多くの著作があります。

改訂新版である本書、5章から構成され、
前書から加筆修正されています。
本書は、オビにもあるように、
世界各地にある、古代世界の超技術を紹介する内容。
本書でも各所に、著者の専門である半導体技術と比較されているところが
本書の特徴でもあります。
私として気になったのは、超技術とは直接関係ないのですが
昔の学生の頃に習った「世界四大文明」という文明史観は、
なんと日本の「世界史」独特のものとのこと。
これ、初めて知りました。
また、最近の「改訂版詳説世界史研究」から
「世界四大文明」の記述がなくなっているのだとか。
教科書も変わっていくものなのですね
さて、志村氏による著作、かなり多く、
興味深い著作ばかりの印象。さらに読んでみたいです。
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