今日の本「スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか」 [本]
今日の本「スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか」(村松尚登/ソフトバンク新書127:10年)
-日本がワールドカップで勝つためのヒント-とのサブタイトルがついた一冊。
このところ、今ひとつ結果がでない日本代表。先日のセルビア戦、完敗でした...
日本のサッカー、どうなの? ってことで手にした一冊。
著者は、村松尚登氏。スペインに渡り、上級コーチングライセンスを取得。
FCバルセロナのジュニアスクール指導後、現在は福岡にてコーチ就任とのこと。
他にも、サッカー関連の著作ありです。
本書、4章から構成。前半ではスペインの強さを紐解き、後半では、
日本とスペインのサッカー相違点から、日本が強くなるヒントを追求。
さすが、スペインで現場を経験された方です。
明快な論理にて、日本の欠点をずばりと指摘。
思わず、納得したのが以下。
日本は「チームで最もうまい選手=FW,MF」と評価された選手が11人並ぶ。
必然的に「似た能力を持った11人」のチームが完成。
そして、スペイン人は、特定のポジションに特化した選手を育成。
とのこと。確かにそうかも です。
そしてラスト、
「サッカーはサッカーをすることでうまくなる」
と説く「戦術的ピリオダイゼーション理論」にて締め。
個別的な練習が機能する『野球』との違いにも触れています。
う~ん、思わず納得の一冊でした。
これからのサッカー観戦にも、さらに力が入りそうです。
-日本がワールドカップで勝つためのヒント-とのサブタイトルがついた一冊。
このところ、今ひとつ結果がでない日本代表。先日のセルビア戦、完敗でした...
日本のサッカー、どうなの? ってことで手にした一冊。
著者は、村松尚登氏。スペインに渡り、上級コーチングライセンスを取得。
FCバルセロナのジュニアスクール指導後、現在は福岡にてコーチ就任とのこと。
他にも、サッカー関連の著作ありです。
本書、4章から構成。前半ではスペインの強さを紐解き、後半では、
日本とスペインのサッカー相違点から、日本が強くなるヒントを追求。
さすが、スペインで現場を経験された方です。
明快な論理にて、日本の欠点をずばりと指摘。
思わず、納得したのが以下。
日本は「チームで最もうまい選手=FW,MF」と評価された選手が11人並ぶ。
必然的に「似た能力を持った11人」のチームが完成。
そして、スペイン人は、特定のポジションに特化した選手を育成。
とのこと。確かにそうかも です。
そしてラスト、
「サッカーはサッカーをすることでうまくなる」
と説く「戦術的ピリオダイゼーション理論」にて締め。
個別的な練習が機能する『野球』との違いにも触れています。
う~ん、思わず納得の一冊でした。
これからのサッカー観戦にも、さらに力が入りそうです。
>スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか
これ、こちらではよくギャグで、ナニのサイズが大きいから!って言ってたりします...(下世話ですいませんっ)でもスペイン出身の人はマヂで言ってたりもします...。んなことあるかいっ!と思ってサッカー経験者の日本人男子に話したら、「あっ!」と言った後で真面目にくらぁーく、「一理あるかも...」「そもそもイキモノとしての性能が違うしさ...」とか言ってました。この本、教えてあげよっ!(笑)
by FUCKINTOSH66 (2010-04-11 14:55)
>FUCKINTOSH66さま、niceとコメントありがとうございます。
>「そもそもイキモノとしての性能が違うしさ...」って
言われるとツライですね。
でも、それだけでなく、日本はやたら「野球」がベースに
なってしまっているようで、「サッカー」にとっては
よくないとか。
攻撃と防御が完全に分離した野球、サッカーとは
全く異なってますし、考えてみると野球はかなり特殊ですね。
日本は野球がメジャーすぎかも??
by TBM (2010-04-13 00:15)