今日の本「やわらかい頭の作り方」(細谷功/ちくま文庫:23年) [本]
今日の本 「やわらかい頭の作り方」(細谷功/ちくま文庫:23年)
-身の回りの見えない構造を解明する-とのサブタイトルのついた一冊。
ずいぶん前に読んだ「地頭力を鍛える」の著者である、
細谷さんの著作を久しぶりに手にしました。
著者は細谷功さん。東芝を経て、現在、ビジネスコンサルタント、
著述家とのこと。たくさんの著作があります。
そして絵は、ヨシタケシンスケさん。
本書、4章から構成され、
2015年にリリースされた単行本を昨年文庫化したもので、
「文庫版あとがき」が追加されています。
頭をやわらかくするヒントについて
まとめられており、ポイントは、
・目に見えない構造を可視化すること、視点を変えて見ること
・事象と事象との間の関係性を見出すこと
となります。
できる人は、おそらく瞬時に行っているのでしょうけど、
最初は、頭を切り替えて、徐々にトレーニングを
積んでいかねばできるようにならない気がします。
物事を俯瞰して見ることを続けることで、
事象と事象との間の関係性が明らかになるように
思います。
ただ、日常において、なかなか俯瞰して見れないのですが...
何事も、トレーニング、日々の積み重ねですね。
-身の回りの見えない構造を解明する-とのサブタイトルのついた一冊。
ずいぶん前に読んだ「地頭力を鍛える」の著者である、
細谷さんの著作を久しぶりに手にしました。
著者は細谷功さん。東芝を経て、現在、ビジネスコンサルタント、
著述家とのこと。たくさんの著作があります。
そして絵は、ヨシタケシンスケさん。
本書、4章から構成され、
2015年にリリースされた単行本を昨年文庫化したもので、
「文庫版あとがき」が追加されています。
頭をやわらかくするヒントについて
まとめられており、ポイントは、
・目に見えない構造を可視化すること、視点を変えて見ること
・事象と事象との間の関係性を見出すこと
となります。
できる人は、おそらく瞬時に行っているのでしょうけど、
最初は、頭を切り替えて、徐々にトレーニングを
積んでいかねばできるようにならない気がします。
物事を俯瞰して見ることを続けることで、
事象と事象との間の関係性が明らかになるように
思います。
ただ、日常において、なかなか俯瞰して見れないのですが...
何事も、トレーニング、日々の積み重ねですね。
今日の本 「ダイヤモンドの原石たちへ」(湊かなえ/集英社文庫:23年) [本]
今日の本 「ダイヤモンドの原石たちへ」(湊かなえ/集英社文庫:23年)
「湊かなえ作家15周年記念本」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「駆け抜けた作家生活を振り返るクロニクル。」
とあります。
作家活動を1年間休んだ後、新作「人間標本」をリリースした
湊かなえさんのこれまでの活動を振り返る記念本がリリースされたので
早速手にしました。
本書、池田理代子さんとの特別対談に始まり、
・全小説作品紹介
・インタビュー
・47都道府県サイン会ツアー
・高校生のための小説甲子園
・短編小説2編
などが収録されています。
ラストに収録された小説は書下ろしとのことで、
著者自身が著者自身を振り返る内容を含んだお話。
さすがですね。
さらりとした展開に、これまでの作家生活が
凝縮されています。
今後のさらなる活動が楽しみです。
まずは新作を読まねば。
「湊かなえ作家15周年記念本」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「駆け抜けた作家生活を振り返るクロニクル。」
とあります。
作家活動を1年間休んだ後、新作「人間標本」をリリースした
湊かなえさんのこれまでの活動を振り返る記念本がリリースされたので
早速手にしました。
本書、池田理代子さんとの特別対談に始まり、
・全小説作品紹介
・インタビュー
・47都道府県サイン会ツアー
・高校生のための小説甲子園
・短編小説2編
などが収録されています。
ラストに収録された小説は書下ろしとのことで、
著者自身が著者自身を振り返る内容を含んだお話。
さすがですね。
さらりとした展開に、これまでの作家生活が
凝縮されています。
今後のさらなる活動が楽しみです。
まずは新作を読まねば。
今日の本「マインドコントロール」(池田整治/ビジネス社:2009年) [本]
今日の本「マインドコントロール」(池田整治/ビジネス社:2009年)
映画「LAST HOPE」に関連すると思われた一冊。
映画はすぐにチケット完売となり、
気になったものの観に行けませんでした。
そこで、映画の出演者に名前のある池田整治氏の著作を
図書館にて手にしました。
著者は池田整治氏。元陸上自衛隊陸将補で、
全日本実業団空手道連盟理事長とのこと。
「日本人を騙し続ける支配者の真実」との
サブタイトルのついた一冊。
本書、6章から構成。
本書は、著者自身による自衛官としての体験等から、
世の中の「本当の情勢」を独自に研究した内容をまとめたもの。
・食における化学汚染の問題
・歴史における勝者による情報操作の問題
・世界金融支配体制による日本の情報操作の問題
などについて言及されています。
著者の言う「ヤマトごころ」の消滅は
なんともまずい感じがしますね。
映画「LAST HOPE」に関連すると思われた一冊。
映画はすぐにチケット完売となり、
気になったものの観に行けませんでした。
そこで、映画の出演者に名前のある池田整治氏の著作を
図書館にて手にしました。
著者は池田整治氏。元陸上自衛隊陸将補で、
全日本実業団空手道連盟理事長とのこと。
「日本人を騙し続ける支配者の真実」との
サブタイトルのついた一冊。
本書、6章から構成。
本書は、著者自身による自衛官としての体験等から、
世の中の「本当の情勢」を独自に研究した内容をまとめたもの。
・食における化学汚染の問題
・歴史における勝者による情報操作の問題
・世界金融支配体制による日本の情報操作の問題
などについて言及されています。
著者の言う「ヤマトごころ」の消滅は
なんともまずい感じがしますね。
今日の本「カモのネギには毒がある 6」(甲斐谷忍/ヤングジャンプコミックス:2023年) [本]
今日の本「カモのネギには毒がある 6」(甲斐谷忍/ヤングジャンプコミックス:2023年)
「新・信長公記」で興味を持った甲斐谷忍さんの新作。
早いもので、もう第6巻がリリースされています。
早速手にしました。
著者は甲斐谷忍さん。原案は夏原武さん。
本作には「加茂教授の人間経済学講義」とのサブタイトルが
ついています。
そしてオビには「衰退する日本経済・・・
再興の鍵は地方創生!!」とあります。
本作は、7つの講義を収録。
本作の主人公は、「カモリズム経済理論」を提唱する、
天才経済学者の加茂洋平教授で
加茂教授が自身の経済理論をフィールドワークで実践し、
カモっている奴らを撃退するという内容。
巻末には原案の夏原武さんによるコラムも載っています。
本巻では、加茂教授は、加茂教授の後輩であり、
地方創生に携わる丹藤氏をバックアップ。
ただ、プロジェクトの成否は次巻に持ち越し...
今後の展開が気になりますね。
次巻のリリースは3月の予定です。
「新・信長公記」で興味を持った甲斐谷忍さんの新作。
早いもので、もう第6巻がリリースされています。
早速手にしました。
著者は甲斐谷忍さん。原案は夏原武さん。
本作には「加茂教授の人間経済学講義」とのサブタイトルが
ついています。
そしてオビには「衰退する日本経済・・・
再興の鍵は地方創生!!」とあります。
本作は、7つの講義を収録。
本作の主人公は、「カモリズム経済理論」を提唱する、
天才経済学者の加茂洋平教授で
加茂教授が自身の経済理論をフィールドワークで実践し、
カモっている奴らを撃退するという内容。
巻末には原案の夏原武さんによるコラムも載っています。
本巻では、加茂教授は、加茂教授の後輩であり、
地方創生に携わる丹藤氏をバックアップ。
ただ、プロジェクトの成否は次巻に持ち越し...
今後の展開が気になりますね。
次巻のリリースは3月の予定です。
今日の本「花腐し」(松浦寿輝/講談社文庫:05年) [本]
今日の本「花腐し」(松浦寿輝/講談社文庫:05年)
先日観た映画「花腐し」の原作を手にしました。
映画の公開に合わせて、新しいカバーを付した文庫本です。
新しいカバーは、元のカバーにかぶせてありました。
著者は松浦寿輝。
「花腐し」は、2000年に第123回芥川賞を受賞しています。
この文庫本には、受賞第一作「ひたひたと」も収録されています。
映画ではサイトに「原作を大胆に脚色」とあったため、
映画との違いが気になり原作を手にしたのですが
ずいぶん異なっていましたね。
原作では、裏切られた共同経営者が登場し、
より深く闇を見つめる展開に思えました。
また、映画のラストのちょっとぐだぐだした展開は
ピンク絡みでの脚色かと思ったのですが、
なんと原作にもあり、そのあたりは原作に
沿ったものでした。
2作しか読んでいないのですが、
著者の夢と現実が交錯するような文体は、
その後もこのような感触なのでしょうか。
他の作品も読んでみようと思います。
先日観た映画「花腐し」の原作を手にしました。
映画の公開に合わせて、新しいカバーを付した文庫本です。
新しいカバーは、元のカバーにかぶせてありました。
著者は松浦寿輝。
「花腐し」は、2000年に第123回芥川賞を受賞しています。
この文庫本には、受賞第一作「ひたひたと」も収録されています。
映画ではサイトに「原作を大胆に脚色」とあったため、
映画との違いが気になり原作を手にしたのですが
ずいぶん異なっていましたね。
原作では、裏切られた共同経営者が登場し、
より深く闇を見つめる展開に思えました。
また、映画のラストのちょっとぐだぐだした展開は
ピンク絡みでの脚色かと思ったのですが、
なんと原作にもあり、そのあたりは原作に
沿ったものでした。
2作しか読んでいないのですが、
著者の夢と現実が交錯するような文体は、
その後もこのような感触なのでしょうか。
他の作品も読んでみようと思います。
今日の本「老いと創造」(横尾忠則/講談社現代新書:23年) [本]
今日の本「老いと創造」(横尾忠則/講談社現代新書:23年)
先月読んだ「死後を生きる生き方」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
サブタイトルは「朦朧人生相談」。
11月にリリースされた新作です。
本書、8章から構成で、たぶん書下ろしです。
表紙には
「異次元なのに腑に落ちる 唯一無二の人生相談!」
とあります。
本作は、サブタイトルにあるように、人生相談。
8つのカテゴリーに分けられた様々な相談について
横尾さんが回答するというもの。
また、各相談に対して、横尾さんの作品が提示されています。
作品は、横尾忠則現代美術館のキュレーターである
平林恵さんが選んでおり、各作品には
平林恵さんの解説が付されています。
横尾さんの回答は、横尾さんのこれまでの生涯を
振り返る内容が含まれており、前著にも引用された
三島由紀夫さんの言葉がまた登場していました。
「縦糸が創造だとすると、横糸は礼節である。
この両者が交わったところに霊性が生まれる。」
三島さんの言葉、深いです。
そして数々の横尾さんの回答、心が軽くなりました。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
先月読んだ「死後を生きる生き方」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
サブタイトルは「朦朧人生相談」。
11月にリリースされた新作です。
本書、8章から構成で、たぶん書下ろしです。
表紙には
「異次元なのに腑に落ちる 唯一無二の人生相談!」
とあります。
本作は、サブタイトルにあるように、人生相談。
8つのカテゴリーに分けられた様々な相談について
横尾さんが回答するというもの。
また、各相談に対して、横尾さんの作品が提示されています。
作品は、横尾忠則現代美術館のキュレーターである
平林恵さんが選んでおり、各作品には
平林恵さんの解説が付されています。
横尾さんの回答は、横尾さんのこれまでの生涯を
振り返る内容が含まれており、前著にも引用された
三島由紀夫さんの言葉がまた登場していました。
「縦糸が創造だとすると、横糸は礼節である。
この両者が交わったところに霊性が生まれる。」
三島さんの言葉、深いです。
そして数々の横尾さんの回答、心が軽くなりました。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
今日の本「「死んだふり」で生きのびる」(宮竹貴久/岩波科学ライブラリー:22年) [本]
今日の本「「死んだふり」で生きのびる」(宮竹貴久/岩波科学ライブラリー:22年)
横尾忠則さんの著作「時々、死んだふり」に記載があり、
気になった「「死んだふり」で生きのびる」を図書館で手にしました。
サブタイトルは「生き物たちの奇妙な戦略」。
著者は、宮竹貴久氏。沖縄県職員等を経て、
現在は岡山大学教授とのこと。他にも著作があります。
本書、6章から構成。
著者である宮竹先生の25年にわたる「死んだふり」についての
研究についてまとめた内容。
「死んだふり」が観察された生物が、巻末にまとめられていますが、
かなり多いです。
昆虫の「死んだふり」は子供の頃に見た記憶がありますが、
こんなに多くの生物で「死んだふり」が観察されているとは
知りませんでした。
また本書では、著者がどのように研究を進めてきたかが
詳しく書かれており、研究結果だけではないので、
経緯も含め、研究内容がよく理解できましたね。
研究は、近年、遺伝子解析、AIが取り入れられ、
パーキンソン症候群の関連遺伝子についても
わかってきているとのこと。
今後の研究成果が気になります。
宮竹貴久さんの他の著作も気になりますね。
横尾忠則さんの著作「時々、死んだふり」に記載があり、
気になった「「死んだふり」で生きのびる」を図書館で手にしました。
サブタイトルは「生き物たちの奇妙な戦略」。
著者は、宮竹貴久氏。沖縄県職員等を経て、
現在は岡山大学教授とのこと。他にも著作があります。
本書、6章から構成。
著者である宮竹先生の25年にわたる「死んだふり」についての
研究についてまとめた内容。
「死んだふり」が観察された生物が、巻末にまとめられていますが、
かなり多いです。
昆虫の「死んだふり」は子供の頃に見た記憶がありますが、
こんなに多くの生物で「死んだふり」が観察されているとは
知りませんでした。
また本書では、著者がどのように研究を進めてきたかが
詳しく書かれており、研究結果だけではないので、
経緯も含め、研究内容がよく理解できましたね。
研究は、近年、遺伝子解析、AIが取り入れられ、
パーキンソン症候群の関連遺伝子についても
わかってきているとのこと。
今後の研究成果が気になります。
宮竹貴久さんの他の著作も気になりますね。
今日の本「キャプテン2 10」(コージィ城倉/ジャンプコミックス:23年) [本]
今日の本「キャプテン2 10」(コージィ城倉/ジャンプコミックス:23年)
連載が「グランドジャンプ増刊むちゃ」から「グランドジャンプ」に
移行し、単行本化が加速している「キャプテン2」。
11月にリリースされた第10巻を手にしました。
10巻のタイトルは「谷口監督はヘボの巻」。
またオビには「運命の道筋はどんどんと...」とあります。
本巻、地区予選の準決勝、城東との試合の続きからスタート。
タイトルには「谷口監督はヘボ」とあり、
投手交代のタイミングに迷う谷口監督の様子が
描かれています。
しかし、ピンチをなんとか切り抜け、
墨高が城東に勝利して、墨高は決勝に進出。
決勝の相手が決まる、もう一方の準決勝が
開始したところで本巻は終了。
相手の決定は、次巻に持ち越しです。
今後の展開が楽しみですね。
次巻は来年3月発売予定とのことです。
決勝で勝利できるのか?
連載が「グランドジャンプ増刊むちゃ」から「グランドジャンプ」に
移行し、単行本化が加速している「キャプテン2」。
11月にリリースされた第10巻を手にしました。
10巻のタイトルは「谷口監督はヘボの巻」。
またオビには「運命の道筋はどんどんと...」とあります。
本巻、地区予選の準決勝、城東との試合の続きからスタート。
タイトルには「谷口監督はヘボ」とあり、
投手交代のタイミングに迷う谷口監督の様子が
描かれています。
しかし、ピンチをなんとか切り抜け、
墨高が城東に勝利して、墨高は決勝に進出。
決勝の相手が決まる、もう一方の準決勝が
開始したところで本巻は終了。
相手の決定は、次巻に持ち越しです。
今後の展開が楽しみですね。
次巻は来年3月発売予定とのことです。
決勝で勝利できるのか?
今日の本「税金で買った本9」(系山冏/ヤンマガKC:23年) [本]
今日の本「税金で買った本9」(系山冏/ヤンマガKC:23年)
Webからヤンマガ本誌に移行してきた作品。
引き続き、本誌移行後の作品が収録された9巻も手にしました。
オビには「累計90万部突破!!」とあります。
売れてますね。
原作はずいの氏、漫画は系山冏氏。
原作者は図書館勤務の経験があるとのこと。
本書の舞台は図書館。
図書館でバイトすることになった高校生の石平くんを中心に、
図書館で働くユニークな方々との日々を描いた作品。
単行本には、本誌には載っていない、ずいのさんによる
「図書館だより」があり、巻末には描き下ろしも収録。
今回の描き下ろしのタイトルは
「角野さんと桜木さん」です。
前々巻までは「中学校の図書室と石平くん」でしたが、
本巻では、石平くんの中学の図書室で働く桜木さんと
図書館勤務の角野さんとの会話が描かれていました。
本巻の「69冊目」を補足する内容ですね。
「図書館だより」では児童書の選書のことなどを解説。
選書、難しいようです。
さて、引き続き連載継続中の「税金で買った本」。
単行本が出たら、また買わねば。
Webからヤンマガ本誌に移行してきた作品。
引き続き、本誌移行後の作品が収録された9巻も手にしました。
オビには「累計90万部突破!!」とあります。
売れてますね。
原作はずいの氏、漫画は系山冏氏。
原作者は図書館勤務の経験があるとのこと。
本書の舞台は図書館。
図書館でバイトすることになった高校生の石平くんを中心に、
図書館で働くユニークな方々との日々を描いた作品。
単行本には、本誌には載っていない、ずいのさんによる
「図書館だより」があり、巻末には描き下ろしも収録。
今回の描き下ろしのタイトルは
「角野さんと桜木さん」です。
前々巻までは「中学校の図書室と石平くん」でしたが、
本巻では、石平くんの中学の図書室で働く桜木さんと
図書館勤務の角野さんとの会話が描かれていました。
本巻の「69冊目」を補足する内容ですね。
「図書館だより」では児童書の選書のことなどを解説。
選書、難しいようです。
さて、引き続き連載継続中の「税金で買った本」。
単行本が出たら、また買わねば。
今日の本「首都高SPL 10」(楠みちはる/ヤンマガKC:23年) [本]
今日の本「首都高SPL 10」(楠みちはる/ヤンマガKC:23年)
10月にリリースされた「首都高SPL(スペシャル)」第10巻。
ようやく手にしました。
オビには「工藤が選んだ32R。野上が選んだのは、Z32。」
とあります。
作者は楠みちはる氏。
本作は小学館で連載された前作「銀灰のスピードスター」の続編。
月刊ヤンマガでの連載なので、
単行本化のペースが遅いです。
前巻のラストで登場で登場した野上が中心に動くストーリー。
野上の娘に工藤が35Rの乗り方を教えるという展開。
ラスト近くでは、新たな人物、姫野まりあが登場し、
映画の製作のほうも継続して進行中。
続きが楽しみです。
さて、本巻で気になった言葉は、
「教えるコトで教えられるってよく言うだろ
本当なのよ それ」
「人は選ばなかった方を大きく見る」
あたりでしょうか。
次のリリースは初夏くらい?
10月にリリースされた「首都高SPL(スペシャル)」第10巻。
ようやく手にしました。
オビには「工藤が選んだ32R。野上が選んだのは、Z32。」
とあります。
作者は楠みちはる氏。
本作は小学館で連載された前作「銀灰のスピードスター」の続編。
月刊ヤンマガでの連載なので、
単行本化のペースが遅いです。
前巻のラストで登場で登場した野上が中心に動くストーリー。
野上の娘に工藤が35Rの乗り方を教えるという展開。
ラスト近くでは、新たな人物、姫野まりあが登場し、
映画の製作のほうも継続して進行中。
続きが楽しみです。
さて、本巻で気になった言葉は、
「教えるコトで教えられるってよく言うだろ
本当なのよ それ」
「人は選ばなかった方を大きく見る」
あたりでしょうか。
次のリリースは初夏くらい?
今日の本「死後を生きる生き方」(横尾忠則/集英社新書:23年) [本]
今日の本「死後を生きる生き方」(横尾忠則/集英社新書:23年)
先月読んだ「時々、死んだふり」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
10月にリリースされた新作です。
本書、4章から構成で、書下ろしです。
表紙には
「人生は「未完成」でいい!
美術家が語る アートと死の共犯関係」
とあります。
また、ポートレイト・アトリエ撮影は、森山大道さん。
本作は、横尾さんが死についての考えを語る内容。
「死=無」ではないという、横尾さんの考える死後の世界の
全貌(輪廻転生)が、本書により、明確に伝わってきました。
また、本書では多くの方との交流についても語られており、
私として気になったのは、三島由紀夫さんの言葉。
「縦糸が創造だとすると、横糸が礼儀礼節だ。
礼儀礼節と創造が合致した交点、
そこに霊性が生まれる。」
霊性とは何か。難しいです。
さて、横尾さんの著作は、この3か月毎月リリースされています。
「時々、死んだふり」、「死後を生きる生き方」
に続く一冊、「老いと創造 朦朧人生相談」も読まねば。
先月読んだ「時々、死んだふり」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
10月にリリースされた新作です。
本書、4章から構成で、書下ろしです。
表紙には
「人生は「未完成」でいい!
美術家が語る アートと死の共犯関係」
とあります。
また、ポートレイト・アトリエ撮影は、森山大道さん。
本作は、横尾さんが死についての考えを語る内容。
「死=無」ではないという、横尾さんの考える死後の世界の
全貌(輪廻転生)が、本書により、明確に伝わってきました。
また、本書では多くの方との交流についても語られており、
私として気になったのは、三島由紀夫さんの言葉。
「縦糸が創造だとすると、横糸が礼儀礼節だ。
礼儀礼節と創造が合致した交点、
そこに霊性が生まれる。」
霊性とは何か。難しいです。
さて、横尾さんの著作は、この3か月毎月リリースされています。
「時々、死んだふり」、「死後を生きる生き方」
に続く一冊、「老いと創造 朦朧人生相談」も読まねば。
今日の本「時々、死んだふり」(横尾忠則/ポプラ新書:23年) [本]
今日の本「時々、死んだふり」(横尾忠則/ポプラ新書:23年)
先月読んだ「言葉を離れる」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
9月にリリースされたエッセイです。
本書、4章から構成で、書下ろしです。
表紙には
「老いと病を軽やかに超越し、創造の世界に日々、向き合う。
87歳の美術家が語る、描くこと、生きること。」
とあります。
昨年、急性心筋梗塞になって緊急搬送された横尾さんが
その後の生活などを、過去を振り返りつつ語る内容。
横尾さんの最近の作品は「寒山拾得」。
東京での展覧会では、「寒山拾得」の絵画が102点、
展示されたとのこと。
表紙の背景の絵がそのひとつだと思います。
横尾忠則現代美術館でいくつか観た記憶がありますが、
102点にもなっているとは驚きました。
横尾忠則現代美術館でも展示していただきたいですね。
また、横尾さんが書評を書いたという宮竹貴久さんの
「「死んだふり」で生きのびる」も気になっています。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
先月読んだ「言葉を離れる」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
9月にリリースされたエッセイです。
本書、4章から構成で、書下ろしです。
表紙には
「老いと病を軽やかに超越し、創造の世界に日々、向き合う。
87歳の美術家が語る、描くこと、生きること。」
とあります。
昨年、急性心筋梗塞になって緊急搬送された横尾さんが
その後の生活などを、過去を振り返りつつ語る内容。
横尾さんの最近の作品は「寒山拾得」。
東京での展覧会では、「寒山拾得」の絵画が102点、
展示されたとのこと。
表紙の背景の絵がそのひとつだと思います。
横尾忠則現代美術館でいくつか観た記憶がありますが、
102点にもなっているとは驚きました。
横尾忠則現代美術館でも展示していただきたいですね。
また、横尾さんが書評を書いたという宮竹貴久さんの
「「死んだふり」で生きのびる」も気になっています。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
今日の本「言葉を離れる」(横尾忠則/講談社文庫:20年) [本]
今日の本「言葉を離れる」(横尾忠則/講談社文庫:20年)
先月読んだ「創造&老年」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
3年ほど前に文庫化されたエッセイで、
単行本リリース時に「第32回 講談社エッセイ賞」を
受賞されています。
本書、19のエッセイから構成。
「ユリイカ」に2011年から連載されたもので、
17と18の間が2年ちょっと空いて、
ラストの19が語り下ろし、あとがきは書下ろし
となっています。
「ユリイカ」での連載だったためか、
読書を軸に、2012年あたりまでの横尾さんの
創作活動などを振り返る内容になっています。
横尾さんの興味深い交友記録などが紹介されていて
驚きの連続でした。
天才に関する本をたくさん読んだ時の
コメントが特に気になりましたね。
表紙は、単行本のときと同じで、
ルネ・マグリットの「従順な読者」です。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
先月読んだ「創造&老年」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
3年ほど前に文庫化されたエッセイで、
単行本リリース時に「第32回 講談社エッセイ賞」を
受賞されています。
本書、19のエッセイから構成。
「ユリイカ」に2011年から連載されたもので、
17と18の間が2年ちょっと空いて、
ラストの19が語り下ろし、あとがきは書下ろし
となっています。
「ユリイカ」での連載だったためか、
読書を軸に、2012年あたりまでの横尾さんの
創作活動などを振り返る内容になっています。
横尾さんの興味深い交友記録などが紹介されていて
驚きの連続でした。
天才に関する本をたくさん読んだ時の
コメントが特に気になりましたね。
表紙は、単行本のときと同じで、
ルネ・マグリットの「従順な読者」です。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
今日の本「科学技術の軍事利用」(ぬで島次郎/平凡社新書:23年) [本]
今日の本「科学技術の軍事利用」(ぬで島次郎/平凡社新書:23年)
「人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う」
とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「「越えてはならない線」はどこにある?」とあります。
最新の軍事利用に興味を持って、本書を手にしました。
著者はぬで島次郎氏。生命倫理政策研究会共同代表であり、
専門は生命倫理、科学技術文明論とのこと。
多くの著作があります。
本書、2部、5章から構成。
第1部では、これまでの戦争と科学の関わりの歴史を俯瞰し、
第2部では、個別の先端的事例について軍事科学研究を
探求するという内容。
軍民両用、難しい問題です。
4章、5章の兵士の心身の強化改造、
そして軍による人体実験について、
欧米では議論が進められているものの、
日本ではほぼ議論がないという状況のようです。
日本でも議論を進めていただきたいと思います。
そして、どこまでこのような科学技術が
発展しているのか?、気になりますね。
なかなか開示されることはないと思いますが...
「人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う」
とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「「越えてはならない線」はどこにある?」とあります。
最新の軍事利用に興味を持って、本書を手にしました。
著者はぬで島次郎氏。生命倫理政策研究会共同代表であり、
専門は生命倫理、科学技術文明論とのこと。
多くの著作があります。
本書、2部、5章から構成。
第1部では、これまでの戦争と科学の関わりの歴史を俯瞰し、
第2部では、個別の先端的事例について軍事科学研究を
探求するという内容。
軍民両用、難しい問題です。
4章、5章の兵士の心身の強化改造、
そして軍による人体実験について、
欧米では議論が進められているものの、
日本ではほぼ議論がないという状況のようです。
日本でも議論を進めていただきたいと思います。
そして、どこまでこのような科学技術が
発展しているのか?、気になりますね。
なかなか開示されることはないと思いますが...
今日の本「創造&老年」(横尾忠則/SBクリエイティブ:18年) [本]
今日の本「創造&老年」(横尾忠則/SBクリエイティブ:18年)
横尾忠則さんに関わる著作を図書館で手にしました。
5年ほど前にリリースされた対談集で
「横尾忠則と9人の生涯現役クリエーターによる対談集」という
サブタイトルがついています。
本書、10章から構成され、横尾さんと
9人の80歳以上の現役クリエーターとの対談を収録したもの。
最後の章は、横尾さんのコメントとなっています。
9人の80歳以上の現役クリエーターは、以下の方々。
瀬戸内寂聴、磯崎新、野見山暁治
細江英公、金子兜太、李禹煥
佐藤愛子、山田洋次、一柳慧
とても貴重な言葉にあふれています。
私として、特に強烈に響いたのは
金子兜太さんの戦争体験、
そして佐藤愛子さんの死後の世界のお話。
80歳以上の現役クリエーターの方々、
とても80歳を超えているとは思えない
若さに満ちていました。
いつまでも心身ともに若くありたいものです。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
横尾忠則さんに関わる著作を図書館で手にしました。
5年ほど前にリリースされた対談集で
「横尾忠則と9人の生涯現役クリエーターによる対談集」という
サブタイトルがついています。
本書、10章から構成され、横尾さんと
9人の80歳以上の現役クリエーターとの対談を収録したもの。
最後の章は、横尾さんのコメントとなっています。
9人の80歳以上の現役クリエーターは、以下の方々。
瀬戸内寂聴、磯崎新、野見山暁治
細江英公、金子兜太、李禹煥
佐藤愛子、山田洋次、一柳慧
とても貴重な言葉にあふれています。
私として、特に強烈に響いたのは
金子兜太さんの戦争体験、
そして佐藤愛子さんの死後の世界のお話。
80歳以上の現役クリエーターの方々、
とても80歳を超えているとは思えない
若さに満ちていました。
いつまでも心身ともに若くありたいものです。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
今日の本「能力はどのように遺伝するのか」(安藤寿康/ブルーバックス:23年) [本]
今日の本「能力はどのように遺伝するのか」(安藤寿康/ブルーバックス:23年)
「「生まれつき」と「努力」のあいだ」との
サブタイトルのついた一冊。
オビには「「能力」と「遺伝」の正体を行動遺伝学の第一人者が
解き明かす!」とあります。
遺伝に興味を持って、本書を手にしました。
著者は安藤寿康先生。慶應義塾大学文学部名誉教授であり、
専門は教育心理学、行動遺伝学、進化教育学とのこと。
多くの著作があります。
本書、5章から構成。
本書は、オビにもあるように、「能力」と「遺伝」について
最先端のゲノムサイエンスを基に解説するという内容。
遺伝子は99.9%までどの人も同じでありながら、
わずかな遺伝子の違いが、大きな個人差を生じさせているとのこと。
また、3章に記載された行動遺伝学の10大発見によると
・あらゆる行動には有意で大きな遺伝的影響がある
・知能の遺伝率は発達とともに増加する
・環境にも有意な遺伝要因が関わっている
などとなっており、私としては、
今までの遺伝に対するイメージを大きく覆すものでした。
何ともおそろしいような遺伝の影響なのですが
データを数多く蓄積できるようになった現代ゆえ
間違った結論ではないと思います。
さらなる遺伝の研究が気になります。
「「生まれつき」と「努力」のあいだ」との
サブタイトルのついた一冊。
オビには「「能力」と「遺伝」の正体を行動遺伝学の第一人者が
解き明かす!」とあります。
遺伝に興味を持って、本書を手にしました。
著者は安藤寿康先生。慶應義塾大学文学部名誉教授であり、
専門は教育心理学、行動遺伝学、進化教育学とのこと。
多くの著作があります。
本書、5章から構成。
本書は、オビにもあるように、「能力」と「遺伝」について
最先端のゲノムサイエンスを基に解説するという内容。
遺伝子は99.9%までどの人も同じでありながら、
わずかな遺伝子の違いが、大きな個人差を生じさせているとのこと。
また、3章に記載された行動遺伝学の10大発見によると
・あらゆる行動には有意で大きな遺伝的影響がある
・知能の遺伝率は発達とともに増加する
・環境にも有意な遺伝要因が関わっている
などとなっており、私としては、
今までの遺伝に対するイメージを大きく覆すものでした。
何ともおそろしいような遺伝の影響なのですが
データを数多く蓄積できるようになった現代ゆえ
間違った結論ではないと思います。
さらなる遺伝の研究が気になります。
今日の本「デビルマン外伝 人間戦記」(永井豪 細野不二彦/ヤンマガKC:23年) [本]
今日の本「デビルマン外伝 人間戦記」(永井豪 細野不二彦/ヤンマガKC:23年)
月刊ヤングマガジンに連載されていた「デビルマン外伝」が
単行本になったので手にしました。
オビには「令和の軌跡、ここに降誕!」とあります。
本作は、永井豪さんが原作の「デビルマン」が
細野さんのスピンオフマンガにより、外伝という形で復活した作品。
外伝におけるメインは、ドス六。
不動明の登場は最小限であり、
地球で最後のニンゲンになるドス六に焦点が当てられています。
また、原作を補完するサイドストーリーも
垣間見られたり、集団化と同調圧力が描かれているなど、
なんとも重厚な作品になっていますね。
さて、「恋とゲバルト」が中断していますが、
細野さんの次の作品は?
気になります。
月刊ヤングマガジンに連載されていた「デビルマン外伝」が
単行本になったので手にしました。
オビには「令和の軌跡、ここに降誕!」とあります。
本作は、永井豪さんが原作の「デビルマン」が
細野さんのスピンオフマンガにより、外伝という形で復活した作品。
外伝におけるメインは、ドス六。
不動明の登場は最小限であり、
地球で最後のニンゲンになるドス六に焦点が当てられています。
また、原作を補完するサイドストーリーも
垣間見られたり、集団化と同調圧力が描かれているなど、
なんとも重厚な作品になっていますね。
さて、「恋とゲバルト」が中断していますが、
細野さんの次の作品は?
気になります。
今日の本 「黒い瞳のブロンド」(ベンジャミン・ブラック/ハヤカワ・ミステリ文庫:23年) [本]
今日の本 「黒い瞳のブロンド」(ベンジャミン・ブラック/ハヤカワ・ミステリ文庫:23年)
今年映画化された「黒い瞳のブロンド」。
映画のほうは未見ですが、映画化に伴い、解説が追加されて
文庫化された本書を手にしました。
当初はポケミスでリリースされており、そちらは図書館を利用して
既に読んでいますので、再読です。本作はマーロウの新作であり、
チャンドラー「ロング・グッドバイ」の公認続篇とのこと。
著者は、ベンジャミン・ブラック。
犯罪小説に加え、文芸作品も執筆されているとのこと。
本書、設定は「ロング グッドバイ」の続編。
登場人物には、リンダ ローリング、テリー レノックスらもいます。
突然の美女からの依頼で、マーロウの調査はスタート。
本作も、マーロウにたびたび危機が訪れるという
タフなストーリーとなっています。
著者は異なるものの、違和感なく読めましたね。
この時代設定の雰囲気、好きです。
さて、ベンジャミン・ブラックの他の作品も気になるのですが、
残念ながら、翻訳されている作品は少ないようです。
しかもすでに絶版のようですので、
図書館で探してみようと思います。
今年映画化された「黒い瞳のブロンド」。
映画のほうは未見ですが、映画化に伴い、解説が追加されて
文庫化された本書を手にしました。
当初はポケミスでリリースされており、そちらは図書館を利用して
既に読んでいますので、再読です。本作はマーロウの新作であり、
チャンドラー「ロング・グッドバイ」の公認続篇とのこと。
著者は、ベンジャミン・ブラック。
犯罪小説に加え、文芸作品も執筆されているとのこと。
本書、設定は「ロング グッドバイ」の続編。
登場人物には、リンダ ローリング、テリー レノックスらもいます。
突然の美女からの依頼で、マーロウの調査はスタート。
本作も、マーロウにたびたび危機が訪れるという
タフなストーリーとなっています。
著者は異なるものの、違和感なく読めましたね。
この時代設定の雰囲気、好きです。
さて、ベンジャミン・ブラックの他の作品も気になるのですが、
残念ながら、翻訳されている作品は少ないようです。
しかもすでに絶版のようですので、
図書館で探してみようと思います。
今日の本 「現実とは?」(藤井直敬/ハヤカワ新書:2023年) [本]
今日の本 「現実とは?」(藤井直敬/ハヤカワ新書:2023年)
サブタイトルには「脳と意識とテクノロジーの未来」とも。
また、オビには「あなたが見ているのは、本当に「現実」?」とあります。
今年の6月に刊行が始まったハヤカワ新書を、初めて手にしました。
藤井直敬さんの著作を手にするのは久しぶり。
著者は藤井直敬氏。株式会社ハコスコ代表取締役社長。
医学博士・脳科学者とのこと。他にも著作があります。
本書、8章から構成。
藤井氏が開催したオンラインイベントにおける
様々なゲストとの現実とは何かについてのやりとりを
ベースにまとめたもの。
イベントは30回以上行われているとのことですが
本書ではその中から8回分をピックアップ。
登場されたゲストは、稲見昌彦、市原えつこ、
養老孟司、暦本純一、今井むつみ、加藤直人、
安田登、伊藤亜紗の8人。
ゲストは様々な分野で活躍されている方が登場されています。
私としては、ラストの2人の方のお話が
特に興味深かったです。
今見ているものが現実であると以前は思っていましたが
今見ているのは、自分の脳が作り上げた世界であり、
「現実」について考えさせられる一冊でした。
面白そうな著作が次々リリースされているハヤカワ新書。
引き続き読んでみたいと思います。
サブタイトルには「脳と意識とテクノロジーの未来」とも。
また、オビには「あなたが見ているのは、本当に「現実」?」とあります。
今年の6月に刊行が始まったハヤカワ新書を、初めて手にしました。
藤井直敬さんの著作を手にするのは久しぶり。
著者は藤井直敬氏。株式会社ハコスコ代表取締役社長。
医学博士・脳科学者とのこと。他にも著作があります。
本書、8章から構成。
藤井氏が開催したオンラインイベントにおける
様々なゲストとの現実とは何かについてのやりとりを
ベースにまとめたもの。
イベントは30回以上行われているとのことですが
本書ではその中から8回分をピックアップ。
登場されたゲストは、稲見昌彦、市原えつこ、
養老孟司、暦本純一、今井むつみ、加藤直人、
安田登、伊藤亜紗の8人。
ゲストは様々な分野で活躍されている方が登場されています。
私としては、ラストの2人の方のお話が
特に興味深かったです。
今見ているものが現実であると以前は思っていましたが
今見ているのは、自分の脳が作り上げた世界であり、
「現実」について考えさせられる一冊でした。
面白そうな著作が次々リリースされているハヤカワ新書。
引き続き読んでみたいと思います。
今日の本「正義の弧」(マイクル・コナリー/講談社文庫:2023年) [本]
今日の本「正義の弧」(マイクル・コナリー/講談社文庫:2023年)
昨年末にリリースされたマイクル・コナリーのボッシュシリーズの
新作を今年の初めに読みましたが、
ボッシュシリーズの新作がリリースされたので手にしました。
著者はマイクル・コナリー。とても多くの作品、
シリーズものをリリースされています。
本作は、ハリー・ボッシュとレネイ・バラードの共演第4弾。
前作でロス市警を退職することになったバラードが、
未解決事件班の責任者になり、ボッシュがボランティアで
チームに加わって、未解決事件に取り組むという内容。
本作でも2つの事件が並行し、
スピード感に溢れた展開に圧倒されました。
しかし、ボッシュの引退を予感させるラスト。
もうボッシュの登場はないのでしょうか?
さて、既読のどの作品でもボッシュが
ジャズを聴くシーンが出てきます。
本作でもジャズを聴くシーンあり、
気になったのが「ファレズ・ウィテッド」。
未聴のアーティストなので、聴いてみたいと思います。
解説によると、次作は「リンカーン弁護士」とのこと。
次作も気になります。
昨年末にリリースされたマイクル・コナリーのボッシュシリーズの
新作を今年の初めに読みましたが、
ボッシュシリーズの新作がリリースされたので手にしました。
著者はマイクル・コナリー。とても多くの作品、
シリーズものをリリースされています。
本作は、ハリー・ボッシュとレネイ・バラードの共演第4弾。
前作でロス市警を退職することになったバラードが、
未解決事件班の責任者になり、ボッシュがボランティアで
チームに加わって、未解決事件に取り組むという内容。
本作でも2つの事件が並行し、
スピード感に溢れた展開に圧倒されました。
しかし、ボッシュの引退を予感させるラスト。
もうボッシュの登場はないのでしょうか?
さて、既読のどの作品でもボッシュが
ジャズを聴くシーンが出てきます。
本作でもジャズを聴くシーンあり、
気になったのが「ファレズ・ウィテッド」。
未聴のアーティストなので、聴いてみたいと思います。
解説によると、次作は「リンカーン弁護士」とのこと。
次作も気になります。