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今日の本 「人間はどこまで家畜か」(熊代亨/ハヤカワ新書:2024年) [本]

今日の本 「人間はどこまで家畜か」(熊代亨/ハヤカワ新書:2024年)

サブタイトルには「現代人の精神構造」とも。
また、オビには「家畜になれば生きやすい。」とあります。
昨年刊行が始まったハヤカワ新書を、久しぶりに手にしました。
熊代さんの著作を手にするのは初めて。

著者は熊代亨氏。精神科医で、
他にも著作があります。

本書、5章から構成。
人間の家畜化が加速している現代社会について
精神科医である著者が言及した内容。
本書でも指摘されているように、
社会において、どんどん隙間がなくなってきている
と感じます。
そして、均一化していくことが、
社会から求めれれているようにも感じます。
今後、さらにこういった圧が増すと、
新しいものを生み出す力が減退し、
なんとも味気ない世界に収束していくような
怖さがありますね。
どうしたものか?
一人の力ではどうしようもない気もしますが...
さて、面白そうな著作が次々リリースされているハヤカワ新書。
引き続き読んでみたいと思います。
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