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今日の本「天明の浅間山大噴火」(大石慎三郎/講談社学術文庫:23年) [本]

今日の本「天明の浅間山大噴火」(大石慎三郎/講談社学術文庫:23年)

「日本のポンペイ・鎌原村発掘」との
サブタイトルのついた一冊。
オビには「地獄というものも、これほどひどくはないだろう」
とあります。

著者は大石慎三郎氏。学習院大学名誉教授。2004年に他界されています。
非常に多くの著作があります。

本書、6章から構成。
1986年に刊行された著作が文庫化されたものです。
5章までに天明の浅間山大噴火の史実について解説し、
最後の6章にて、著者らが行った鎌原村の発掘調査の様子、
結果をまとめる内容。
浅間山大噴火。噴火があったことは知ってはいたものの、
被害の詳細など詳しいことは知りませんでした。
これほどの被害があったとは、ずいぶん驚かされました。
また、発掘調査ですが、行われたのは昭和の時代であり、
かなりの苦労があったことと思われます。
その後、再調査はあったのか気になりますね。
また、日本では地震が多発していますが、
今後、このような噴火が起こることがあるのかも。
どう対処すればよいのか。
難しいですね。
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