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今日の本 「遅刻してくれて、ありがとう 下」 [本]

今日の本 「遅刻してくれて、ありがとう 下」(トーマス・フリードマン/日経ビジネス人文庫:2021年)

「常識が通じない時代の生き方」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「常識が崩壊した社会を生き延びるヒント」とも。
「フラット化する世界」など日本でも何冊かリリースされている
トーマス・フリードマンの著作で、上巻に引き続き下巻も手にしました。

著者は、トーマス・フリードマン。
UPI通信を経て、現在はニューヨーク・タイムズ紙外交問題
コラムニストとのこと。
訳は伏見威蕃氏。

本書は2018年に単行本でリリースされたもので
4部14章で構成され、下巻は後半の2部6章を収録。
本書は、加速の時代に生きている現代人に
今の時代を俯瞰して解説する内容。
最終章はリニューアル時に加筆され、
上巻の序文は日本語版にのみの追加とのこと。
また、12章以降は、著者が高校まで過ごした
ミネソタを振り返りつつ、今後の展望へ
つながる記載となっています。
テクノロジーの進化に人間の適応力が
ついていけなくなりつつある時代。
常に走り続けていなければならない感覚。
大切なことは何か?
 大事なのはコミュニティ
とのこと。
信頼で結びついた人とのつながり。
改めて認識しました。
たまには新たな知見、気付きが得られる
こういった本を読むのも大切ですね。
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