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今日の本「パリのパサージュ 過ぎ去った夢の痕跡」(鹿島茂/中公文庫:21年) [本]

今日の本「パリのパサージュ」(鹿島茂/中公文庫:21年)

「デパートの誕生」を読んで興味を持った鹿島さんの著作を
もう1冊手にしました。
サブタイトルは「過ぎ去った夢の痕跡」、そしてオビには
「一歩入れば、19世紀のパリ」とあります。

著者は鹿島茂氏。明治大学名誉教授で、19世紀フランスの社会・小説が
専門とのこと。多くの著作があります。

本書は、2章から構成され、
2008年にリリースされた単行本を文庫化したもので、
構成が少々変更され、写真が減っているとのこと。
「パサージュ」を、ガラス天井の通り抜けと定義し、
パリのパサージュを、今ではないものも含めて多角的に紹介する内容。
フランス革命直後から生まれたパサージュ。
歴史はかなり古いです。
ずいぶん前にパリに行ったことはあるのですが、
「パサージュ」は見ていないです。
パリ旅行は先のリリースの単行本がリリースされる前でしたし、
パサージュの知識が全くなかった頃のことです。
見ておきたかったですね。
今後、行く機会があるか微妙ですが、
パリに行くことがあれば、パサージュ、見ておきたいです。
さて、鹿島茂氏の著作、興味深いタイトルが多いので、
引き続き、他の著作も読んでみたいですね。
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