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今日の本 「Who Gets What」 [本]

今日の本 「Who Gets What」(アルビン・E・ロス/日経ビジネス人文庫:18年)

-マッチメイキングとマーケットデザインの経済学-とのサブタイトルが
ついた一冊。オビには「実社会の難題に挑む経済学の最先端」とも
2016年の単行本を加筆して文庫化。
興味を持って手にしました。

著者はアルビン・E・ロスさん。ノーベル経済学賞を受賞しているゲーム理論、
そしてマーケットデザインの分野が専門の経済学者です。
翻訳は櫻井祐子さん。

本書、4部12章から構成。
臓器移植、就活といった現実の課題に対して適用される
マッチング理論について解説する内容。
解説から引用すると、マッチング理論とは
 様々な好みを持つ経済主体をどのように引き合わせるかや、
 限られた資源をどのように人々に配分するかを研究する理論
とのこと。
具体的にどのように理論が構築されたかが、3部から解説されています。
さすがですね。
日本でも、このようなマッチング理論が広く普及してほしいものです。
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