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今日の本 「ねじとねじ回し」 [本]

今日の本 「ねじとねじ回し」(ヴィトルト・リプチンスキ/ハヤカワ文庫:2020年)

サブタイトルは「この千年で最高の発明をめぐる物語」。
先日、「銀河の片隅で科学夜話」を図書館で借りた際、
こちらも気になったので、手にしました。

著者はヴィトルト・リプチンスキ氏。現在は、ペンシルベニア大学の
教授であり、多くの著作があるとのこと。
訳は春日井晶子さん。

本書、7章から構成。
この1000年で最高の発明となる工具についての
エッセイを頼まれた著者が、ねじとねじ回しの
歴史を探る内容。
主な工具は、なんと古代エジプト、ローマで
既に使われていたのです。
ねじ回しについては、この1000年で
発明されたことを、百科事典、博物館などで
著者は調べ上げるのです。
現代でも、日常でよく使用されるねじとねじ回し。
発展の歴史はとても興味深かったです。
技術を遡る歴史の旅、好きですね。
またこのような著作があれば、読んでみたいです。
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