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今日の本 「上司の哲学」 [本]

今日の本 「上司の哲学」(江口克彦/PHP研究所:04年)

-部下に信頼される20の要諦-とのサブタイトルがついた一冊。
長年にわたり、ベストセラーとなっている本書。ずいぶん前に入手したのですが、
ようやく読みました。

著者は、江口克彦氏。松下幸之助晩年の22年間、つねにその側で仕事をされた方であり、
たくさんの松下さんに関連した著作があります。

さて本書、サブタイトルにあるように20の要諦を、松下幸之助さんの
エピソードを交えて、順に解説。その20の要諦とは、
・夢を与える ・考え方を示す ・ほめる ・熱意を評価する
・能力を引き出す ・耳を傾ける ・仕事を任せる ・差別をしない
・自分より優秀な人材を育てる ・叱った後のフォローをする ・雑談を大事にする
・率先垂範する ・秘密をつくらない ・声をかける ・部下を見て話をする
・「なぜ」を説明する ・訴える ・部下に感謝の念を持つ 
・女性の部下を意識しない ・運をつかむ

これらをすべて具えた上司。それは素晴らしい方であると思います。
しかしながら、なかなかいないと思います(苦笑)。
少なくとも、私は無理...
唯一、私もそうだと言えそうなのが、ラストの「運をつかむ」。
何があっても「運が良い」と解釈し、マイナスをプラスに見る。
そして全てを肯定して生きる。→ これは私自身、近いかも。

さて「運」で、思い出すのが、スチャダラパーの「ついてる男'94 春」。
「ついてる、マジでついてる」というリフレイン。
このフレーズを思い出せば、前向きになれる気がしますね。
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コメント 2

Simple

20の要諦、確かにそうですね。
でも、なかなかできないんですよね。
私は、「声をかける、部下を見て話をする」くらいしかできないです。(笑)
by Simple (2010-10-30 07:47) 

TBM

>Simple さま、niceとコメントありがとうございます。
全てを実行されていたという、松下さんは
とてつもなく、素晴らしい方と思います。
私としては、日本人は、なぜか派閥をつくったり、
特定の部下と仲良くなる傾向があるような気がします。
会社組織に限らず、クラブや、サークルなどでも...
秘密をつくらず、誰とも公平に接したいと思っています。
by TBM (2010-10-31 01:08) 

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