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今日の本 「新幹線から経済が見える」 [本]

今日の本 「新幹線から経済が見える」(小宮一慶/実業之日本社:03年)

前から少々気になっていた、小宮一慶氏。
本屋に行くと、結構平台に数々の著作が積まれていたり。
まあ、私が手に取ろう!というタイトルがなかったこともあって、これまで未読でした。
しかしようやく、図書館にておもしろそうなタイトルを見つけ、読んでみました。

著者は小宮一慶氏。京都大学法学部卒業後、東京銀行を経て、現在、
株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役とのこと。

で、本書。『新幹線』というのは、各章の導入部だけであり、
内容は、しっかりと経済、そして著者のビジネス論が織り込まれた一冊でした。
その中で、確かにそうかも? と思ったのが以下。
「主観性がなければものごとの本質は見えない。
 まず、客観的に現象を捉えることが大切だが、それを主観的に解釈してこそ
 ものごとが本当に見えることだと思う」
確かにね。自分というものが、グッと介在しないと、迫らないと、
真実というか、本当の姿には近づけないということでしょうか? 納得です。

そしてもうひとつ。
「この世でいちばん安いもののひとつは、景気指標の統計が載っている
 月曜日の日経新聞ではないかと思っている」
確かに、この『景気指標』、大事とは思いつつ、見ないんですがね(苦笑)。
この方、「日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える」といった
タイトルの本までリリースされてます。

さて、実は本書、つい最近、文庫化されてました。(祥伝社黄金文庫から)
ネット書店で概要を見ると「新版」となってますので、リニューアルされているようです。
確かに、私の読んだ2003年版の記述では、少々古いところもありましたね。
どのくらい変わっているのか、チェックしてみたいです。
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