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今日の本 「お金持ちほど「捨て方」がうまい!」 [本]

今日の本 「お金持ちほど「捨て方」がうまい!」(堀之内九一郎/青春新書:08年)

-これが成功する人の目のつけどころ、考え方だ!-とのサブタイトルのついた一冊。
数年前、「どん底からの成功法則」を読み、その発想力、柔軟性にとても興味を
持ったので、久しぶりにもう1冊手にしました。
http://tbm.blog.so-net.ne.jp/2006-06-27

著者の堀之内九一郎さんは、総合リサイクルショップである、「生活創庫」社長。
起業と倒産を繰り返した後、リサイクル業を成功。
日本で初めてリサイクルショップのFC店を展開させたとのこと。
(しかし、近所に店舗がなく、行ったことないのです...)

さて、本書。新作?かと思ったのですが、98年に出た「ごみの山は宝の山だ」を
リニューアルした一冊でした。
内容は、現在の「生活創庫」の軸となる部分から、ビジネス論を展開。
例えば、堀之内氏による「ビジネスを成功させる3つの条件」とは以下。
 1.社会が信用できるようなノウハウを持っているか
 2.社会が信用できるような資金力を持っているか
 3.社会が信用できるような人物であるかどうか
「人、物、金」ではなく、「人、人、人」とも。
結局のところ、3が大切なようです。
確かにそうですね。いくら、金、物があっても、
人として、信じられなければ、『人間関係が成立しない』、
すなわち、『ビジネスも成立しない』ってことに成りかねない...

そして、痛いところをつかれたなぁ と思ったのが、
『日本人は「物を見抜く力」がない』というところ。
ブランドであっさり商品を決めてしまうこと、確かに多いです。
例えば、どこそこの○○だったらまぁいいか と決断。
本当は、機能なり、現物なりをしっかり確認しないといけないところ...
電気製品なんかでも、安易に大手メーカだからといって、安心しちゃダメですよね。
最近、コストダウンの追求で、どんどん作りが陳腐になってるような??

発想力、考え方、視点が、ユニークかつ柔軟性に富む堀之内氏。
いろいろと気付きの多い、一冊でした。
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