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今日のCD「NADA-IZED! / DEATH IN JUNE」(23年CD) [CD]

今日のCD「NADA-IZED! / DEATH IN JUNE」(23年CD)

「DEATH IN JUNE」のニューアルバムを手にしました。
相当久しぶりです。

本作、全11曲、53分あまり。
ピアノをバックに Douglas P が歌うというアルバムも
過去にはありましたが、90年代以降、基本的には
アコースティック ギターで歌うという作品が多かった
DEATH IN JUNE です。
本作は、過去の作品とは異なり、
Miro Snejdr によるエレクトロサウンドをバックに
Douglas P が歌うという作品。
曲は、過去作の再録が中心となっているようで、
「HEAVEN STREET」、「GOD A PALE CURSE」など。
レコーディングは、2020-21と記載されています。
いやいや、こんな作品がリリースされるとは
驚きました。

さて、活動期間は、ずいぶんと長くなっているDEATH IN JUNE。
今後の活動はどうなるのでしょう?
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今日のCD「シカラムータ / 大熊亘ユニット」(1998年CD) [CD]

今日のCD「シカラムータ / 大熊亘ユニット」(1998年CD)

大熊ワタルさんが編集を担当された篠田昌已さんの本を
先日記事にしましたが、大熊ワタルさんがずいぶん前にリリースした
CDを久しぶりに聴きました。

本作、全12曲、52分あまり。
現在は「シカラムータ」として活動されていますが
このCDは、タイトルが「シカラムータ」で、
大熊亘ユニット名義となっています。
メンバーはクラリネットの大熊亘さんに加えて
関島岳郎(チューバ)、桜井芳樹(ギター)
太田惠資(ヴァイオリン)、植村昌弘(ドラムス)といった方々。
アルバムには、大熊ワタルさんのオリジナルや
トラディショナルを収録。
篠田昌已さんの活動を引き継ぐような印象の
暖かい音色が心に響きます。
現在もシカラムータは活動を継続中。
最近の音源も聴かねば。
http://www.cicala-mvta.com/
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今日のCD「Individualism Of Gil Evans / Gil Evans」(2022年CD) [CD]

今日のCD「Individualism Of Gil Evans / Gil Evans」(2022年CD)

昨年10月に再発された日本盤の中の1作です。
Bill Evans ばかり手にしてきましたが、今回は Gil Evans。
「ギル エヴァンスの個性と発展」との
日本語タイトルが付与されています。

本作、全4+5曲、69分あまり。
1963年から1964年に録音された作品。
オリジナルLPよりも多い5曲が追加され、
その5曲は、1,6,7,8,9曲目に配置されています。
アルバムの1曲目からボーナストラックとは、
かなり驚きました。
ギル エヴァンスといえば、マイルスとの協作が何作かあり、
そちらは聴いたことがあるのですが、
ギル エヴァンス名義の作品を手にしたのは初めて。
参加メンバーは、
Wayne Shorter、Phil Woods、Eric Dolphy、Steve Lacy、
Kenny Burrell、Gary Peacock、Ron Carter、Paul Chambers、
Elvin Jones など。多く著名な方が参加されています。
どの曲も完成度が高く、素敵な演奏ばかり。
当初のLPでは、収録時間の都合上、
仕方なく収録を見送られた曲が
CDではボーナストラックとして追加されたのでしょうか。
9曲入りの作品を聴けてよかったです。
多作な方ではないのですが、
他の作品も気になるところです。
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今日のCD「Live in Tokyo / Bill Evans」(2015年CD) [CD]

今日のCD「Live In Tokyo / Bill Evans」(2015年CD)

ちょっと久しぶりに、Bill Evans。
昨年は、昨年後半に再発された作品を何作か続けて聴きましたが
こちらは、2015年に再発されたLIVE盤です。

本作、全9曲、59分あまり。
1973年1月に、東京 郵便貯金ホールにて収録されたLIVEアルバム。
初来日公演の収録です。
ちょうど50年前の演奏。当然ながら、観ていないです。
メンバーは、Bill Evansに加えて、
Eddie Gomez (b)、Marty Morell (ds)という3名。
Bill Evans のオリジナルは1曲。
ライナーによると、
過去の著名なナンバーももちろん演奏されたとのことですが、
本作では、新しいレパートリーを中心に
収録したとのこと。
あまり馴染みのない曲が多いのですが、
素敵な演奏が楽しめる内容になっています。
LIVE盤など、最近もいろいろリリースされていますので
他の作品も聴いてみようと思います。
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今日のCD「キリーク / 木村文彦」(11年CD) [CD]

今日のCD「キリーク / 木村文彦」(11年CD)

昨年末に木村文彦さんの新作を手にしましたが、
木村さんの前作も手に入れました。
こちらも時弦プロダクションからのリリース。
配給は地底レコードとのこと。オビには
「特異なパーカッション奏者 木村文彦のソロ第一弾」
とあります。
http://www.jigen-p.net/

本作、CDは全12曲、52分あまり。
2011年、2ヵ所のスタジオで録音。
木村さんによるドラムなどの打楽器ソロが中心ですが、
ギターの磯端伸一さんとのDUOが2曲、
胡弓の向井千惠さんとのDUOが1曲、
さらに山口ミチオさん、宮本隆さんの参加曲が
各1曲収録されています。
様々な打楽器が、うねりをつくり、
一つの楽曲が構築されていくというどこにもない世界。
そして、他の楽器が重なることで
また新たな世界が切り開かれていきます。
本作でも刺激的な音に打ちのめされました。
木村文彦さんのHPは↓
http://kimurafumihiko.com/
他にも気になる作品が多い時弦プロダクション。
いろいろ聴いてみたいです。
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今日のCD「Amazing Toshko Akiyoshi / 秋吉敏子」(2022年CD) [CD]

今日のCD「Amazing Toshko Akiyoshi / 秋吉敏子」(2022年CD)

先日、Roland Kirkの「Domino」について記事にしましたが、
同時に再発された日本盤の中の1作である、秋吉敏子さんの作品を
手にしました。

本作、全12曲、48分あまり。
秋吉敏子さんの初リーダー録音と、
ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルのライヴ録音とが
カップリングされた内容。
初リーダー録音は、1-8曲目までで、1953年11月に録音され、
メンバーはピアノの秋吉さんと、
ハーブ・エリス(g)、レイ・ブラウン(b)、J.C.ハード(ds)
となっています。
9-12曲目は、1957年7月5日の、
ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルでの録音で、
メンバーはピアノの秋吉さんと、
ジーン・チェリコ(b)、ジェイク・ハナ(ds)
となっています。
初リーダー録音は、オスカー・ピーターソンの推薦によって
実現したとのこと。これは知りませんでした。
どちらの録音も秋吉さんのオリジナルを含む選曲で
もう半世紀以上前の録音ですが、
素敵な演奏が楽しめました。
あまり秋吉さんのことは知らなかったので
他の作品も聴いてみたいですね。
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今日のCD「BIG MILLE-FEUPLLE SESSION / 加納良英」(2011年CD) [CD]

今日のCD「BIG MILLE-FEUPLLE SESSION / 加納良英」(2011年CD)

こちら、昨年末、ハードレインに伺った際に購入したCD。
ハードレインの加納さんのソロ作です。

本作、全9曲、44分あまり。
12月のハードレインでの演奏は、
アコースティックギター弾き語りでしたが、
こちらのソロ作は、2008年11月、2009年1月に行われた
バンド編成による収録となっています。
メンバーは、丸尾丸子さん、よしださ木さん、井本宜延さん、
高田政文さん、田中やすかたさん、たるたにさとしさん
の総勢6名。
久しぶりに丸尾さんの名前を見ましたね。
以前、わりとLIVEを観ていたのですが、
近年は活動されていないようで、
丸尾さんから、ずいぶん遠ざかっています。
で本作、アコースティック色が強く、
暖かな感触の作品に仕上がっています。
そして12月に観た曲も入っています。
本作以外にも様々な編成の作品をリリースしている加納さん。
他の作品も気になるところです。
LIVEの予定などは↓
https://twitter.com/and_young_
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「美空どれみ ~ 訃報」(2022.12) [CD]

「美空どれみ ~ 訃報」(2022.12)

美空どれみさんが、昨年12月末に他界されたとのこと。
ダディ竹千代さんのSNSにて知りました。

美空どれみさんは、1980年代に2枚のアルバムをリリースしたバンド
「ビジネス」のボーカリスト。
ダディ竹千代さんのおとぼけCatsにも
参加されていました。
その後、巻上公一さんとのデュエット「恋愛二重奏」を
リリースされていましたが、その後の活動は
よくわからないです。
久しぶりに名前を拝見したと思ったら、
残念なことに、訃報でした。
LIVEは観たことがないのですが、
「ビジネス」のアルバムは持っていますし、
「恋愛二重奏」も持っています。
ご冥福をお祈りいたします。
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今日のCD「ancode / 瑕疵:KASHI」(21年CD) [CD]

今日のCD「ancode / 瑕疵:KASHI」(21年CD)

木村文彦さんの新作に引き続き、
時弦プロダクションの作品、瑕疵による「ancode」を手にしました。
オビには
「先端への系譜。マツシタ カズオ率いるニューグループ、
 瑕疵は漆黒から生成されるポスト・ジャズへのパスポート。」
とあります。
http://www.jigen-p.net/

本作、全5曲、39分あまり。
瑕疵のメンバーは、マツシタ カズオ(sax,piano)、
鳴瀧朋宏(bass)、衣笠智英(drums)の3人。
録音には、 ゲストとして、登敬三(sax)、豊永亮(guitar)
のお二人が参加されています。
ライナーによると、曲はマツシタさんが準備したアイデアを元に
メンバー全員が即興を交えたアレンジで完成させたとのこと。
ある程度の枠組みがあるものの、
メンバーそれぞれの音塊が絡み合って完成された楽曲は
どこにもない感触であり、素晴らしいものでした。
私としては、登さんの演奏を久しぶりにCDで聴けたことも
よかったです。
他にも気になる作品が多い時弦プロダクション。
いろいろ聴いてみたいです。
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今日のCD「Domino / Roland Kirk」(2022年CD) [CD]

今日のCD「Domino / Roland Kirk」(2022年CD)

先日、Bill Evansの「Affinity」について記事にしましたが、
同時に再発された日本盤の中の1作である、カークの作品を
手にしました。

本作、全14曲、51分あまり。
オリジナルは全10曲ですが4曲が追加されています。
6曲目までの前半は、1962年9月、
7曲目以降の後半は、1962年4月の録音とのこと。
前半は、カークに加えて、
Andrew Hill(piano, celeste)、
Vernon Martin(b)、Henry Duncan(ds)が参加。
後半は、pianoが、Wynton Kelly 又は Herbie Hancock、
dsが、Roy Haynes に代わっています。
有名な「Domino」は、1曲目と追加曲にも収録。
やや長尺の追加曲のほうが、私としてはいい感じ。
他の曲は、カークのオリジナルとスタンダードが半々くらい。
しっとりとした印象のスタンダードに対して、
カークのオリジナルはややアップテンポの曲が多かったです。
オリジナルの「Rolando」、「E.D.」
あたりが特に好きですね。
気になりながらも、カークの作品は未聴のものが多いです。
他の作品も聴いてみようと思います。
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今日のCD「Light is decomposed into fragments / Priority」(2000年CD) [CD]

今日のCD「Light is decomposed into fragments / Priority」(2000年CD)

先日のLIVEの際に手にしたアルバム。
これまでわりと最近のアルバムを聴いてきましたが、
本作は2000年の作品です。

本作、全9曲、55分あまり。
メンバーは清野さんに、Naoki Terashima(bass)、
Takashi Mori(percussion,sampler,effects)
を加えた3人編成。
曲はすべて清野さんが手がけています。
最近は、ストーリー性を感じさせる楽曲が多い印象ですが、
およそ20年前の本作は、
風であったり、星のまたたきであったり、
今ここにある風景を感じさせる感触の楽曲でした。
サイトには本作のレビューがあり、そこには
キングクリムゾン、パットメセニーが引用されていました。
そういえば、以前観たLIVEでキングクリムゾンが
頭をよぎったことがありましたね。
それは、清野さん、清水さん、高野さん、里村さんによる
演奏で、曲は「エコー」。
大きなうねり、そして圧倒的な音圧。
編成は異なるものの、80年代のクリムゾンが
なぜか思い出されたのです。
さて、まだまだ未聴のアルバムがありますので、
さらに手にたいところです。
今後のLIVE予定などは以下。
 清野拓巳   http://www.takumiseino.com/
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今日のCD「My Drum Music / 木村文彦」(22年CD+DVD) [CD]

今日のCD「My Drum Music / 木村文彦」(22年CD+DVD)

今年リリースされた木村文彦さんの新作です。
時弦プロダクションからのリリース。オビには
「唯一無比 打音演奏家、木村文彦の新作はCDとDVDの二枚組大作」
とあります。
http://www.jigen-p.net/

本作、CDは全11曲、38分あまり。
2020年に3ヵ所で録音された、
木村さんによるドラムなどの打楽器ソロ。
DVDは、全2曲、46分あまり。
タイトルは「打落擦 solo&duo」で
2021年4月、大阪島之内教会で収録。
前半は木村さんのソロ、
後半はマツダカズヒコさん(ギター)が加わったDUOです。
ライナーによると、DUOのみが完全に即興で、
ソロは、事前に決めた演奏+即興とのこと。
研ぎ澄まされた打音により構築された孤高の世界、
とても刺激的な音に打ちのめされました。
木村文彦さんのHPは↓
http://kimurafumihiko.com/
他にも気になる作品が多い時弦プロダクション。
いろいろ聴いてみたいです。
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今日のCD「ユメノサキ / すおみゆずみゆかり」(22年CD) [CD]

今日のCD「ユメノサキ / すおみゆずみゆかり」(22年CD)

関谷友加里さんが関わる最新作です。
コロナ発生後の2020年9月、LIVE活動がなかった時期に
録音された作品です。

本作、全6曲、37分あまり。
メンバーは、谷向柚美(Vo等)、関谷友加里(Piano等)、
森下周央彌(E.G.、A.G.)の3人。
3人のオリジナルに加え、2曲の即興を収録。
コロナで大変な時期だったかと思いますが、
光が降り注ぐ感触の温かく美しい音に満ちた
素敵な作品に仕上がっている...という感触を得ました。
さて、リリースLIVEが1月に予定されています。
ただ、名古屋のみとのこと。
今回は無理ですが、機会があれば
どこかで3人の演奏を観たいですね。
 関谷友加里 http://sunset-glow.dreamlog.jp
 谷向柚美  https://yuzumi76.wixsite.com/yuzumi2013
 森下周央彌 https://www.suomi-morishita.com/
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今日のCD「Oslo 1971 / MILES DAVIS」(22年CD) [CD]

今日のCD「Oslo 1971 / MILES DAVIS」(22年CD)

「LIVE AT RONNIE SCOTT'S 」に引き続き、マイルスです。
また、LIVEアルバムが登場していました。
今回は、HI HATからのリリースで、輸入盤国内仕様を手にしました。
「LIVE AT RONNIE SCOTT'S 」は、1969年11月のLIVEでしたが、
本作は、その2年後のLIVEです

本作、全7曲、79分あまり。
1971年11月9日、Oslo にて収録とのこと。
メンバーは、マイルスに加え、Gary Bartz、Keith Jarrett、
Michael Henderson、Ndugu Leon Chancler、
Charles Don Alias、James Mtume Foreman。
ドラムに加えて、2名のパーカッション奏者がメンバーに
なっています。2年前とは全く異なるメンバーです。
曲は、Directions、Honky Tonk、Sanctuaryなど。
1曲目のDirectionsは、高速で奏でるパーカッションからスタート。
最初からこのエレ期ならではの熱く激しいサウンドが
全開であり、心を揺さぶられます。
先鋭化したこの時期のマイルスの演奏、素敵ですね。
今も数々のLIVEがリリースされるマイルス。
引き続き、各音源を手にしたいところです。
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今日のCD「Affinity / Bill Evans」(2022年CD) [CD]

今日のCD「Affinity / Bill Evans」(2022年CD)

先日記事にした「New Conversations」に引き続き、Bill Evans。
10月に再発された日本盤の中の1作です。

本作、全9曲、50分あまり。
1978年にニューヨークで録音された作品です。
「New Conversations」はソロでしたが、
こちらは、ビル・エヴァンスに加えて、
Toots Thielemans(hca)、Larry Schneider(ts, ss, a-fl)、
Marc Johnson(b)、Eliot Zigmund(ds)
が参加しています。
ハーモニカの方が参加した作品を聴くのは
たぶん初めて。
ビル・エヴァンスの曲は、マイルスとの共作の
「Blue in Green」のみで、
他は、ポール・サイモンの「I Do It for Your Love」、
「The Other Side of Midnight」など、
様々なタイプの曲を収録。
とはいえ、ビル・エヴァンスならではの
透明感あふれるサウンドに統一された作品群、
素敵でした。
LIVE盤など、いろいろリリースされていますので
他の作品も聴いてみようと思います。
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今日のCD「LIVE AT RONNIE SCOTT'S / MILES DAVIS」(22年CD) [CD]

今日のCD「LIVE AT RONNIE SCOTT'S / MILES DAVIS」(22年CD)

ちょっと久しぶりにマイルス・デイビス。
少し前に記事にしたオーネット・コールマンのCDと
同じレーベルのEQUINOXからのリリースです。
オーネット・コールマンは輸入盤が早くリリースされていたので
そちらを手にしましたが、マイルスは解説付きの
輸入盤(国内盤仕様)を手にしました。

本作、全6曲、37分あまり。
1969年11月2日のロンドン、ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブでの収録。
メンバーは、マイルスに加え、Wayne Shorter (ts)、
Chick Corea (p)、Dave Holland (b)、Jack DeJohnette (d)
という布陣。
この時期は、公式なスタジオ作のない
「ロスト・クインテット」といわれる編成であり、
私としては最も興味深い、電化期のマイルスです。
収録時間が短いのは残念ですが、
当時のメドレー形式の貴重なLIVEが楽しめました。
また、せっかく解説付きを購入したものの、
曲名がジャケットの記載と相違しており、
あまり参考にならない内容でしたね。
さて、発掘音源が今なお続々と登場のマイルス。
引き続き、手にしたいと思います。
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今日のCD「New Conversations / Bill Evans」(2022年CD) [CD]

今日のCD「New Conversations / Bill Evans」(2022年CD)

先日記事にした「We Will Meet Again」に引き続き、Bill Evans。
10月に再発された日本盤の中の1作です。
「未知との対話―独白・対話・そして鼎談」との
日本語タイトルが付与されています。

本作、全8曲、46分あまり。
1978年1月に録音されたビル・エヴァンスのソロでの
スタジオ録音。
ビル・エヴァンスは、ピアノとエレクトリック・ピアノを併用して、
多重録音を行っています。
8曲中4曲が、Bill Evans のオリジナル。
多重録音といっても、前衛的な作品ではなく、
ビル・エヴァンスがDUO、又はトリオで
ピアノを奏でているといった印象の作品。
穏やかで流れるような演奏が心地よいです。
ライナーのよると、ビル・エヴァンスは、
63年と67年にも、ソロでの多重録音を行い、
それぞれリリースされているとのこと。
それらもぜひ聴いてみたいですね。
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今日のCD「Live 1965/66 / Ornette Coleman」(22年CD) [CD]

今日のCD「Live 1965/66 / Ornette Coleman」(22年CD)

久しぶりに、オーネット・コールマンのCDを購入。
たぶん、これまで未発表であったLIVE音源。
過去の音源を発掘しているEQUINOXからのリリースです。

本作、全5曲、57分あまり。
1965年10月ベルリン、1965年12月ブレーメン、
1966年3月サンレモにおけるLIVEを収録。
50年以上前の録音です。
メンバーはオーネット・コールマンに加えて
Bは David Izenzon、Drは Charles Moffett というトリオ編成。
オーネットは、アルトに加え、トランペット、ヴァイオリンも演奏。
即興演奏~フリーの世界が堪能できる
いい感じのLIVEアルバムで、音もまずまず。
長尺の「Lonely Woman」、特に素敵でした。
もう新作が出ることはないのですが、
このような未発表音源はまだあるのでしょうか?
EQUINOXからは、マイルスの発掘音源もリリースされていますね。
残された音源があれば聴いてみたいです。
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今日のCD「We Will Meet Again / Bill Evans」(2022年CD) [CD]

今日のCD「We Will Meet Again / Bill Evans」(2022年CD)

9月に引き続き、Bill Evans。
ゴリラーマンに出てきていて、気になっていたもう1枚のアルバム。
ようやく手にしました。
手にしたのは、10月に再発された日本盤です。

本作、全8曲、62分あまり。
1979年8月に録音されたビル・エヴァンス最後のスタジオ録音とのこと。
メンバーは、Bill Evansに加えて、
Tom Harrell (trumpet)、Larry Schneider (soprano & tenor sax)、
Marc Johnson (b)、Joe LaBarbera (d)という5名。
Bill Evans のオリジナルを中心に構成。
レコードではA面ラスト、B面ラストに相当する
4曲目、8曲目はソロ演奏でした。
いい曲ばかり。
3曲目「Bill's Hit Tune」は、
以前、武井さんと関谷さんの昼JAZZ LIVEでも
演奏されていた曲であり、特に好きですね。
Bill Evans、未聴の作品はまだまだありますので
さらに聴いていきたいです。
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今日のCD「路地裏の時間 / 清水武志」(2022年CD) [CD]

今日のCD「路地裏の時間 / 清水武志」(2022年CD)

先日、清水さんのLIVEに伺った際に購入したCDです。
こちら、今年リリースされた新作です。
英語タイトルは「Back door ally time」。

本作、全7曲、43分あまり。
今年6月4日に大大阪藝術劇場にて公開収録された
清水さんのソロアルバム。
7曲中5曲が清水さんのオリジナル。
オリジナル曲は、以前のアルバムにも収録されている
「Seven Happy」、「Vicky's」に加え、
最近の作品「ダイズの冒険」、
故・野田知佑氏を偲んだ「Yukon River」、
関東にいたころの作品「Night Land」でした。
大大阪藝術劇場という特別な空間での
素敵な演奏が楽しめました。
本作、いまのところLIVE会場のみの販売ですが
11月半ばからは、HMVなどでも
販売が始まります。
また、EDFの新作も録音中とのことであり
気になるところです。
清水さんのHPは↓
http://followfukano.com/
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