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今日の本 「気候で読む日本史」 [本]

今日の本 「気候で読む日本史」(田家康/日経ビジネス人文庫:18年)

オビには「この国を動かした異常気象との攻防1400年」とも。
2013年の単行本を文庫化。
昨年末に地球規模の気候変動についての著作「地球46億年気候大変動」を
読みましたが、もう1冊、関連書籍を手にしました。

著者は田家康氏。気象予報士で、現在は日本気象予報士会東京支部長とのこと。
本書以外にも何冊かの著作があります。

本書、5章から構成。気候の変動と日本の歴史との関わりを読み解く内容。
学生の頃、日本の歴史を学んだものの、
本書に記載されているような気候との深い関わりについての解説はなく、
本書にて初めて知ることも多かったです。
特に気になったのは、太陽の活動とのリンク。
そして、古代日本における森林破壊。
かなり昔から、環境が破壊されていたのですね。

気象予報の精度はわりと向上したものの、
災害への対処はまだ不十分なのが現状。
今年は豪雨、台風は減ってほしいです。
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