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今日の本「からだの錯覚」(小鷹研理/ブルーバックス:23年) [本]

今日の本「からだの錯覚」(小鷹研理/ブルーバックス:23年)

「脳と感覚が作り出す不思議な世界」との
サブタイトルのついた一冊。
オビには「錯覚が解き明かす脳と身体の新しい姿」とあります。
錯覚に興味を持って、本書を手にしました。

著者は小鷹研理先生。
名古屋市立大学芸術工学研究科准教授とのこと。
本書が初の著作のようです。

本書、6章から構成。
本書は、わりと簡単に行える錯覚の事例を多数盛り込みつつ、
脳と錯覚の関係について解説するという内容。
何とも不思議な「からだの錯覚」。
このような研究が進められているとは
知りませんでした。
特に興味深かったのは、6章の幽体離脱。
近年、幽体離脱が科学的な研究対象となっていて、
脳科学の視点から解明されているとのこと。
まだまだ解明されていない部分が多い脳は、
無意識のうちに、いろいろなことを処理しています。
さらなる脳の研究に期待です。
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