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今日の本 「過ぎ去りし世界」 [本]

今日の本 「過ぎ去りし世界」(デニス・ルヘイン/ハヤカワ・ミステリ文庫:18年)

オビには「小島秀夫氏絶賛!」とあります。2016年の単行本を文庫化。
先月、久しぶりにミステリ文庫(その雪と血を)を手にしましたが、
引き続き、もう一冊読みました。

著者はデニス・ルヘイン氏。多くの著作がありますが私が読むのは初めて。
訳は加賀山卓朗氏。解説は池上冬樹氏。

本書、2008年発表の「運命の日、2012年発表の「夜に生きる」の
続篇にあたり、三部作の完結篇とのこと。
前2作は未読ですが、どちらも上下2巻とかなりのボリューム。
本作は1巻でしたが、本編は413ページと読み応え十分。
内容は、ギャング稼業から足を洗い、実業家となったジョーを中心とした
ストーリー。男手一つで息子を育てているものの、裏の世界からは
完全に離れられないという、切なく悲しい展開が痛いです。

翻訳されている作品も多いので、他の作品も読んでみたいですね。
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