「知的財産権制度説明会2018」

「知的財産権制度説明会2018」

特許庁等が主催し、全国で開催中の「知的財産権制度説明会2018」に
行ってきました。実務者向けとなります。
http://www.jit2018.go.jp/

実務者向けは、いろいろなテーマで、各地で複数回実施されます。
今回伺ったのは、大阪の第２回で、会場は大阪工業大学梅田キャンパス内の
常翔ホール。阪急梅田駅から、歩いて少し。
第２回の講義科目は、以下の６テーマ。
・職務発明制度の概要
・特許権侵害における損害賠償額の適正な評価に向けて
・知財デュー・デリジェンス標準手順書（SOP）の解説と活用
・不正競争防止法と平成30年法改正概要
（データの不正取得等に対する差し止めの創設等）
・営業秘密の適切な管理と営業秘密侵害事犯への対処方法等について
・知財動向と特許庁施策
講義の担当は、特許庁審査業務部などの方々。
最後の講義「知財動向と特許庁施策」では、最近の興味深い数字や
施策についてお話いただきました。
近年、出願数が急激に伸びている中国では、
なんと特許審査官の人数が１万６千人とのこと。
日本はその１割程度です。
特許庁ではベンチャー支援に注力しているとの話も。

さて、この実務者向け説明会は、来年１月まで続きます。
今年は特許法等改正説明会もありますので、
引き続き情報収集の予定です。