「欧州連合商標における商標の使用と注目判例」

「欧州連合商標における商標の使用と注目判例」

私としては、９月最後となる弁理士会の研修会に参加しました。
今回のタイトルは、「欧州連合商標における商標の使用と注目判例」。
久しぶりに近畿支部に伺いました。

講師は、弁理士あり、コペンハーゲン在住の安原亜湖先生。

EUTMにおける「真正な使用」、「社会通念上同一」について
解説いただいた後、具体的な判例を紹介いただきました。
事例は、①商標自体の変更、②要素の付加、③要素の削除、
④その他 の４つに分類されており、日本の商標制度とは
ポイントが異なる感触の判例もあり、興味深かったです。

また、ブレグジットの最新情報も。
EU商標が新たな英国商標として無料で登録されるという見解は
取り消されたとのこと。
今後の情報にも要注意です。

さて、１０月もいろいろなテーマで数多くの研修予定されています。
学ぶべきこと、情報収集すべきことはまだまだ多いですので、
引き続き受講したいところです。