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今日の本 「分子レベルで見た触媒の働き」 [本]

今日の本 「分子レベルで見た触媒の働き」(松本吉泰/講談社:15年)

-反応はなぜ速く進むのか-とのサブタイトルがついた一冊。
またまた、ブルーバックスを手にしました。
 
著者は、松本吉泰氏。現在は、京都大学大学院理学研究科教授。
今のところ、著作は本書だけ? のようです。

本書、6章から構成。表面科学を軸に、触媒の働きを解説する内容。
・触媒により、反応が加速
現象としては知っているのですが、そのしくみ、全く知らなかったです。
本書は、その「しくみ」を丁寧に解説。
興味深かったですね。
また、「ラングミュア~基礎研究の大切さ」を紹介する導入部もナイス。
章末にあるように、応用研究に大量の予算が配分される現状は、
見直されるべきなのでしょうね。
難しいところではありますが...

さて、ブルーバックス。本書以外にも何冊かまとめ買いしているので、
引き続き読んでいこうと思っています。
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boovi

Enjoyed every bit of your blog post.Really looking forward to read more. Fantastic.

今日の本 「分子レベルで見た触媒の働き」
by boovi (2016-05-11 21:00) 

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