今日の本 「母性」 [本]
今日の本 「母性」(湊かなえ/新潮社:12年)
少し前の作品となりますが、湊さんの昨年秋リリースの新作を手にしました。
既に、次の作品「望郷」もリリース済みです。
著者の 湊かなえさん。もうかなり有名な方なので、説明は不要ですね。
デビュー作の「告白」は映画化され、「贖罪」はWOWOWにてドラマ化。
また、「往復書簡」は、映画「北のカナリアたち」の原作。
そして「夜行観覧車」はTVドラマ化。
で、本書、書き下ろしの長編となります。
母と娘、そしてその娘の生涯を通して、『母性』について考えさせられる作品。
これまでの多くの作品のように、いくつものストーリーが絡み合い、物語が進展するもの
ではなく、『母性』について、深く掘り下げていく感触。
もちろん、その展開は、湊さんならではの語り口であり、過去作でいえば、
「花の鎖」あたりに近い気も。
前作のネットと連動した「白ゆき姫殺人事件」が、私としては、やや物足りない感触
だっただけに、本作の重厚感はナイスでした。
さて、冒頭に書いた、最新作「望郷」。また、「高校入試(シナリオ)」も出ております。
これらも読まねば。
少し前の作品となりますが、湊さんの昨年秋リリースの新作を手にしました。
既に、次の作品「望郷」もリリース済みです。
著者の 湊かなえさん。もうかなり有名な方なので、説明は不要ですね。
デビュー作の「告白」は映画化され、「贖罪」はWOWOWにてドラマ化。
また、「往復書簡」は、映画「北のカナリアたち」の原作。
そして「夜行観覧車」はTVドラマ化。
で、本書、書き下ろしの長編となります。
母と娘、そしてその娘の生涯を通して、『母性』について考えさせられる作品。
これまでの多くの作品のように、いくつものストーリーが絡み合い、物語が進展するもの
ではなく、『母性』について、深く掘り下げていく感触。
もちろん、その展開は、湊さんならではの語り口であり、過去作でいえば、
「花の鎖」あたりに近い気も。
前作のネットと連動した「白ゆき姫殺人事件」が、私としては、やや物足りない感触
だっただけに、本作の重厚感はナイスでした。
さて、冒頭に書いた、最新作「望郷」。また、「高校入試(シナリオ)」も出ております。
これらも読まねば。
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