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今日の本 「江戸から東京へ」 [本]

今日の本 「江戸から東京へ」(津川康雄/じっぴコンパクト新書083:11年)

-大都市TOKYOはいかにしてつくられたか?-とのサブタイトルのついた一冊。
私、現在は関西に住んでいますが、母方は東京出身。
子供の頃、夏の帰省は東京。それゆえ、東京に興味があり手にしました。

監修は津川康雄氏。現在、高崎経済大学地域政策学部教授とのこと。
他に、ランドマークに関した著作があります。

本書、ランドマークを切り口として、5つの章に分けて発展してきた東京を
読み解く内容。
世界的大都市である東京ですが、江戸時代以前は、重要拠点ではなく、
全ては、江戸城からスタート。
私として、興味深かったのは、江戸の街の宗教的建造物。
奈良、京都ならともかく、東京にも宗教的建造物、多いです。
家康は天台宗の僧正・天海を登用し、陰陽道や風水に基づいた江戸の街づくりを
進めたとのこと。
有名なことらしいのですが、すみません、知らなかったです。
江戸城の鬼門、裏鬼門、さらに江戸城を取り囲むように5つの寺を
配置したとされています。
いやいや、このあたり、深堀りしたいですね。

さて、初めて手にした「じっぴコンパクト新書」。
なかなかおもしろそうなタイトルがならんでいます。
引き続き、チェックしたいところ。
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FUCKINTOSH66

この内容、すごくそそられます!注文してみますね〜♪(小学生高学年の頃、学校の課内クラブで都内のお寺や神社、昔のお城跡をめぐるのが目的の"郷土クラブ"っていう年寄り臭いクラブに入ってて、でもそれがめちゃ楽しかったんですw)

>江戸時代以前は、重要拠点ではなく、全ては、江戸城からスタート。
>江戸城の鬼門、裏鬼門、さらに江戸城を取り囲むように5つの寺を配置
ずいぶん前になりますが、たしかタモリ倶楽部で出演者が江戸時代(だったと思うんですが)の古地図を手に今の東京の街を歩く、っていうロケをやってました。昔の川の上流は今でも閑静な住宅街で下流は雑多な下町だったり、当時は○○寺だったところに今はこの建物!?っていうギャップや、今も残るお寺を訪問したりとすごく面白く、私も古地図買って歩いてみようかなあなんて思いました。
by FUCKINTOSH66 (2011-08-20 01:35) 

TBM

>FUCKINTOSH66さま、niceとコメントありがとうございます。
そのタモリ倶楽部、私も見た記憶が。
最近、江戸時代の地図とか、結構人気があるようで
何冊かリリースされているようです。
タモリ倶楽部、最近、時間帯が変わって、見たり見なかったり
なんですが、知識の豊富なタモリさん、ネタが豊富で
いつも楽しいです。
もちろん、ソラミミも好きです。
by TBM (2011-08-21 18:08) 

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