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今日の本 「西鉄ライオンズ」 [本]

今日の本 「西鉄ライオンズ」(河村英文/葦書房:98年・83年)

しつこくも、また西鉄に絡む本を手にしました。
-伝説の野武士球団-とのサブタイトルのついた一冊。
私が図書館にて手にしたのは、98年の第2版ですが、初版のサブタイトルは、
-最強球団の内幕-だったようです。
先日読んだ、豊田泰光氏の「風雲録」と同じ葦書房からのリリースです。

著者は、河村英文氏。三原監督の率いた最強の西鉄、中心投手の一人。
稲尾氏の先輩であり、豊田氏と同期という河村氏。
後輩の稲尾氏が最強西鉄の主力投手として有名ですが、記録を見れば、
河村氏も間違いなく主力投手の一人であります。

で、本書ですが、報知新聞に239回にわたって連載されたものとのこと。
長期連載であり、本書、442ページというボリュームです。
これまでに読んだ西鉄関連本が、ほとんど「三原監督」を中心に
据えたものでありましたが、本書はちょっと異なる感触。
著者自身が「プロローグ」にて、「野武士野球を裸にする」と
記しているように、まさに野球そのものでなく、それ以外の部分に
軸をおいたものとなっており、かなりユニークな内容。
今となっては、信じられないようなエピソードが満載です。

例えば、
・ユニホーム姿で朝から麻雀、そしてグランドへ...
・キャンプで朝帰り、朝のランニングに途中参加
などなど。
そういった自由奔放な生活から、とんでもない集中力とパワーを発揮。
素晴らしい限りです。

まだもう少しありそうです。西鉄に絡む著作。
引き続き読んでみたいですね。
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