今日の本 「2005 BEST BOOK」 [本]
今日の本 「2005 BEST BOOK」
わりと本を読んだ1年であったが、実用書、ビジネス書も多く、なかなか感動の1冊には
出会えなかった。そんな中で、昨年末に亡くなられたドラッカー氏の著作は、
非常に印象深いものであった。今後も少しずつ読んでいきたいと思う。
昨年読んだドラッカー氏の著作は05年発行でないので省き、05年発行の中から
記憶に残ったものをいくつか紹介する。
No.1 「ダブルプレー」(ロバートBパーカー:05年)
私立探偵スペンサーものから離れた作品が、「ダブルプレー」。
昨年は、あまりハードボイルドミステリ物をあまり読めなかったので、
1冊もピックアップできないが、これはロバートBパーカーによるものの、
ハードボイルドミステリではなく、実在人物とリンクする話だ。
近年の著作の中で最高できと思います。
次は、ジェッシィの最新作が待ち遠しい。
No.2 「画集/METAMORPHOSIS」(恒松正敏/ワイズ出版:05年)
恒松正敏の3冊目となる画集がこれ「METAMORPHOSIS」。
今回は、80年代からこれまでの作品を総括するものである。
もう少し、初期の硬質な感触の作品が見たかったところ。
恒松正敏は最も好きなギタリストであり、最も好きな画家でもある。
音楽活動のほうは、いかがですか?
No.3 「超・学歴社会」(溝上憲文/光文社ペーパーバックス:05年)
私が、大学を卒業して何年経つか(笑)?
もう実は、私の知らない学歴社会が存在していた。
先にも書きましたが、非常に印象に残ったのは次の2点。
①採用では、場合によっては出身大学だけでなく、
出身高校もチェックし、地頭が良いかも判断材料とする。
②最近は、大学選びにおいて、どこの大学で何を学びたいかではなく、
どの大学を出ると、どこに就職できるかがポイントとなっている。
最近話題の「下流社会」も読みましたが、どうなるんでしょうね。
これからの少子化社会。
実は、じっくり腰を落ち着けて読もうと思いつつ、なかなか読みきれていない
05年発行の本が4冊もあります。既に購入済みですが...
大江慎也、菊、山口富士夫の音楽本3冊に、シーザー武志の自伝。
今年はまずこれからかな。
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