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今日の本 「「分かりやすい表現」の技術」 [本]

今日の本 「「分かりやすい表現」の技術」(藤沢晃治/ブルーバックスB1245:99年)

「理解する技術」の著者による過去の著作を読む。
ブルーバックスから出ている「分かりやすい表現の技術」、
「分かりやすい説明の技術」、「分かりやすい文章の技術」の3冊のうちの1冊だ。

これを読むと、いかに分かりにくい表現が巷にあふれているかが
よくわかる。
多くの事例について、悪い例、改善例とを上下に対比させているのだが
これが分かりやすいのだ。
「とりあえず情報を盛り込みました」的な表現、
また、
「とにかく書いたから、後は自分で判断してよ」的な表現が多すぎるのだ。
読み手の立場、受け側の立場を全く考えていない。

これが出たのが99年だから、もう6年経っている。
改善されているか?
多少改善されているかもしれないが、まだまだ分かりにくい表現は多い。
(駅の行き先案内、道路の案内板 など)
少なくとも私自身、発信する側にまわったら、気を付けるとしよう。

「理解する技術」もそうであったが、本作も巻末に要点をまとめてある。

読者の立場にたった1冊だ。


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