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今日の本「あしたから出版社」(島田潤一郎/ちくま文庫:22年) [本]

今日の本「あしたから出版社」(島田潤一郎/ちくま文庫:22年)

少し前に読んだ「時代の反逆者たち」に引き続き、
ちくま文庫を手にしました。
オビには「「ひとり出版社」夏葉社の舞台裏」とあります。

著者は島田潤一郎氏。2009年9月に出版社・夏葉社を
吉祥寺で創業されています。

本書は、「夏葉社」設立から5年経過した2014年にリリースされた
単行本が文庫化されたもので、「ひとり出版社」を営む著者が
夏葉社の舞台裏や夏葉社を立ち上げるまでのことを語るものです。
解説は頭木弘樹氏、カバーイラストは望月ミネタロウ氏。
文庫化にあたり、「四五歳のぼく」などが追加されています。
ひとりで出版社というところにまず驚かされました。
多くの人に支持されることで、経営を維持されており、
夏葉社からリリースされた本に、とても興味を持ちました。
夏葉社の本を読んだことがないと思っていたのですが、
文庫化されて読んだ「ガケ書房の頃 そしてホホホ座へ」は、
元は、夏葉社からのリリースでした。
いい本でしたね。
サイトを見ると、ひとり出版社であり、夏葉社からは
さすがに直接買うことはできないのですが、多くの書店、
ネットで夏葉社の本を取り扱っていました。
仕事の帰りに本屋に立ち寄り、「定本本屋図鑑」を購入。
まずは「定本本屋図鑑」から読もうと思います。
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