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今日の本「知財戦略経営概論」 [本]

今日の本「知財戦略経営概論」(玉井誠一郎/日刊工業新聞社:11年)

-知識経済社会を生き抜く教養書-とのサブタイトルのついた一冊。
少し前のリリースとなりますが、情報収集のため、手にしました。

著者は、玉井誠一郎先生。公益社団法人 知財登録協会の会長、
兼 理事長とのこと。他にも著作があります。

本書、15章から構成。知財のあるべき姿について言及する内容。
特許の本質を踏まえ、開示知財、守秘知財を比較検討。
今後のあるべき知財経営は、開示知財と守秘知財の比率が
1:9位ではどうか としています。
確かに、守秘知財は重要です。
特許出願は、1年半で全世界に公開されますので、
各国に未出願であれば、流用し放題となります。
また、権利は20年で終了。
その点、的確に守秘することで、まねされることなく、
秘匿できるわけですから。
ただ、先使用権の主張を担保するために、確定日付の取得、管理が
必要となりますが。

今後の知財経営の指針となる内容。
まだまだ学ぶべきことは多いですね。
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