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今日の本 「理系のための論理が伝わる文章術」 [本]

今日の本 「理系のための論理が伝わる文章術」(成清弘和/講談社:16年)

-実例で学ぶ読解・作成の手順-とのサブタイトルがついた一冊。
仕事上、技術文書を書く機会は多いのですが、
文章術を学んだことはない?と思ったため、手にしました。

著者は、成清弘和氏。文系、理系、多くの大学で非常勤講師を歴任され、
国語(日本語)教育に携わってきたという方とのこと。
歴史関連の著作が多いです。

本書、2部、7章から構成。
各部において、論理的文章の読み取り法、そして論理的文章の作成法を
主に解説する内容。
「論理的文章の作成法」において、著者がピックアップしたポイントは9つ。
その中で、私が特に気になったのは、
・「事実」と「意見」を区別するよう、表現に注意する
・1文の長さは、最長で40文字から50文字くらいを1つの目安とする
・読点を活用する
の3つ。
2番目、3番目は特許の明細書を書くときに注意したいところ。
実施の形態では、説明を付加しすぎて、だらだらした文章になりがち。
注意しないと、1つの文で、何行にもなったり...
また、読点をうまく活用しないと、意味を取り違えることにも。
まだまだ文書作成において、発展途上ですね。

本書の指摘を頭において、論理的な文章がさらりと書けるよう、
実践していきたいです。
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コメント 2

いっぷく

>また、読点をうまく活用しないと、意味を取り違えることにも。
そうですね。ひとつの文を書くよりも、読点をどこにうつかで悩む方が
時間がかかってると思えるぐらい悩むこともありますね。
by いっぷく (2016-06-17 15:34) 

TBM

>いっぷく さま、niceとコメントありがとうございます。
確かに読点に位置に悩み、何度も読み返すことが多いです。

by TBM (2016-06-18 11:59) 

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