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今日の本「日本幻獣図説」(湯本豪一/講談社学術文庫:23年) [本]

今日の本「日本幻獣図説」(湯本豪一/講談社学術文庫:23年)

オビには「こんな生き物、見たことない。」
とあります。タイトル及び表紙に惹かれて手にしました。

著者は湯本豪一氏。現在、湯本豪一記念日本妖怪博物館
(三次もののけミュージアム)名誉館長とのこと。
多くの著作があります。

本書、4章から構成。
2005年に刊行された著作が文庫化されたものです。
河童、鬼、天狗、人魚、龍、雷獣、予言獣などの幻獣を
多くの文献などをベースに解説する内容。
江戸時代あたりから、明治くらいまでの幻獣の資料は
とても興味深く、惹きつけられました。
時代が進み、情報の流通がさかんになるとともに、
多くの幻獣は姿を消していったようです。
本書は、そもそもは2005年のリリースなのですが、
コロナで有名になった「アマビエ」が
予言する幻獣として紹介されています。
幻獣の世界では、「アマビエ(アマビコ)」は
以前から著名な存在だったのですね。
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