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今日の本「映像のポエジア」(アンドレイ・タルコフスキー/ちくま学芸文庫:22年) [本]

今日の本「映像のポエジア」(アンドレイ・タルコフスキー/ちくま学芸文庫:22年)

「刻印された時間」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「理想への絶えざる郷愁
芸術創造の意味を追求し続けた思考の軌跡」とあります。

著者はアンドレイ・タルコフスキー氏。ロシアの映画監督。
1986年に他界されており、「サクリファイス」が遺作。
訳は鴻英良氏。

本書は、1988年にリリースされた本を文庫化したもの。
文庫化の際、新しいロシア語ヴァージョンを使用して、
翻訳したとのこと。
本書、11章から構成。タルコフスキーさんが20年にわたって
描かれた文章をまとめたもの。
本書により、タルコフスキーさんの映画、芸術についての
考えを垣間見ることができます。
東洋~日本についても多くの知識を有していた
タルコフスキーさん。
難解な箇所もありましたが、監督の思索の一部を知ることができ、
とても興味深かったです。
監督の作品、全てを観ていないし、
観た作品もそうとう前です。
まずは観ていない作品(ストーカーなど)から
観てみたいですね。
そして、もう一度、本書を読んでみたいと思います。
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