今日の本 「５５歳の教科書」（藤原和博／ちくま文庫:21年）

今日の本 「５５歳の教科書」（藤原和博／ちくま文庫:21年）

「坂の上の坂を生き抜くために」とのサブタイトルのついた一冊。
近年、定年前後をテーマにした著作が数多くリリースされています。
リリースが多すぎて、距離をおいていましたが、
藤原氏の著作であり、気になったので手にしました。

著者は、藤原和博氏。リクルート社を経て、杉並区立和田中学校・元校長。
多くの著作があります。

本書、序章＋９章で構成。
本作は2012年リリースの単行本を再編集して
文庫化したものです。
巻末に森川亮氏の特別寄稿が追加されています。
「坂の上の雲」ではなく、定年前後以降も坂を上っていくための
準備について提案する内容。
元校長先生だけに、
第６章の「コミュニティをシフトする」における
「地域本部」への参加がかなり具体的。
私の近所にも、「地域本部」あるのでしょうか。
どのような活動をされているのか気になります。
確かに定年後にコミュニティをあまり持たない人、
持てない人は多いのかも。
平日の商業施設、そして図書館などの公共施設には
定年を過ぎた方がかなりおられますから。
藤原氏の著作、他書も読んでみたいです。

コメント 2

　おはようございます。拙ブログへの訪問とnice！ありがとうございました。
　ブログテーマは「本」なのに、本の話題は殆どないU3です(￣∇￣)
　定年後地域のコミュニティに入るのも良いと思いますが、第二の人生と思い、新たにライフワークを作るのも良いのかもしれません。私は文章を書くのが好きだったので、「書く」をテーマに毎日を過ごしています。ブログはその余技です。
　妻はおしゃべりが好きなので、週４日、あれこれスペイン語講座や英会話サークルやピアノ教室など通っており、私と対照的な人生を楽しんでいます。
by U3 (2021-10-06 09:20) 

＞U３ さま、niceとコメントありがとうございます。
新たなライフワーク。それはよいですね。
「新」ではないですが、また音楽をやりたくなってきました。
最近は、ノートPCでもDTMができますし。
私も妻と共に何かをやることはなさそうです。
by TBM (2021-10-06 22:47)