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今日の本 「知財、この人にきく Vol.1」 [本]

今日の本 「知財、この人にきく Vol.1」(丸島儀一/発明協会:08年)

発明推進協会がリリースしたシリーズの中の一冊。
Vol.4まで出ています。
以前から気になっていたシリーズであり、まとめ買いしました。
毎年行われている、発明の日記念の書籍バザールにて。
まずは、この連休中に、Vol.1を読んだので、本書について少し。

表紙には、「中小・ベンチャーよ、知財力で立ち上がれ!
丸島儀一かく語りき」との言葉が。
本書は、月刊誌「発明」の企画で、当時、キャノン(株)顧問/弁理士である
丸島儀一先生に、富岡康充氏がインタビューした内容をまとめたもの。
リリースが2008年であり、既に8年が経過しておりますが、
本書には、既にオープン&クローズ戦略や標準化についても記載されており
日本の知財の、今に通じるベーシックな部分について語られています。
私として、気になったのは「質のいい特許」についての解釈。
学者、専門家の解釈は「裁判に耐え得る特許」とした上で、
先生は、「目的を達成できる特許」と定義。
企業において、実務をなされた方ならではの解釈では?
他にも、いろいろ勉強になりました。

引き続き、Vol.2 以降も読んでいこうと思います。
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