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今日のCD 「A Vision In Blakelight / John Zorn」 [CD]

今日のCD 「A Vision In Blakelight / John Zorn」(12年CD)

先月、ランボーに触発された作品「Rimbaud」をリリースしたJohn Zorn。
早くも新作が登場。もちろん、いつもの Tzadikレーベルから。

で、本作、全10曲、50分あまり。
先月に引き続きと言いますか、今回もあるアーティストに触発されたという作品。
そのアーティストは、ウィリアム・ブレイク。
(日本語のWikiはこちら↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF
画家であり、詩人でもあるウィリアム・ブレイク。
「怖い絵」にも、『巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女』が
登場しておりました。とても強烈で個性的な作品の多いブレイク。
しかし、このCDは、フリーの要素は少なめであり、聴きやすい作品です。
参加メンバーは以下。
Cyro Baptista(Per.), Joey Baron(Dr.), Trevor Dunn(B)
Carol Emanuel(Harp), John Medeski(Piano, Organ), Kenny Wollesen(Vibes, Bells)
最近のJohn Zorn作品に、常連の方々です。
John Zorn の演奏への参加はなく、作曲とプロデュースのみ。
ウィリアム・ブレイクということで、もっとゴツゴツとした激しい音を予想していたのですが
意外なほど、穏やか。でも摩訶不思議な浮遊感は味わえます。

さて、Tzadikレーベル、今年の後半もナイスな新作を量産のようですね。
http://www.tzadik.com/
(ジャケットはもちろん、ウィリアム・ブレイクの作品から)
121037.jpg
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末尾ルコ(アルベール)

ランボーは永遠にわが指針、ブレイクも大好きです!

                               RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2012-10-26 01:58) 

TBM

>RUKO さま、niceとコメントありがとうございます。
私も大好きです!
素晴らしいアーティストに触発された作品を
柔軟な発想にてリリースし続けるジョンゾーンの
今後の作品も、実に楽しみ!
by TBM (2012-10-27 00:57) 

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