今日の本 「知的財産」 [本]
今日の本 「知的財産」（小林徹／発明協会:12年）
－こんなトラブルに巻き込まれたら－とのサブタイトルがついた一冊。
先日記事にした「へんな商標? 2」に引き続いて、発明協会の本となります。
タイトルこそ「知的財産」ではありますが、切り口が一般的な知財の本とは
異なっており、興味を持って手にしました。
著者は小林徹氏。東京大学法学部卒業後、通商産業省（当時）に入省。
現在は、特許庁知的財産研究官とのこと。
本書、サブタイトルにあるように、トラブル→相談 に対する回答にて、知的財産の
制度や手続きを、よりよく理解してもらおう、という主旨で書かれています。
著者の方も、冒頭に書かれていますが、確かに「知的財産」の解説本、増えている
印象です。でも、実際のトラブルには、なかなか対処が難しい。
そこで、本書の登場というわけです。
本書は、４章から構成。商標に始まり、意匠、特許・実用新案、その他一般 と
続きます。30の相談が、それぞれの章に振り分けられています。
さすが、知的財産の専門家。それぞれの相談に対して、簡潔にわかりやすく、
回答をまとめています。そして、今年のリリースゆえ、H23の法改正にも
もちろん対応。
ただ、できれば、それぞれの回答に、根拠条文の番号を記載していただきたかったです。
気になる根拠条文を、すぐに見に行けたので。
とはいえ、本書。コンパクトながら、内容の濃いナイスな１冊でした。
４月から、発明協会は名前が変わっていますが、新しいリリースがあればチェックして
いきたいです。
－こんなトラブルに巻き込まれたら－とのサブタイトルがついた一冊。
先日記事にした「へんな商標? 2」に引き続いて、発明協会の本となります。
タイトルこそ「知的財産」ではありますが、切り口が一般的な知財の本とは
異なっており、興味を持って手にしました。
著者は小林徹氏。東京大学法学部卒業後、通商産業省（当時）に入省。
現在は、特許庁知的財産研究官とのこと。
本書、サブタイトルにあるように、トラブル→相談 に対する回答にて、知的財産の
制度や手続きを、よりよく理解してもらおう、という主旨で書かれています。
著者の方も、冒頭に書かれていますが、確かに「知的財産」の解説本、増えている
印象です。でも、実際のトラブルには、なかなか対処が難しい。
そこで、本書の登場というわけです。
本書は、４章から構成。商標に始まり、意匠、特許・実用新案、その他一般 と
続きます。30の相談が、それぞれの章に振り分けられています。
さすが、知的財産の専門家。それぞれの相談に対して、簡潔にわかりやすく、
回答をまとめています。そして、今年のリリースゆえ、H23の法改正にも
もちろん対応。
ただ、できれば、それぞれの回答に、根拠条文の番号を記載していただきたかったです。
気になる根拠条文を、すぐに見に行けたので。
とはいえ、本書。コンパクトながら、内容の濃いナイスな１冊でした。
４月から、発明協会は名前が変わっていますが、新しいリリースがあればチェックして
いきたいです。
こんにちは。
知的財産、私たちの仕事で今ＨＯＴなものの一つですね。
今月に知的財産アナリストなる資格も出来、新しい分野の広範囲なものですね。
自分的にはとりあえず著作権相談員の資格を取得しようと考えている分野です。
私にはものすごくタイムリーな本です。
ありがとうございます。
またお邪魔します。
by こっちゃん (2012-05-26 12:03)
＞こっちゃん さま、niceとコメントありがとうございます。
知的財産関連の書籍、最近、ほんと多い気がします。
資格制度も確かに増えていますよね。
著作権相談員については、知らなかったです。
調べてみたいと思います。
ありがとうございました。
引き続き、知財関連の本について、記事にする予定です。
by TBM (2012-05-27 01:12)