今日の本「わが子を算数･数学のできる子にする方法」：TBMの趣味三昧：SSブログ

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今日の本「わが子を算数･数学のできる子にする方法」　[本] [編集]

今日の本「わが子を算数･数学のできる子にする方法」（小出順一／PHP新書654:10年）

先日読んだ「バカはなおせる」と同様に、少しタイトルに違和感がありましたが、
冒頭の「数学ビル」がなかなかユニークゆえ、手にしました。

著者は、小出順一氏。個別指導塾クレア・アカデミー創業者とのこと。
単独の著作は、本書のみのようです。

さて本書、著者の経験を交えつつ、著者の編み出した「数学ビル」を
紹介しています。
数学で挫折し文系へ転向したという著者。その挫折の経験がこの「数学ビル」を
生み出したとも言えるようです。
その「数学ビル」ですが、以下のサイトに詳細があり↓
http://crea1.com/buil/
小１から高３までに修得する、算数～数学の要素が、カテゴリー別にビルの
高さ方向へのびる構成。
また、１学年が１フロアに相当しており、とてもわかりやすいのです。
自分が今、何を学び、どこに位置するのかが一目でわかるしくみ。
今まで、ありそうでなかった？
系統立てて学ぶのには、この「数学ビル」、役に立ちそうです。

少し残念なのは、本書の「数学ビル」が一枚の紙で表現されていないこと。
付録の「空室数学ビル」は折りたたんで、一枚の紙で表現されているだけに、
冒頭のカラー「数学ビル」も、一枚で表現していただきたかったところ。
そのほうが、見やすいと思います。
カラー、かつ厚紙でやると、経費がかかるのでしょうか？
まあ､「数学ビル」の活用で､数学が好きになる子どもが増えるとうれしいですね。
少子化で、学力低下がニュースになる日本。かなり危険ですから（苦笑）。