SSブログ

今日の本 「司法は腐り人権滅ぶ」 [本]

今日の本 「司法は腐り人権滅ぶ」(井上薫/講談社現代新書1893:07年)

「狂った裁判官」を昨年読んだのですが、もう1冊井上氏の著作を手にした。
裁判員制度が近づいてきており、最近、新聞にも制度の詳細が、
がんがん載るようになっている現在、
元裁判官の著者は、最高裁ですら憲法に違反しているという現実を
強く言及しています。

著者は、東大理学部修士課程終了後、独学で司法試験に合格したという
ちょっと異例の経歴。

本書は、裁判所の越権行為について、3つの具体例で示し、
さらに裁判員制度についても触れています。
前書を読んだときも、強く思ったのですが、かなりやばい状況みたいです、
日本の裁判。
こんなときに『裁判員制度』が始まるなんて、もうめちゃくちゃ!?
早くも今年の12月には、裁判員選抜の最初の通知が届くようですが、
このような状況で選ばれたら大変ですね。
もちろん、サラリーマン等雇用側での対応についても、
まだまだこれから、というか現実味がまだない?ようですし。

いまさら撤回はありえないとは思いますが、
このまま『裁判員制度』が走り出すのは、ちょっと不安ですね。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0