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「欧州単一効特許および統一特許裁判所についての全体像および現地からの最新情報」 [その他]

「欧州単一効特許および統一特許裁判所についての全体像および現地からの最新情報」

「切り餅事件を通して発明の把握を考える」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回もオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は2時間でした。
講師は、弁理士・欧州弁理士である武田恵枝先生、
欧州弁理士・英国弁理士であるMatthew Naylor先生です。
ネイラー先生がメイン講師で、武田先生は通訳を担当。
現時点では、2023年4月1日に制度開始予定、
2023年1月1日にサンライズ期間が開始予定とされている、
欧州単一効特許および統一特許裁判所。
サンライズ期間開始直前ということで、
欧州単一効特許制度および統一特許裁判所制度の概要と
最新情報について説明いただく内容でした。
今回の講義で、これらの概要を理解することが
できました。実務として最初にすることは、
サンライズ期間開始後にオプトアウトするしない
の判断になります。
また、出願については、UPも選択肢に入りますね。
日本からは出願国がそれほど多くない場合が多いので、
コストからは従来通りの出願になるかもしれません。
さて、最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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