今日の本 「精神医療ダークサイド」

今日の本 「精神医療ダークサイド」（佐藤光展／講談社現代新書:13年）

講談社からのメルマガで、気になっていた一冊。
ようやく手にしました。現代新書から、昨年末のリリースです。

著者は、佐藤光展氏。読売新聞東京本社～静岡支局～甲府支局を経て、
2003年から医療部とのこと。現在、他に著作は見当たりません。

本書、７章から構成。タイトルにあるように、日頃、なかなか知ることのない
精神医療のダークサイドについて語る内容。
私自身、精神医療について、よく知らないだけでなく、身近に精神医療に
携わる方もおらず、初めて知る内容に驚きました。
前半の、拉致や監禁もひどいのですが、後半に記載された、薬物関連も
かなりとんでもない診断であり、とても許されるものではないと感じ。
医療が発達しつつあるこの現代において、このようなことが平気で
行われているとは、なぜなのか？
精神医療は特別な世界なのか？？
今後、精神医療にかかることがないとは、決して言い切れないわけで、
そのときは、セカンドオピニオンにおける診療も重視し、
総合的に判断せねばと思いましたね。

いやいや、まだまだ知らないことばかり．．．