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今日の本 「社長たちの成功学」 [本]

今日の本 「社長たちの成功学」(弘兼憲史/編/講談社:08年)

-7人のリアル「島耕作」-とのサブタイトルのついた一冊。
「島耕作」シリーズの作者である弘兼憲史氏が、7人の社長にインタビューし、
一冊にまとめたもの。
ヤンマガは今なお読んでいるものの、モーニングは読んでおらず、
「島耕作」も全く読んだことないのですが、技術系メーカの社長も
ピックアップされていたので、興味を持って手にしました。

登場したメーカは、ワタミ、ローソン、三菱自動車、東芝燃料電池システム、
サントリー、東京電力、サイバーエージェントの7社の社長。
やはり、話が弾んでいる?と思ったのは、メディアによく登場される
ローソン社長の新浪剛史氏。必ず主要な新製品は試食されるとのこと。
「やきそばパンを食べる人は覚悟して食べるわけですから、ラードが
 思いっきり利いたコテコテのやきそばじゃないとダメ」
なんて話があったり、現場重視をさりげなく強調。

一方、技術系メーカは、どちらかといえば、堅めのモノと数字の世界。
その中で、ドキッとした発言が以下。紛糾する工場閉鎖の説明会での作業長の言葉だ。
「社長、安心してください。私たちは最後の一台まで心を込めて良いクルマを
 作ります。社長にお願いがあります。再生を果たしたら、この工場を
 復活させてください。」
不況により、工場の閉鎖は業種を問わず増えている現在、このような言葉は、
増えているのかもしれない。
ものづくり。現場があってこそ、現場がまわってこその、ものづくり。
インタビューは全て昨年前半なので、そこには現在のような不況の字はない。
しかし現在は、日々の新聞に赤字決算の話が載らない日がないほど、不況の根は深い。
不況、こればかりは、言葉が続かない...
(ずいぶん、本書からは離れてしまいましたが)
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