SSブログ

今日の本「老いと創造」(横尾忠則/講談社現代新書:23年) [本]

今日の本「老いと創造」(横尾忠則/講談社現代新書:23年)

先月読んだ「死後を生きる生き方」に引き続き、
横尾忠則さんに関わる著作を手にしました。
サブタイトルは「朦朧人生相談」。
11月にリリースされた新作です。

本書、8章から構成で、たぶん書下ろしです。
表紙には
「異次元なのに腑に落ちる 唯一無二の人生相談!」
とあります。
本作は、サブタイトルにあるように、人生相談。
8つのカテゴリーに分けられた様々な相談について
横尾さんが回答するというもの。
また、各相談に対して、横尾さんの作品が提示されています。
作品は、横尾忠則現代美術館のキュレーターである
平林恵さんが選んでおり、各作品には
平林恵さんの解説が付されています。
横尾さんの回答は、横尾さんのこれまでの生涯を
振り返る内容が含まれており、前著にも引用された
三島由紀夫さんの言葉がまた登場していました。
「縦糸が創造だとすると、横糸は礼節である。
 この両者が交わったところに霊性が生まれる。」
三島さんの言葉、深いです。
そして数々の横尾さんの回答、心が軽くなりました。
さて、横尾忠則現代美術館では、新しい展示が始まっています。
また伺いたいと思います。
231231.jpg
nice!(8)  コメント(0) 

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。