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今日の本「科学技術の軍事利用」(ぬで島次郎/平凡社新書:23年) [本]

今日の本「科学技術の軍事利用」(ぬで島次郎/平凡社新書:23年)

「人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う」
とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「「越えてはならない線」はどこにある?」とあります。
最新の軍事利用に興味を持って、本書を手にしました。

著者はぬで島次郎氏。生命倫理政策研究会共同代表であり、
専門は生命倫理、科学技術文明論とのこと。
多くの著作があります。

本書、2部、5章から構成。
第1部では、これまでの戦争と科学の関わりの歴史を俯瞰し、
第2部では、個別の先端的事例について軍事科学研究を
探求するという内容。
軍民両用、難しい問題です。
4章、5章の兵士の心身の強化改造、
そして軍による人体実験について、
欧米では議論が進められているものの、
日本ではほぼ議論がないという状況のようです。
日本でも議論を進めていただきたいと思います。
そして、どこまでこのような科学技術が
発展しているのか?、気になりますね。
なかなか開示されることはないと思いますが...
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