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今日の本 「ホーキング、ブラックホールを語る」 [本]

今日の本 「ホーキング、ブラックホールを語る」(ホーキング/ハヤカワ文庫:2020年)

「BBCリース講義」とのサブタイトルのついた一冊。
オビには「史上もっともシンプルなブラックホール講義」とも。
ハヤカワ文庫NFからおもしろそうな本がリリースされていたので
手にしました。

著者はスティーヴン・W・ホーキングさん。アインシュタイン以来の
最も優秀な理論物理学者の一人と言われた方。
訳は塩原通緒さん。監修は佐藤勝彦さん。

本書、2章から構成。
2017年にリリースされた単行本が文庫化されたもの。
2016年に行われた2回のBBCリース講義を
要約した内容。
また序文を著したシュックマンさんが、編者として
本文に注釈を加えています。
注釈に助けられ、ホーキングさんの講義の内容は
理解できました。
また、理解を助けるユニークなイラストもあり、
楽しく読むことができました。
実際に地球上で構築することが困難なブラックホール。
今後の研究にも注目したいです。
さて、付録として、本書の最後にも紹介されていますが
ホーキングさんの著作は多数ありますので
他書も読んでみたいですね。
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