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今日の本 「夜が明けたら」(小松左京/ハルキ文庫:1999年) [本]

今日の本 「夜が明けたら」(小松左京/ハルキ文庫:1999年)

先日、「夜が明けたら」を再読しましたが、
同名のタイトルで収録作品の異なる文庫がその後リリースされていました。
サイトで確認すると、「在庫切れ注文不可」であったため
図書館にて借りてきました。

著者は小松左京氏。著名なSF作家です。

本書、17編の短編から構成された短編集。
再読した文庫は7編でしたのでずいぶん異なります。
当時、他の本に収録された「空飛ぶ窓」を収録し、
探偵ものの「長い部屋」はカットされています。
さらに、同種の作品を加えて17編となったとのこと。
このハルキ文庫からは小松左京氏の短編をまとめた文庫が
8冊リリースされており、本書は最終巻。
そのため、巻末には小松左京氏の対談も収録。
収録作品の発表年も1964年から1974年と
広がっておりました。
さすが小松左京氏、かなり怖い作品が楽しめましたね。

さて、1999年あたりにはハルキ文庫から、
小松左京氏の作品が多数リリースされていたものの
今では入手できない作品が多いです。
図書館を利用して、さらにチェックしてみたいです。
(まずは「くだんのはは」あたりから)
nice!(13)  コメント(2) 
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コメント 2

末尾ルコ(アルベール)

小松左京については『日本沈没』の頃の社会的現象になった雰囲気、子ども心に記憶しています。今や入手できない作品が多くなってるんですね。当時は筒井康隆よりまだ上の凄い作家というイメージでした。            RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-12-27 01:07) 

TBM

>RUKO さま、niceとコメントありがとうございます。
電子書籍として流通しているものもあるようですが、
最近はよほど売れるものでなければ
売り切ったら絶版なようですね。
大御所の方でもすぐになくなってしまうとは...
私は紙のほうが読みやすくて好きなので
ちょっと残念な感じです。
by TBM (2019-12-27 18:47) 

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