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今日の本 「ロボットの脅威」(マーティン・フォード/ハヤカワ文庫:18年) [本]

今日の本 「ロボットの脅威」(マーティン・フォード/日経ビジネス人文庫:18年)

-人の仕事がなくなる日-とのサブタイトルがついた一冊。
2015年の単行本を文庫化。オビには「AIがもたらす空前の変化!」とも。
興味深い内容と思い、手にしました。

著者はマーティン・フォードさん。シリコンバレーを拠点とする
ソフトウェア開発会社ファウンダーとのこと。訳は、松本剛史さん。

本書、10章から構成。最近、AIの導入により人の仕事が奪われるとの
報道を見かけるようになりましたが、AI~ロボット等の普及による
社会の変化と対応について語る内容。
これまでもそうであったように、自動化、機械化、ロボット化、
そしてAIの導入は避けられない事実。
その状況下で、人は何を仕事とし、どう収入を得ていくのか?
難しく、悩ましい問題です。
著者は、最後の章にて、ベーシック・インカムの導入を提言されています。
何かと難しい面もあるかと思いますが、
こういった視点も今後は重要と思いました。

本書は3年前のリリースであり、変化の速い分野をテーマとしているため、
すでに若干古さを感じられる記述もありましたが、興味深い内容でしたね。
ハヤカワNFのシリーズだけでなく、日経ビジネス人文庫にも
まだまだおもしろそうな本がたくさんありますので、
引き続き、読んでいく予定です。
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