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今日の本 「必殺シンカー変幻自在の投球術」 [本]

今日の本 「必殺シンカー変幻自在の投球術」(高津臣吾/ベースボール・マガジン社:12年)

WBCの真っ只中。何とか、順調?に勝利を積み上げている日本。
安心して見れる試合は少ないのですが...
さて、久しぶりに野球に絡む本を手にしました。
「名手に学ぶプロフェッショナル野球論」というシリーズの一冊。

著者は高津臣吾氏。ヤクルトを中心に、大リーグでも活躍された選手。
タイトルにもあるように、シンカーをベースに、リリーフ投手として活躍。

本書、6章から構成。前半では自身の歩んだ道を振り返り、後半では、記憶に残る
対戦などについて語るという内容。
大リーグ時代についてですが、とにかく
「対戦していて疲れる」
とのこと。いい打者が多いのである。高津さんにとって、いい打者とは
・対戦していて「圧」を感じること
・配球を組み立てるときに「考えさせられる」打者であること
であると。
確かにこれはわかる気がします。大リーグ、規格外の選手がズラリと並んでいる
わけですから。

また、ラストの世界野球比較論で興味深い記述が。
韓国や台湾でもプレーされたわけですが、予告先発がなかったのはかつての
セリーグのみであったと。
予告先発の導入についての報道では、監督サイドからの意見しか見なかったような
気がしますが、現場から見れば、投手に無駄な負担が多かったとのこと。
監督からみれば、先発投手を隠して、だますことに意味があるのですが、
実際には、投手サイドにおいて、無駄なカモフラージュなどキツかったのである。
やめてよかったですね。予告先発はファンサービスにもなりますし。

WBCが終われば、いよいよ開幕。
オープン戦の報道は、WBCに隠れて少ないのですが、オリックスは怪我人も多く
きびしい様子、さて、開幕ダッシュなるか??
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