今日のCD 「Guitar Solo / 大友良英」

今日のCD　「Guitar Solo / 大友良英」（05年CD）

2004年10月12日に新宿PitInnにて行われたLIVEが発売されていた。
発売されたのは、今年の初めのようだが、ようやく手にした。
タイトルの通り、ギターソロアルバムである。
ほとんどがアコースティックギターによるもので、エレキも少しある。

これには少々驚いた。
これまで大友氏といえば、改造ギターやターンテーブル等々、
アコースティックからは遠いインスツルメンツを駆使する演奏家との
認識だったから。

全９曲。そのうちカバーが３曲。
エレキはコラージュ、ノイズ的な作品であったが、
意外にも、アコースティックはメロディアスな作品も含まれていた。
こういう一面もあったのですね。

エンディングは、オーネットコールマンのカバー。
解体された曲中に、オーネットのあの旋律が時折、響きわたる。
しばしの静寂をもって終了。
この濃密な空間に、私も参加したかった。

ONJOの今後はいかに？