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「生成系AIとこれからの弁理士業務を考える」 [その他]

「生成系AIとこれからの弁理士業務を考える」

「4つの判決」に引き続き、
知財に関する講演会に参加しました。
今回は、KTK特別講演会~今話題の人に聞く~の一つの講演である、
「生成系AIとこれからの弁理士業務を考える―第2弾」
です。

今回、講義時間は1.5時間+質疑応答でした。
講師は、株式会社AI samurai代表取締役社長であり、
弁理士である白坂一先生。
講師が手がけている、ChatGPTを利用した、
・対話型AI特許文書作成ツール
・記述型AI特許文書作成ツール
について、紹介いただくと共に、
今後の弁理士業務の変化についてお話しいただく内容でした。
AIを使用した特許文書作成ツールは、
現時点では図面の作成、利用はまだとのことですが
来年以降、導入の見込みとのこと。
AIを使用した特許文書作成ツールについて、
実に興味深い、貴重な話が聞けてよかったです。
さて、最近はオンラインに加えて、
今回のようなリアルの講演会が増えています。
またリアルの講演会にも参加したいと思っています。
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「4つの判決」 [その他]

「4つの判決」

「知財経営コンサルティング実践のコツ」に引き続き、
知財に関する講演会に参加しました。
今回は、元知的財産高等裁判所所長 飯村敏明先生によるご講演であり、
「思い出に残った判決、その秘話、そして今の弁理士に思うこと」
です。

今回、講義時間は1.5時間でした。
講師は、元知的財産高等裁判所所長であり、
弁護士である飯村敏明先生。
以下の4つの裁判例のご説明と、
日本の裁判の変化等について
お話いただきました。
(1) 平成26年5月16日   アップル・サムスン事件
(2) 平成23年3月23日   ドーナツクッション事件
(3) 平成22年3月25日   駒込大観音事件
(4) 平成20年5月29日   コカ・コーラボトル事件
4つの判決の説明は講義時間の半分くらいで
残りの時間は、日本の裁判の変化等のお話、
そして質疑応答でした。
長い間、知財の裁判に関わった先生の
貴重な話が聞けてよかったです。
さて、最近はオンラインに加えて、
今回のようなリアルの講演会が増えています。
またリアルの講演会にも参加したいと思っています。
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「知財経営コンサルティング実践のコツ」 [その他]

「知財経営コンサルティング実践のコツ」

「構成要件の一部が海外で実施された場合の特許権侵害の成否」
に引き続き、弁理士会の研修会に参加しました。
今回は、会場参加です。
会場での開催がだいぶ増えてきました。

今回、講義時間は2.5時間でした。
講師は、弁理士である丹羽匡孝先生。
サブタイトルは「経営支援に活かすために」です。
講義は2部構成。
前半では、知財経営コンサルティングの基礎知識として、
・知財経営コンサルタントに求められる役割
・知財戦略とは
・知財の捉え方
・知財戦略の考え方の基本
について解説いただきました。
そして後半は、具体的な支援事例を題材に、
会場からの意見を収集しつつ、
知財の観点を取り入れたコンサルティングについて
学びました。
知的財産権にのみ集中することのない
知財経営コンサルティングについての
具体的な取り組みについて理解でき、
とても参考になりました。

さて、最近はオンライン研修に加えて、
集合研修が増えてきました。
他の研修にも参加したいと思っています。
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「構成要件の一部が海外で実施された場合の特許権侵害の成否」 [その他]

「構成要件の一部が海外で実施された場合の特許権侵害の成否」

「弁理士が知っておきたいビジネス分析ツールの使い方」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
今回の聴講は、オンラインです。

今回、講義時間は1時間30分でした。
講師は、弁護士、弁理士である甲斐一真先生。

今回の講義のサブタイトルは、
「大合議判決を踏まえた実務への提言」です。
講義は4部構成。
まず、背景として問題の所在等と5つの判例の
概要についてお話しいただき、
その後、本編である、原告がドワンゴの
大合議判決と別訴控訴審判決について
解説いただきました。
さらに、まとめとして、大合議判決の実務的影響
(クレーム作成指針、明細書作成指針等)を
お話いたしました。
今後のクレーム、明細書作成において、
注意すべきポイントが明確になり、有意義な講義でした。
最近はオンライン研修に加え、集合研修、
ハイブリッド開催などいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「弁理士が知っておきたいビジネス分析ツールの使い方」 [その他]

「弁理士が知っておきたいビジネス分析ツールの使い方」

2カ月ぶりに、弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、オンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになりましたが、
その後、6月くらいから会場での開催も増えてきています。

今回、講義時間は1時間でした。
講師は、ふじもと知財コンサルティング 代表で
中小企業診断士である藤本正一先生。

今回の講義のサブタイトルは、
「ビジネスモデルキャンパスを中心に」です。
講義は4部構成。
まず、本セミナーの目的をお話しいただき、
最初に代表的なビジネス分析ツールを紹介し、
その後、サブタイトルにもあり、今回のメインとなる
・ビジネスモデルキャンパス
に多くの時間を割いて解説いただきました。
ロカベン、経営デザインシート等は
以前の講義などで知っていましたが、
今回解説いただいたビジネスモデルキャンパスについては
初めて知るツールでした。
今回も多くの気付きがあり、有意義な講義でした。
最近はオンライン研修に加え、集合研修、
ハイブリッド開催などいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「企業の技術力を支える知財ポートフォリオ戦略」 [その他]

「企業の技術力を支える知財ポートフォリオ戦略」

久しぶりに、弁理士会の研修会に参加しました。
そして今回は、会場参加です。
最近、会場での開催が増えてきました。

今回、講義時間は1.5時間でした。
講師は、現在は セイコーエプソン株式会社 ビジュアルプロダクツ事業部で
元 知的財産本部 特許技術部 部長である小嶋輝人先生。
講義は3部構成。
最初に、現状の特許権の問題点、会社紹介を導入として
お話いただいた後、
今回の講義の本論である
・BP活動と特許クラスター
・特許ステータスマップと特許戦略
・プロダクトライフサイクルに応じたポートフォリオ管理
についてお話いただきました。
その後は、意匠に拡張した戦略、
経営と知財などについても解説いただきました。
いかにして、プロアクティブな知財活動を
実現するかについての具体的な取り組みについて
理解でき、とても参考になりました。

さて、最近はオンライン研修に加えて、
集合研修が増えてきました。
他の研修にも参加したいと思っています。
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「沖縄農林水産物の魅力を日本全国へ-農林水産物マッチングでの流通・知財留意点-」 [その他]

「沖縄農林水産物の魅力を日本全国へ-農林水産物マッチングでの流通・知財留意点-」

「ダイキン工業における知財強化取組みの概要と、強化の実践策」
に引き続き、日本弁理士会九州会、石垣市、及び宮古島市が共催した
知財に係る内容を含むセミナーに参加(聴講)しました。
ハイブリッド開催でしたが、私の聴講はオンラインです。
会場が石垣市、宮古島市でしたので、リアルは無理でした。

オンラインの講義時間は2時間。
その後会場ではオフラインの講演がありました。
オンライン開催分は3部構成。
・「農林水物マッチングにおける留意点」
 講師:引田道人先生(認定特定非営利活動法人経営支援NPOクラフ゛)
・石垣市・宮古島市の企業・団体等によるPR
 ヤエヤマクロレラ、石垣牛、宮古島水産物、宮古島産やぎ
・「農林水産物マッチングによる共同開発前後のノウハウ保護対策」
 講師:弁理士 北村光司先生
私の興味は第3部の、弁理士である北村先生の講演。
他人の模倣から価値を守る方法として、
 1 名前を守る→商標
 2 ノウハウを守る→タイムスタンプ
について解説いただきました。
まずはここから始め、その後特許などもからめるのが
よいようです。
そして、石垣牛、宮古島水産物なども気になるところです。
さて、最近はオンラインのセミナーがいろいろありますので
引き続き他のセミナーにも参加したいと思っています。
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「ダイキン工業における知財強化取組みの概要と、強化の実践策」 [その他]

「ダイキン工業における知財強化取組みの概要と、強化の実践策」

「弁理士が知っておきたい知財部の実際」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回もオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は2時間でした。
講師は、大阪工業大学大学院 知的財産学部 教授で
弁理士である西井光治先生。

今回の講義のサブタイトルは、
「知財マネージメントレベルの向上を図るためのポイントと、
実践ノウハウ」です。
講義は4部構成。
まず、ダイキン工業の会社概要などを簡単にお話しいただき、
その後、今回のメインとなる
・知財強化の歩みと、具体的な知財強化実践策の内容
に多くの時間を割いて解説いただきました。
さらに
・中国における模倣対策の強化
・知財戦略を担う知財マネジメント人財の育成
もお話しいただきました。
2019年にもダイキン工業さんの講義を聴講し、
多くのことを学びましたが、今回も
多くの気付きがあり、有意義な講義でした。
(中国出願のダブルチェックなど)
また、最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「弁理士が知っておきたい知財部の実際~2つの企業例を題材に~」 [その他]

「弁理士が知っておきたい知財部の実際~2つの企業例を題材に~」

「オムロンの知財活動」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回はオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は1.5時間でした。
講師は、中小企業診断士である深野愼一先生。
講義は5部構成。
最初に、本セミナーの目的についてお話しいただき、
その後、今回のメインとなる
・大企業の知的財産部の一例
・中堅企業の知的財産部門の一例
・中小企業と知的財産
を解説。最後に「まとめ」という構成でした。
大企業、中堅企業の知財を実際に経験された講師の
セミナーであり、経験に基づく解説はわかりやすく
とても実務に参考になる内容でした。
最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「オムロンの知財活動」 [その他]

「オムロンの知財活動」

「知っておきたいAIテクノロジーの基礎とAI特許発掘の勘所」
に引き続き、弁理士会の研修会に参加しました。
研修会の聴講は、今年初めてです。
そして今回は、会場参加です。

今回、講義時間は1.5時間でした。
講師は、弁理士である日下部真吾先生。
講義は3部構成。
最初に、オムロンという会社について紹介いただいた後、
今回の講義のメインである
・オムロンの知財活動、
・オムロン太陽での知財活動
についてお話いただきました。
オムロンの本体だけでなく、
障害のある方が中心となって働く生産拠点においても
積極的に知財活動が進められているとのこと。
普段あまり知ることのない企業の知財活動を
知ることができ、興味深かったです。
また、オムロンの紹介で話された
未来予測の「SINIC理論」。
およそ50年前の発表とのことですが
かなり現在とリンクしているようであり、
さらに知りたくなりました。
さて、最近はオンライン研修がいろいろありますので、
今年も引き続き、他の研修にも参加したいと思っています。
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「知っておきたいAIテクノロジーの基礎とAI特許発掘の勘所」 [その他]

「知っておきたいAIテクノロジーの基礎とAI特許発掘の勘所」

「製品開発・市場化における知財マネジメント戦略」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回もオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は2時間でした。
講師は、弁理士である河野英仁先生。
そして今回の講義は、「AI特許セミナー第1回」であり、
第2回は2月末に開催予定とのことです。
講義は3部構成。
最初に、AIについての特許、論文の世界の統計について
お話しいただき、その後、今回のメインとなる
・AIテクノロジーの概要
そして、AI特許の種類と出願戦略について
解説いただきました。
AI特許の著作をリリースされている先生の講義であり、
わかりやすく、AIテクノロジーの概要が理解できました。
続く第2回も聴講したいところです。
また、最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「知財投資・活用戦略と知財評価」 [その他]

「知財投資・活用戦略と知財評価」

先月に引き続き、大阪工業大学 知的財産研究科が主催する
関西知的財産セミナーに行ってきました。
本セミナーは、大阪工業大学の梅田キャンパスにて定期的に開催されるもので、
知財の学びの機会を一般に提供するという主旨のセミナーです。
今回はのテーマは、「知財投資・活用戦略と知財評価」です。
今回も、リアルとオンラインのハイブリッドで開催。
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講師は、(株)シクロ・ハイジア代表取締役CEOである小林誠氏。
まず、経営の中長期戦略と知的財産戦略、
戦略立案に有効なツールである経営デザインシートについて
お話しいただきました。
その後、本編となる、コーポレートガバナンス コードの改訂と
知的財産、そして知財財産価値評価について
解説いただきました。
コーポレートガバナンス コードへの知財関連の対応事例としては
・旭化成、・JR東日本
の2社をピックアップ。
知財関連の戦略がこのように報告されているとは
知りませんでした。
他社の事例などもあれば見てみたいですね。
各社、どのように対応されているのか気になります。
コロナの影響で、リアルで開催されるセミナーは
これまで少なかったのですが、最近はリアルでの開催も増えています。
また参加したいと思います。
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「製品開発・市場化における知財マネジメント戦略」 [その他]

「製品開発・市場化における知財マネジメント戦略」

「知財信託制度の紹介及び活用実態」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回はオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は2時間でした。
講師は、一橋大学 経営管理研究科 教授である江藤学先生。
そして今回は、「第3回・規格に特許を包含させる戦略」であり、
3回シリーズの最終回となります。
講義は5部構成。
最初に標準必須特許の概略とパテントポリシーの歴史を
お話しいただき、その後、標準必須特許の規格策定の実例と共に
課題について解説いただきました。
標準必須特許で稼ぐ時代は終焉し、
今後は標準必須特許により仲間作りとビジネス主導権を握ることが
重要ではないかとのことです。
時代に合わせて標準化を進めることが大切と思われます。
最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「ブランディングの必要性と実例」 [その他]

「ブランディングの必要性と実例」

「オープン&クローズ戦略」に引き続き、
知財関連のセミナーに参加しました。
今回は弁理士会が主催するセミナーで、会場参加です。

今回、講義時間は2.5時間で、2部構成。
1部の講師は、弁理士である齊藤整先生、
2部の講師は、弁理士である庄司倫子先生です。
各部1時間程度の講義で、その後質疑応答がありました。
1部の演題は「ビジネスを成功に導く!ブランディングの必要性」。
ブランドとは何かというブランドの概要をまず解説し、
その後、ブランディングの必要性について、
実例と共にお話しいただきました。
2部の演題は「魅力的なブランドの構築に向けて」。
住友ゴム工業においてブランドに関わる講師から
企業におけるブランディングの実態を
具体的な商品を例としてお話しいただきました。
商品の一つはゴルフクラブ。
ゴルフをしない私としては、初めて見る商品でしたが
ブランドの構築、価値の維持・向上について
よく理解できました。
さて、まだまだ会場での開催は少ないですが、
今後、徐々に増えていくものと思われます。
また会場開催にも参加しようと思います。
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「オープン&クローズ戦略」 [その他]

「オープン&クローズ戦略」

「知財信託制度の紹介及び活用実態」に引き続き、
オンラインの知財セミナーに参加(聴講)しました。
日本弁理士会関西会が開催したパテントセミナー2022です。
コロナ前はリアルで実施されていましたが、
今はオンラインのみとなっています。

今回、講義時間は1時間40分でした。
講師は、弁理士である栗山祐忠先生です。
講義は3部構成。
まず、「オープン&クローズ戦略」の定義について
解説いただき、その後、事例紹介、
最後に、まとめという流れでした。
紹介いただいた事例に登場したメーカは、
・インテル、・アップル、・ダイキン工業、
・オープン&クローズ戦略を支える企業
でした。
成功事例として、インテル、アップルの
「オープン&クローズ戦略」が紹介されることが
以前は多かった気がしますが、本講義では、
クローズ戦略の難しさについても言及され、
「オープン&クローズ戦略」の理解が深まりました。
さて、最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「知財信託制度の紹介及び活用実態」 [その他]

「知財信託制度の紹介及び活用実態」

「企業価値を向上させるAI・IoT特許の勘所」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回はオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は1.5時間でした。
講師は、弁理士である小川一先生と、
同じく弁理士である大和田昭彦先生のお二人です。
講義のテーマは6つ。
4テーマを小川先生、2テーマを大和田先生が担当。
まず、知財信託制度の概要、信託法制の改正経緯を
ざっとお話しいただき、その後、
活用類型、特許外部活用スキームの種類について
重点的に解説いただきました。
後半では、外国における知財信託の制度について
大和田先生にお話しいただきました。
近年、「流通・管理型信託」を積極活用する動きがあるとのこと。
5月のパテント誌の論文も読んで、
理解を深めようと思います。
さて、12月はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「企業価値を向上させるAI・IoT特許の勘所」 [その他]

「企業価値を向上させるAI・IoT特許の勘所」

「欧州単一効特許および統一特許裁判所についての
全体像および現地からの最新情報」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加しました。
今回は久しぶりの会場参加です。
サブタイトルは、
「AI・IoT特許をとるならこのポイントをおさえておこう」

今回、講義時間は1.5時間でした。
講師は、弁理士である松下正先生です。
講義は3部構成。
まず、AI・IoT関連のビジネス事例を簡単に紹介いただき、
その後、本編である、AI・IoT関連発明の特許性の特徴について
解説いただきました。
最後に、最近のトレンドとして、
 ・SEP  ・特許分類
についてもお話しいただきました。
まだ、AI・IoT関連発明の明細書に関わったことはないのですが、
今後関わる可能性は十分あります。
AI・IoT特許について、とても参考になる内容であり、
有意義でした。
さて、まだまだ会場での開催は少ないですが、
今後、徐々に増えていくものと思われます。
また会場開催にも参加しようと思います。
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「欧州単一効特許および統一特許裁判所についての全体像および現地からの最新情報」 [その他]

「欧州単一効特許および統一特許裁判所についての全体像および現地からの最新情報」

「切り餅事件を通して発明の把握を考える」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回もオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は2時間でした。
講師は、弁理士・欧州弁理士である武田恵枝先生、
欧州弁理士・英国弁理士であるMatthew Naylor先生です。
ネイラー先生がメイン講師で、武田先生は通訳を担当。
現時点では、2023年4月1日に制度開始予定、
2023年1月1日にサンライズ期間が開始予定とされている、
欧州単一効特許および統一特許裁判所。
サンライズ期間開始直前ということで、
欧州単一効特許制度および統一特許裁判所制度の概要と
最新情報について説明いただく内容でした。
今回の講義で、これらの概要を理解することが
できました。実務として最初にすることは、
サンライズ期間開始後にオプトアウトするしない
の判断になります。
また、出願については、UPも選択肢に入りますね。
日本からは出願国がそれほど多くない場合が多いので、
コストからは従来通りの出願になるかもしれません。
さて、最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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「新規事業の立ち上げを支えるための、弁理士・知財担当者の役割」 [その他]

「新規事業の立ち上げを支えるための、弁理士・知財担当者の役割」

久しぶりに、大阪工業大学 知的財産研究科が主催する
関西知的財産セミナーに行ってきました。
本セミナーは、大阪工業大学の梅田キャンパスにて定期的に開催されるもので、
知財の学びの機会を一般に提供するという主旨のセミナーです。
今回はのテーマは、「新規事業の立ち上げを支えるための、
弁理士・知財担当者の役割」です。
また今回は、リアルとオンラインのハイブリッドで開催。
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講師は、弁理士で、柳野国際特許事務所所長である柳野嘉秀先生。
まず、導入として
・最近の有名な知財事件
についてお話しいただき、その後、
・経営者側の視点
・知財側の視点
・知財担当者等の考えるべきこと
について解説いただきました。
経営者側と知財側には、大小はあるものの、
溝はあることが多いようです。
知財側が経営者側と信頼関係をどのようにして構築していくか、
悩ましいところですね。
コロナの影響で、リアルで開催されるセミナーは
これまで少なかったのですが、最近はリアルでの開催も増えています。
また参加したいと思います。
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「切り餅事件を通して発明の把握を考える」 [その他]

「切り餅事件を通して発明の把握を考える」

「特許調査会社の賢い使い方」に引き続き、
弁理士会の研修会に参加(聴講)しました。
聴講は、今回もオンラインです。
コロナの影響で、研修会はほぼオンラインになっています。
参加可能人数が大幅に増加されていますので、
リアルのときより、受講しやすくなっています。

今回、講義時間は1時間半でした。
講義は、一人の先生が通して講義を行うスタイルではなく、
切り餅事件を題材に、共通の質問に対して
3人の先生が回答し、参加者に実務の再考を促すという内容。
3人の講師は、弁理士である丸山敏先生、保科敏夫先生、
右田敏之先生です。
質問は8つ用意されていましたが、
時間の都合で、7つについてのみ行われました。
切り餅事件はあくまで題材であり、
今一度、発明の把握について
考えさせられる内容であり、
多くの気付きがあり、有意義でした。
さて、最近はオンライン研修がいろいろありますので
引き続き他の研修にも参加したいと思っています。
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