今日のDVD 「FELA IN CONCERT / Fela Kuti」 [DVD]
昨日の記事に少しだけ登場した『じゃがたら』。
その『じゃがたら』が影響を受けたであろうアーティストが、Fela Kuti。
心の奥底から沸き起こるアフロビート。反復のリズムに高揚する魂。
少し前に手に入れていたDVD、ようやく観ました。
本作は、1981年6月30日に、パリで行われたコンサートの模様を収めたもの。
全４曲、57分。
1. Instrumental Solo
2. Army's Arrangement
3. Original Suffer Head
4. Power Show
実際のコンサートは、かなり長かったものと想像できますが、
本作はその模様を凝縮。曲によってはフェイドアウト等の編集あり。
Fela Kutiのアルバムは何枚か持っていますが、映像で観るのは初めて。
実にパワフルですね。歌にサックス、そしてキーボード。
常に動き、休むことなく音を発している。
Fela の前で踊るダンサーが映像の中心となる３曲目、
終盤の反復されるリズムとメロディー、幻想的な空間が広がる。
そしてFelaが、キーボードで少々マイナーなメロディーを奏でる４曲目。
この初めて聴く曲も、実に印象的でしたね。
フェラ･クティが他界してから、もう10年と少し。
1992年の作品が音源としてはラストであり、その後、亡くなるまでの数年間に
演奏された楽曲は、陽の目を見なかった。
「素晴らしい音だった」という記事もあり、とても聴きたい！のですが、
10年経っても発表されないということは、どこにも存在しない？ のでしょうか。
残念ですね、非常に。
今日のDVD 「LIVE 2006-2007 / FRICTION」 [DVD]
OFFICIAL BOOTLEG と名付けられた、FRICTION のLIVE DVD。
リリースは昨年夏。もう１年経ってます。
でも、私の入手はつい最近。そう、先月のJOY HEIGHTS のLIVE会場にて購入。
サイトでも購入可能ですが、なんかめんどくさくて延び延びに（笑）。
http://www.losalios.com/Information/others/friction_dvd_20062007_2.html
さて本作、一ヶ所でのLIVEを収録したのではなく、４ヶ所でのLIVEをピックアップ。
収録は７曲。トータル45分くらい？
タイトルにありますが、一昨年、2006年の復活時から、昨年、2007年3月11日の
京都磔磔までの期間となります。
内容は言うまでもなく最高。
ラストの１曲ですが、私も会場にいた磔磔でのLIVEの収録が
うれしかったですね。
そんなFRICTION、もう１年以上観ていない（泣）。
進化しているんだろうな。激しく。
昨日書いたように、WEEKEND LOVERS'08 でもちょっと観れそうにない。
次に生で観れるのはいつになるのか？
それまで、このDVDを見続けるしかないな。
今日の映画 「追悼のざわめき」 [DVD]
昨日に引き続き、「追悼のざわめき」。
今日は、もう１枚の特典ディスクについて。
こちらは、オーディオCD、全20曲、38分。
当時はおそらくサントラなんて出てないと思いますから、初CD化。
17曲が88年版トラック、
そしてラスト3曲が、上田現氏の手によるデジタルリマスター版トラック。
（CD面には2曲となってますが、ブックレットには3曲と記載）
上田現氏、元レピッシュ。今年の3月に死去。
生前、松井監督と親交がありレコーディングが実現したとのことです。
インディー映画といえば、ロック系の爆音、轟音が多かったりしますが、
本作は、儚く、キーボードを使った優しい音に満ちています。
上田現、１度だけ観たことあり。
レピッシュではなく、なんかのLIVEでのゲスト参加（20年近く前）。
背中にぬいぐるみを背負ってはしゃいでた（笑）。
こんな優しい音もだしてたんですね。
生前に、もっと知っておきたかったです。
今日の映画 「追悼のざわめき」 [DVD]
88年に初公開された映画「追悼のざわめき」が、デジタルリマスターでDVD化。
松井監督、20年ぶりの新作「どこに行くの？」にあわせてのリリース？
本作、公開時に観てます。たぶん、今はなき扇町ミュージアムスクエアあたりで。
その後の、松井監督の特集上映にて、前２作も観ました（当時）。
まさかね、これがDVDになるとは．．．
今回のリリース、2DVD＋CD の３枚組み。
本編については、いろいろ語られていることでしょうし、割愛。
で、今回の購入目的のひとつである、特典ディスク！
メインとなる内容は、『主演である佐野和宏が20数年ぶりに当時の
撮影現場を訪れる』というもの。
佐野氏は俳優として松井監督の新作にも出ていますが、私の中では、
佐野氏はやはり『監督』です。
80年代末～90年代に先鋭的で、メッセージ色の強く、熱いピンク映画を
量産していた監督！
今となっては（当時も）なかなか見る機会がないのですが、
ファンも多かったと思います。（最近、たまにWOWOWで深夜に放映）
（傑作のひとつ「Don't let it bring you down」は UPLINK から発売中）
http://www.uplink.co.jp/cgi-bin/shop.cgi?action=detail&cat_key=1&id=196
この特典ディスクの撮影は、ちょうど１年前、2007年5月。
まずは新御堂を南下し、中津を目指す。
しかし当時のビルはなく、その後訪れる場所もほとんど当時の面影はない。
唯一、当時のままだったのは釜ヶ崎。そう、大阪一ディープな場所でしょうか。
むちゃな撮影の様子などが随所で語られるのですが、「追悼」に対する
佐野監督のコメントがつらい。
「残酷だよね、俺たちは年をとっていくのに、映画はそのまま残るから。」
ずいぶん遠くまできたんだなぁという感じ。
最後の監督作からも早10年あまり。
ラスト近くで語られた言葉が、唯一の救いか。
「松井くんも久しぶりに撮ったんだから、俺もがんばんなきゃね。」
いつになるんですかね、佐野監督の新作は？
たとえピンク上映館のみでの公開でも、必ず観に行きますよ！
（なんと本作は木箱入り）
今日のCD 「Big Shit Comin' / 騒音寺」 [DVD]
先日、LIVE行く前に寄った中古屋の、『ビデオ山積みコーナー』にて
ふと目に入ったのが、これ。
先に紹介した、The Jesus & Mary Chain, New Orderとともに購入。
そうです。今やもう手に入らない騒音寺のPV集！
オフィシャルサイトには、紹介されてますが、廃盤とのこと。
見たいなぁ と思っていた一品。偶然入手です。
パッケージには、収録曲のタイトル表示はないのですが、
サイトから引用すると、以下となります。
1. 裸の街
2. どこまでいこうか
3. KARASU ON MY SHOULDER
4. 下宿ハウス・ロック
5. WHEN THE BIG SHIP COMIN'
6. BOOGIE MANN
7. 帰り道
8. フェンスに腰掛けて
9. キョート・シティ・ブギ
10.SO-ON★G
11.帰り道
全11曲、45分あまり。
曲目表示はないけど、NABEさんと監督の沖竜市さんのライナーが
付いてました。
単なる『LIVE演奏収録もの』なんて、１曲も無く、全てPV！
ちょうど2ndレコーディング時期ということで、2nd収録曲が多いです。
しかも『帰り道』のみ２バージョン収録。思い入れが深い？
（ライナーによると、監督のイメージする青春群像とのこと）
監督と騒音寺の想いがつまった熱き作品。
このまま廃盤というのは惜しい気がします。
DVD化、そして 2ndとカップリングして再発なんていかがでしょうか？
今日のDVD 「1分半劇場 ドリアンガールズ」 [DVD]
昨年末、Vol.1を紹介しましたが、Vol.2、Vol.3 を一気に購入（笑）。
DVDって、ネットで買うと結構値引きがあるんですよね。
今回は、25% OFF にて購入。
CDも、DVD付きとなると10%～15％くらい値引きされている場合が多い。
通常盤のCDのみ仕様より、DVD付きのほうが安い場合も．．．
その辺りの事情、理由はよくわかりません（苦笑）。
さて、「ドリアンガールズ」。
昨年、関東のみ、TBSにて放送されていた、１話、わずか1分半という深夜の連続ドラマ。
出演は、毛皮族という劇団に所属の町田マリーさんと、
ナイロン100℃に所属の松永玲子さんの二人のみ。
お二方とも、劇団の方ということで、さりげない演技が実にナイス。
私の購入理由は、町田マリーさんに興味があったから。
昨年の9月に観た、流山児★事務所の公演「オッペケペ」に出演されていて、
ナイスだったんです。
演劇のほうは、流山児★事務所しか観ないので、毛皮族やナイロン100℃は
今のところ未見。（すいません．．．）
今回のVol.2、Vol.3は、それぞれ第26話～第50話、第51話～第75話を収録。
で、これにて完結。（最後のオチは、ベタでした）
松永玲子さんが関西なんで、笑いのツボがはまるはまる！
非常におもしろいんで、これで完結というのはちょっと残念。
お二方ともテレビでの活動は少なそうなんで、劇場に足を運ばないと、
観れないんですよね。
流山児★事務所以外の公演にも、行ってみるかな？
今日のDVD 「阿呆絶叫／井上卓」 [DVD]
今日のDVD 「阿呆絶叫／井上卓」（06年DVD）
サイトを通じて通販にて購入。
昨年末に衝撃のLIVEを体験した井上卓氏のLIVE DVDである。ジャケットには
『東へ西へ“阿呆絶叫”ドタマを空っぽにして見るべし！』と紹介！
全8曲、１時間あまり。3ヶ所でのLIVEにて構成。収録曲は以下。
・子供を殺★★★
・よいどれ天国
・セスナの少年（大久保HotShot）
・はかなびと
・鬼ごっこ
・あの子～（八王子クラブハバナ）
・赤い帽子のルンペン
・よいどれ天国（十三テハンノ）
テハンノ収録の２曲は、ボーナストラックとあります。
あの超強力なLIVEが蘇ってきました。
太い声に、太い弦。
ときに繊細に優しく、ときに激しくパーカッション如くかき鳴らすギター。
そして圧倒的な詩世界。
語るように次々と吐き出される言葉、
断片的なようでストーリーが織り成されていく。
ふっと立ち上がる重厚な空間。
また生で遭遇したいです。
自身のサイトでの告知はまだですが、3月に再びヒデヨヴィッチ上杉氏との
共演が予定されてます（ジェロニモレーベルのサイトで既発表）。
http://www.gernm.com/live.html
なんとか観に行きたいですね。
今日のDVD 「2007 BEST DVD」 [DVD]
今日のDVD 「2007 BEST DVD」
今日は、2007年発売のDVD。
DVD単品となると、購入数は非常に少ないのですが、２作品をピックアップ。
No.1 「ALIVE / KOJI MINAMI & CNSTRCTRS」 （07年DVD）
昨年１月の小倉LIVE？ と思われるLIVE DVD。
曲はアンコール２曲を含め、全11曲。約１時間の収録。
ステージも広く、アクションもばっちり。
複数のカメラにて、素敵な姿、素敵な演奏を捉えてます。
しばらくLIVEがないとのこと。これ観て復帰戦を待ちます。
http://blog.so-net.ne.jp/TBM/2007-06-14
No.2 「TALOW THE TORNADO IN D1GP / 竜巻太郎」（07年DVD）
昨年の４月、PIT INNにて開催された「D-1ドラム選手権」における
優勝者の竜巻氏の演奏、全５バトルを完全収録したDVDがこれ。
ドラムのみで90分。非常に見ごたえあり。
全５バトルを戦いきって優勝した竜巻氏、５人の相手は以下です。
若杉大吾→卯木英二→のなか悟空→HIKO→小山彰太
何とか竜巻氏のプレイ、生にてまた観たいです。
http://blog.so-net.ne.jp/TBM/2007-10-19
上記２本は、何れも自主制作ゆえ、入手は困難かも（すみません）。
そして、12月のリリースだったので、購入したが未見の映画DVD（超重要作品）が以下。
・「追悼のざわめき」（←劇場では観てます）
・「石井聰亙作品集DVD-BOXⅡ」
さらに、まだ入手していないけど2007年リリースで気になる作品が、
・「FRICTION LIVE 2006-2007-OFFICIAL BOOTLEG DVD-」！
LOSALIOS ONLINE SHOP にて購入できるようなので、早く入手せねば．．．
今日のDVD 「1分半劇場 ドリアンガールズ」 [DVD]
今日のDVD 「1分半劇場 ドリアンガールズ」（07年DVD）
今日はちょっぴり変わった（音楽ものではないということ）DVDを紹介。
関東のみ、TBSにて放送されていた「ドリアンガールズ」。
１話、わずか1分半という深夜の連続ドラマ。
もちろん放送のほうは、見たことないですが．．．
購入のきっかけは出演者のひとり、町田マリーさん。
町田さんは、毛皮族という劇団に所属している女優で、
今年の９月に観た、流山児★事務所の公演「オッペケペ」にも出演。
その公演にて、「ドリアンガールズ」のチラシをもらったんですよね。
このネーミング、そして 1話1分半というドラマ、なぜか気になり購入（笑）。
本作はVol.1ということで、第1話～第25話を収録。
いやぁ、おもしろかったです。
出演は町田マリーさんと、ナイロン100℃に所属の松永玲子さんの二人のみ。
お二方とも、劇団の方ということで、さりげない演技がナイス。
連続ドラマゆえ、『Vol.2 に続く』ということで唐突に終了。
いよいよ「ドリアンガールズ」結成、さあこれから というところ。
この12月にリリースされた、Vol.2 も買うしかないですね（笑）。
今日のDVD 「TALOW THE TORNADO IN D1GP / 竜巻太郎」 [DVD]
今日のDVD 「TALOW THE TORNADO IN D1GP / 竜巻太郎」（07年DVD）
ちょうど先週の今日、『人間国宝 with 竜巻太郎』のLIVE会場にて、
竜巻氏本人より購入したのがこのDVD。
今年の４月、PIT INNにて開催された「D-1ドラム選手権」における
優勝者の竜巻氏の演奏、全５バトルを完全収録です。
「D-1ドラム選手権」とは何か？
主催である、のなか悟空氏のHPに詳細がありますが、
８人の若手ドラマーがトーナメントで対決。
そして途中、３人のJAZZドラマー（大沼志朗､のなか悟空､小山彰太）がシードとして
絡む構成となっています。
ドラムのみで90分。なかなか見ごたえがあります。
でも、ドラムに愛を感じる方にのみ許されるDVD？ だって、ドラムだけですから．．．
（ちなみに私、ずーっと以前になりますが、ドラムを演ってたことあるので、
かなりなドラム好きです（笑）。）
全５バトルを戦いきって優勝した竜巻氏、５人の相手は以下です。
若杉大吾→卯木英二→のなか悟空→HIKO→小山彰太
初戦は10分の演奏ですが、勝ち上がる毎に演奏時間も延長。
ラストの対戦は20分を超えていました！
何れも素晴らしい戦いでしたが、竜巻氏のプレイがすごすぎ。
スピードとパワーだけでなく、相手によって柔軟に対応する懐の広さ、圧巻でした。
そして優勝の賞品はなんと「ナイロビ往復の切符」。
もう行ってきたんですかね？
さて竜巻氏、名古屋を中心に活動とのこと。なかなか観る機会は
なさそうですが、また生で素晴らしい演奏が観たいですね。
今日のDVD 「ALIVE / KOJI MINAMI & CNSTRCTRS」 [DVD]
今日のDVD 「ALIVE / KOJI MINAMI & CNSTRCTRS」 （07年DVD）
先日のLIVE会場にて購入したDVDがこれ。
曲の構成から、冬に行われた最新LIVEを収録ですね。
昨年12月にROCK RIDERで観た「ロージー」、「レモンティ」をちょこっと演奏し、
「どうしようもない恋の唄」へつなげる凝った演出が収録されてましたから。（5曲目）
ジャケットには書いてありませんが、最後のほうで
「サンキュー、小倉！」
と聞き取れたので、今年１月の小倉LIVEでしょうか？
曲はアンコール２曲を含め、全１１曲。約１時間。
新曲？の「クレイジー ブギ」でスタートし、
最後はいつもの「サタデーナイト」で締め。
ステージも広く、アクションもばっちり。
複数のカメラにて、素敵な姿、素敵な演奏を捉えてますね。
どうやら会場売りだけのようですが、
通販とかしないのでしょうか？
多くの方に観てもらえたら、って思いますね。
