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今日の本「ロシアから見える世界」(駒木明義/朝日新書:24年) [本]

今日の本「ロシアから見える世界」(駒木明義/朝日新書:24年)

「なぜプーチンを止められないのか」とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「ソ連時代から見続ける朝日新聞論説委員が迫る」とも。
タイトルに興味を持ち、手にしました。

著者は駒木明義氏。ロシア、国際関係の朝日新聞論説委員とのこと。
著者はモスクワ支局長として、ロシアでの勤務経験があります。
他にもロシアに関わる著作があります。

本書、5章から構成。
プーチン大統領の世界観を読み解く内容。
他国からすると、とても正常とは思えないのですが、
プーチン~ロシアとしては、違和感がなかったりするわけで、
誰にもどうすることもできない状況なようです。
日本との関係についての記載もあり、
安倍政権のときに2島返還が進められていましたが、
本書によると、2島返還は進展することはなく、
「プーチン氏の手玉に取られたと言わざるをえない」
とのことです。
返還はもうあり得ないのかも...
そして本書を読むと、とても終結が見えない印象なのですが、
一刻も早く、終戦を迎えてほしいと思っています。
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