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「意匠法改正の概要とその実務上の留意点」 [その他]

「意匠法改正の概要とその実務上の留意点」

10月の最終日。
私としては、10月2度目となる弁理士会の研修会に参加しました。
今回のタイトルは、「意匠法改正の概要とその実務上の留意点」です。
改正に絡む研修は後日必修科目としての受講がありますが、
まずはこちらを受講しました。

講師は3名。弁理士である安立卓司先生、森 有希先生、大塚 匡先生です。

講義は、それぞれの先生がご担当の範囲について解説。
まずは改正の背景と拡充された保護対象(画像、建築物、内装)、
その後は、関連意匠の拡充、
そして、その他の改正・審査基準の改定事項についてがテーマでした。
近年になかった、わりと大きな改正となります。
改正の中で、複数意匠一括出願制度の導入については
メリット、デメリットがまだよくわからない状況ですが、
画像等の保護対象の拡充、関連意匠制度の拡充、
存続期間の変更については、これまでよりも
有効に活用できる制度になった感触がありました。
デザイン経営宣言が出されておりますが、
意匠出願の件数はそれほど増加していませんので
今後は徐々に出願が増えるのかもしれません。

意匠出願はあまり関わったことがないのですが、
改正の知識をしっかり身に着けたいと思います。
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